あなただけの強みを知って、自分に合う生き方を探そう!
本日紹介する本は古野俊幸さんの「あなたの知らないあなたの強み」です!
「#読書の秋2020」の課題図書にあがっていたので、以前読んだ内容を思い出しながら書いていきます(^^)
「あなたの知らないあなたの強み」はその名の通り、あなたが知らないあなたの強みを教えてくれる本です。
巻末に自己分析のためのアクセスコードがついており、その診断を受けることで、自分の強みがわかります。
その結果と宇宙兄弟が関連づけられているので、宇宙兄弟を好きなことはもちろん、宇宙兄弟を知らない人でも、わかりやすく書かれています。
それでは、次から詳しく解説していきます!
強みとは?
「グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴がいて、パーみたいな奴もいる。
誰が一番強いか、答えを知ってる奴、いるか?」
この本の最初のページに書かれている、宇宙兄弟の主人公である難波六太の発言です。
これはまさに強みの話をしています!
みんなそれぞれ個性を持っている。
でも、その中で誰が一番優れているなんて誰もわからない。
という私の解釈です(^^)
「あなたの強みはなんですか?」
と聞くと、
「私に強みなんてありません」
と答える方も多いのではないでしょうか?
私も昔はそうでした。
しかし、強みというのは誰でも持っているものです。
誰にも真似できない個性をそれぞれ持っていて、それを磨き上げることで、強みになるのです。
この本では、FFS理論を用いて、あなたの強みを見つけるきっかけを与えてくれます。
FFS理論とは?
FFS理論とは「Five Factors and Stress」の略です。
日本語訳は「5つの因子とストレス」です。
5つの因子とは「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」のことを言います。
それぞれの因子を一言でざっくりまとめると次のとおりです。
・凝縮性:リーダータイプ
・受容性:サポータータイプ
・弁別性:効率重視タイプ
・拡散性:自由タイプ
・保全性:協調タイプ
FFS診断を行うと、これらが数値として現れます。
その中で一番高いものがあなたにとって強く出る因子と言うことになります。
気をつけなければならないのは、5つの要素に振り分けるものではないと言うことです。
人は5つすべての因子を持っています。
その中でどれが強く出ているかが重要なのです。
そして、ストレスについてです。
FFS理論はストレス理論をベースに研究されています。
そのため、各因子にはストレス要因が紹介されています。
ストレス要因を知ることで、あなたがどのようなシチュエーションでストレスを感じるかがわかります。
日本人の55%は同じ因子を持っている
日本人の65%は「受容性」、80%は「保全性」が強く出ており、その両方が強く出ている人は、55%もいるそうです。
受容性には「相手を受け入れる」や「面倒見が良い」などの特徴があります。
そして保全性には「協調的に動く」や「他人と争いたくない」などの特徴があります。
これを聞いただけでも「日本人」の特徴がよく出ている気がしますね。
ちなみに私も受容性、保全性が強く出ている人です(^^)
本書では宇宙兄弟の難波六太が受容性、保全性の人の代表としてあげられています。
漫画を読まれた方ならわかると思いますが、六太は確かに日本人代表のように書かれている印象があります。
受容性・保全性の人は自信がない?
受容性、保全性の人は自信がない人が多いのも特徴のひとつです。
日本人は自信が持てない人が多いと言われていますが、それもFFS診断の結果からわかるのです。
そして、自信が持てない人は自信がある人に憧れを持ちます。
この診断であれば、「凝縮性」「拡散性」の人に憧れる人が多いのです。
ですが、自分は自分、他人は他人です。
最初にお話ししたように人それぞれ「個性」を持っています。
あなたにはあなたの強みがあるので、自信がある人の真似をしなくても良いのです。
受容性、保全性が強い人は、それに合った強みを見つければ良いのです。
それがあなたに合った生き方になります!
あなたにも必ず「強み」がある!
ここまで本の内容と日本人に多い「受容性」「保全性」の話をしてきましたが、もっと詳しく解説した講座があります。
あなたにも必ず「強み」がある!自信がない人のためのこれからの生き方
はい、私の講座です(笑)
「受容性」「保全性」がメインの講座になっています。
なぜ自信が持てないのか?
どうすれば自信がつくのか?
どのような生き方が自分に合っているのか?
などがわかる講座です!
本を元にしていますが、本を読んでない方でも理解できる内容になっています(^^)
自信を持つ方法が知りたい方
自分を変えたいと思っている方
夢が見つからない方
思い当たることがありましたら、ぜひご参加ください!
まとめ
本日は「あなたの知らないあなたの強み」を紹介させていただきました。
「受容性」「保全性」は日本人が強い因子のため、本書の内容もこの2つの因子を中心に解説されています。
そして、各因子の特徴が宇宙兄弟の話を使ってわかりやすく紹介されているので、理解しやすい内容になっています。
宇宙兄弟好きでもそうでない方でも、ぜひ読んでいただきたい1冊となっています(^^)
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