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中国ビザ免除再開初日に牡丹江から入国。スムーズにいくのか?

11月30日より中国の日本人に対する短期滞在ビザ免除が再開されました!再開は無理かなと諦めていましたが、中国としてもインバウンドや投資を増やしたいみたいですね。本当に嬉しいです。ノービザ再開後の一発目はどこに行こうか悩みましたが、以前から行ってみたかったハルビンを訪れたので、入国をレポしようと思います。






単純にハルビンまで行くのはつまらないので、大韓航空の仁川→牡丹江(KE119便)を利用します。牡丹江はハルビン同様に黒竜江省の街です。仁川は同省のジャムス(佳木斯)にもチェジュ航空が飛ばしていたり、日本からの直行便がないマイナー都市にも数多くのネットワークを持っています。




上海や北京に行く人は数多くいても、ビザ免除再開初日に牡丹江海浪空港から入国にした日本人は少ないはず。いや、見た限りでは私だけ。完全に自己満足ですけどw







1.ビザ免除再開初日に大韓航空で牡丹江へ




ハルビンにずっと行きたかったのが1番の理由ですが、単純に成田からハルビン直行便を利用するのはつまらないので、ビザ免除再開初日の11月30日に大韓航空で仁川→牡丹江を利用しました。






早朝の仁川空港T2。普段はT1を利用することがほとんどなので新鮮です。










セルフチェックインも簡単にできて、いちいちトランジットビザ免除の説明も要らず楽になりました。すでにビザ免除を実感。








そうは上手くいかないw  荷物を有人カウンターへ預けようとしたら、ビザがあるか聞かれました。日本人は今日からビザ免除がスタートしたことを伝えるも、いろいろ調べて10分くらい待たされました。他国のビザ免除情報なんて把握してないのは当然なので、しばらくは第三国から中国入りする場合は注意!




セルフで預けたらどうなっていたのかは分かりません。トランジットビザ免除を使っていた時はよくあった搭乗口で呼び出されるパターンかな?!





牡丹江なんて日本人があまり使わないイミグレだから心配になってきました。流石に審査官には周知されてると思いますが、初日なのでどうなるでしょうか?






B737-800で運行していますが、どれほど乗客がいるでしょうか?








機内に乗り込む際に、CAさんが搭乗券をハンディでスキャンして搭乗人員を把握してるのですが、本日の搭乗者数73名、搭乗済71名、未搭乗2名という画面が見えました。B737-800ですから搭乗率はおよそ50%強。興味深かったのは手に持っているパスポートは中国なのに、韓国語が流暢な方が多い印象。吉林省延辺朝鮮族自治州の州都である延吉(ちなみに大韓航空は延吉にも直行便を出してます)なら分かるのですが、牡丹江にも朝鮮族が多いのかな?





当然ですが、北朝鮮上空は飛行できないので大きく迂回します。丹東(Dandong)手前あたりの遼東半島から中国に入り、遼寧省と吉林省を北上し、黒竜江省の牡丹江に向かいます。











2.牡丹江での入国審査



一般的に着陸時はシェードを開けるように言われますが、牡丹江空港は軍民共用空港なので、シェードを閉めるように言われます。スポットに移動して停止してからもダメ。外は見えませんが、確かに戦闘機の爆音が凄かった。




大連、北京、上海など一日平均10便程度の小空港なのに、大韓航空が仁川から週5で飛ばしてる牡丹江。これは気になりますよね!







牡丹江人民政府が公開している牡丹江空港の2024年冬季タイムテーブル。毎日10往復程度。広州や成都、深圳からも便がありますが、いずれも大連経由便です。そんな中、大韓航空が週5便、中国南方航空が週3便、仁川直行便を運行しているのに興味が湧きました。








牡丹江空港です。







イメージは茨城空港の入国審査場くらいの規模(分かるかな?)ただ、レーンは8つくらいありフル稼働だったので、73人を5分くらいで捌いていました。CAさんと韓国語で話していたお客さんもほぼ中国人だという事実が判明!!73人中9割は中国人でした。日本人は私だけ。なんと日本語の話せる中年男性の審査官でビックリ。とてもフレンドリーに対応してくれました。もちろん、ノービザは何の問題もなし!!








ビザ免除再開初日の入国ですが、本日の日本人入国は私1人だけの牡丹江でもスムーズでした。











記念すべきビザ免除再開初日の入国スタンプ。結論!日本人利用者が少ないであろう牡丹江でも、何の問題もなくスムーズでした。ただし、第三国から中国入りする際は、チェックイン時に時間が掛かる場合があるので、しばらくの間は注意!

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