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キシンへサイカ

あらすじ

主人公 華橋綾人とそのクラスメイト達は「彩華の国」(さいか)という
人口8千人ほどの小国で生まれ育った。
一千年前、彩華ノ国と鬼の住む大国、「王鬼國」(おうきこく)は彩華の国からは穀物や野菜を王鬼國からは狩猟そして肉を分け合う形で同盟は結ばれた。
それより遡ること更に50年、人と鬼は共存関係になく彩華の人は王鬼國にまつわるある災いに脅かされ、その対抗策として800人に一人宿るとされる華と一体化した魂、華魂をもつ子を選抜し、育て上げた。
人と鬼は24年間戦い続けたが王鬼國が分裂したことにより彩華が勝利を収めた。
時は一千年流れ、華橋綾人は入院中の母と育てられた叔父の元を飛び出すように学生最後の冬を彩華の国と王鬼國との国境にある旅館で過ごすことになる。

第二話 「陰謀」

私はクラス長の高根美里(タカネミサト)
因みに生徒会役員兼色写部(しきしゃ)の部長も務めています!
色写とは何かという質問が聞こえて来た気がしたのでお答えしましょう!
色写とは白黒撮影した写真を写色機(しゃしきき)という機械を使って
私たちが今見ているこの光景に自分なりの色を付けたり、それを何枚も重ね合わせて動くムービーにしたりする技術のことなのです…!!
※この世界ではスマホやカメラもありますが全てモノクロです
※色写機はパソコンをイメージして下さい

エリカ「ミサトー?どうかした?」

彼女は藻上絵里華(モガミエリカ)
才色兼備で面倒見のいい性格で色写部の副部長でもあります
私が部長なのはお忘れなく…!ここ大事です!
それでは話を前回に戻します!

ミサト「いやぁなんかさ、ここ、ここ見て」
エリカ「うん」
ミサトは気になっていた旅館の左端にある大きな凹凸を見せた
エリカ「やたらと大きいし、それに入り口にも見えるね」
ミサト「やっぱそうだよね」
エリカ「ここ・・・さ、ちょっとだけ出っ張ってるところ・・・」
ミサト「うん?」
エリカ「あの大扉にあった鍵穴も出っ張ってなかったかな?」
ミサト「んーー?こんなのあったっけ?」
エリカ「今私たちってこの部屋の外に出れるんだっけ?」
ミサト「私が鍵を預かってるよ」
エリカ「皆んなお風呂行ったみたいだし一旦出て見てみようか鍵穴」
ミサト「そうだね、先生が戻ってくる前に確かめよ!」

ミサトは先生から預かった鞄に入っている大きな鍵を出した
ミサト「こんな大きかったんだね・・・」
エリカ「私たちの腕のサイズくらいあるかも」
ミサトは鍵を持ち上げ差し込んだ
すると扉が「グぁーーーーー」っと開いていく

扉が開いて来たところで一歩外に出た
エリカ「・・・」
え?なに??
エリカ「・・・」
ごめん全然聞こえない!

おかしい…さっきまで普通に喋っていたはずのエリカの声が聞こえない
二人は慌てて中に入った
ミサト「なにか言ってくれてたんだろうけど全然聞こえなかったよ…?」
エリカ「私も口パクしてるからどうしたんだろうって」
エリカ「とりあえず閉めよう…?」
ミサト「んーまあそうだね」
「グゥーーーー」っと扉が閉まっていく
「スルウァン」
ミサト「またこの音・・・」
エリカ「・・・」
エリカ「何が起きたか確かめたかったけどこれだと先生が降りてくることにも気づけなさそうだよね」
ミサト「確かに・・・でも鍵穴は出っ張ってたね」
エリカ「そうだね」

そうこうしていると皆んなが帰ってきた
エリカ「私たちも温泉行こっか」
ミサト「そうだね」

ライガ「あいつらホント仲いいのなぁ〜〜」
アヤノ「本当ね」
ライガ「そのうち結婚したりして…」
アヤノ「だとしてもあんたには関係ないでしょ」
ライガ「んだよ女同士で結婚するなんておもしれーじゃんか」
アヤノ「何が面白いのよ別に普通でしょ、それより宴会するんだから手伝いなさいよ」
ライガ「あいあいー・・・」

※ミサトがいない間は作者がナレーションを務めます、よろしくね

彼らはかつて戦場で一騎当千の活躍を見せた彩華六戦進の末裔
藤島彩ノ(フジシマアヤノ)と櫻葉雷華(サクラハライガ)である
六戦進が活躍した約一千年後に彩葉高校(さいよう)へ再び終結したのには
理由があった

それは・・・
鬼神の復活阻止のため
時は千年前に遡る・・・

〜〜〜

・・・鬼の王宮・・・
??「どうだどうだ隷彩(レイサイ)…繭(まゆ)の中にある力は育っておるか」
レイサイ「はい…鬼伐王(キバツオウ)順調に育っておりますがまだ少し足りておりません」
キバツ「猶予はない…必ずや産み出し我が物とする」
キバツ「その為に貴様を育ててやったのだからな」
レイサイ「・・・はい」
キバツ「おい誰かおるか」
??「はい」
キバツ「脱羅漢(ダツラカン)か戦況はどうなっている」
ダツラカン「五分…いや、ややこしい六名のせいで少し押されております」
キバツ「では戦いに乗じて華魂を持つものをもっと連れて参れ」
ダツラカン「承知いたしました」
キバツ「生け取りだぞ、分かっておるな?」
ダツラカン「承知しておりまする」
およそ一千年前、王鬼國を納めていた鬼伐は繭から生まれるとされる鬼神をこの世に生み落とすため、そのエネルギー源となる華魂という王鬼國の南に位置する小国の人にのみ宿される力を欲して、進行を開始した
だが、その守りは強固で時が迫る中、鬼伐は何百人という人を攫い、その中で華魂を持った者だけを選び、繭へ捧げた


・・・彩華の国 王宮・・・
側近「王様、王鬼國、南の使者の方がお見えになられました」
彩華の王「そうか通してくれ」
側近「はい」
キダク「お初にお目に掛かります、私は王鬼國が南國(なんこく)の長
鬼諾(キダク)と申します」
彩華の王「よくいらっしゃいました、今回は我々と協力関係を結んでいただけるとのお話でしたが、それはまことですか?」
キダク「はい、そのつもりで参りました」
彩華の王「王鬼國の南に位置するあなた方と手を組めば鬼伐軍を内部より瓦解できる・・・では、要求も聞きましょう」
キダク「そうですね、私としてはお互いの自然を守り、手を取り合い、そして人とおにが共存できる世界を創りたい…そう考えております」
彩華の王「・・・なんと、人と鬼が共存する世界…ですか」
キダク「はい」
彩華の王「そうか・・・それに二言はありませぬか…?」
キダク「はい」
彩華の王「ならばまずお互いに国を清めましょう」
キダク「よろしくお願い致します」

こうして鬼伐率いる王鬼國は敵国と反乱軍に挟まれる形で内部より瓦解し
敗戦した
その後鬼伐とその家臣は王都を追われ、王位また爵位を追放される形となり、国内では追放された王と幼子だった息子を癌鬼と呼んだ


話は現在に戻る・・・

〜〜〜
ミサト「結構いい湯加減だったね〜」
エリカ「本当ね〜、まあでも個室だったらなんの文句もなかったんだけどね・・・」
ミサト「だね・・・」
エリカ「先生まだ帰ってないのかな、結構遅いね」
確かに・・・もう日も沈んできたのに何かあったのかな

ん・・・?なぜかみんな集まっている
エリカ「なんかみんな集まってない?」
ミサト「だよね、どうかしたのかな」
エリカ「皆んなーー、どうかしたの?」
ハナビ「あ、モガミさん…ハナトがいなくなってるのよ・・・」

彼女は夏目華陽(ナツメハナビ)、華魂(かこん)というエネルギーを宿していて、華力(かりょく)と呼ばれる力が扱える
そして六代目名華と呼ばれるかつて彩華の国を護ったとされる
六華戦進(ろっかせんしん)という人達の末裔だ
彼女のお家は炎の槍術を使うらしいけど実際私は見たことがない

そして今渦中の話題に上がっているハナトは村松華人(ムラマツハナト)
くんのことで、彼はナツメさんと幼馴染で、ナツメさんと同じように
華魂を宿しているけど彼が扱えるのは祈力(きりょく)という力でこれは私たちが負った薬草で治らない範囲の傷や痛みを治してくれる力なの
そんな彼が今行方不明みたいで

エリカ「先生もまだ戻ってないみたいだし、私探して来ようかな」
ハナビ「だったら私も行くよ!モガミさん一人じゃ危険かも知れないし」
エリカ「いいの!大丈夫だから待っててーついでに先生もフラフラしてるだろうし捕まえて連れて帰ってくるから!」
ハナビ「いや、でも・・・」
ミサト「なら私ついて行く!二人ならまだ安心じゃない?」
ハナビ「ミサトさん、んーー分かった…ハナトをよろしくね。。。」
ミサト「まかせて〜それじゃ行って来よ!エリカ!」
エリカ「・・・ミサト、分かった…行こ」

鍵を差し込みドアが「グぅーーーーー」と開く
そしてドアは音もなく閉まり
私達はスロープを使って2階へと降りていった
すると降りてすぐにフロントの方でムラマツくんとミツカさんが話しているのが見えた

ミサト「なんだ〜ムラマツくんすぐ下にいたんだね、心配して損したーー」
エリカ「本当ね、先生はどこかしら」
ミサト「んー2階にはいないみたいだね」
エリカ「ミツカさんにどこにいるか聞いてみよっか」
ミサト「そうだね」

エリカ「ミツカさんお疲れ様です、先生がここに来ているはずなのですがどちらに行かれたかわかりますか?」
ミツカ「エリカさんこんばんは、そうね先生なら1階の施設を探索されるって言ってましたよ?」
ミサト「あの変態メガネどこほっつき歩いてるんだか・・・」
ミツカ「あらタカネさんこんばんは」
ミサト「ミツカさんこんばんは」
エリカ「じゃあ私達どこにいるか探して来ますね!」
ミツカ「分かったわ、遅くならないようにね」
あれ・・・なんか違和感
二人はスロープに乗る
エリカ「あ、私トイレ行きたいかも!ミサト先行って探しておいて!」
「タシッ」
ミサト「え、ちょっと・・・」
そういえば・・・私、ミツカさんに名前言ったっけ?
「スパッッっ」
ミサト「・・・」
謎の鬼「面倒事を増やすなと言っただろうに…クッ・・・いやな感触だ」

ミツカ「エリカさん、ハナトくん、分かっているわよね?」
ミツカ「あなたたちが任務を果たせばクラスのほとんどが助かる、そして今のようにミスを犯せば大事なものを失う…しっかりしなさい」
ハナト「…ああ、分かってるよ・・・」
エリカ「・・・」

ハナト「…スロープが動いてる」
エリカ「え・・・」
ミツカの能力で音は聞こえていないが二人には見えている
ひとりでに動くスロープが・・・
???「余計な仕事を増やすな…優先すべきは強い祈力を持っている二人の身柄だ」
???「お前たちが失敗すれば我々が出向くことになる」
彼らはその瞬間悟った逆らえば人質に取られている家族は無事では済まないと、それを考えでもすれば自分たちも生きては帰れないと・・・
姿は見えずとも感じるそれほどまでに大きな、生物としての圧倒的な差…
エリカ,ハナト「分かりました…」
謎の鬼「じっとして振り返るな」
「ウワアぁン」
ハナトの背後から声がしている
エリカ「・・・!?ハナト?ハナトはどこに・・・」
ミツカ「彼の能力よ、ムラマツくんが動けばあの5人に気づかれてしまう」
ミツカ「だからムラマツくんを彼に透明化してもらう」
ミツカ「あなた達の料理を運ぶときに私も出向く、そして内側へ遮音結界を張り、あなた達はターゲットをここへ連れて来れば任務は完了」
エリカ「分かりました・・・」
ハナト「おい…!鬼!俺たちと家族の安全は保障してくれるんだよな!?
それに…ハナビも・・・」
謎の鬼「ああ、我々の目的を達成したあともそれは保証しよう」
ミツカ「それは下にいる彼らも分かっているはずよ、そうでなければ私だって…」
謎の鬼「では頼んだぞ」
謎の鬼は1階に戻って行った
ミツカ「もう振り返っていいわよ」
ミツカ「じゃああとで」
エリカ、ハナト「はい」

ハナト「そういえばあいつら降りて来たりしないよな?」
エリカ「鍵は私が持ってるからそれはない」
エリカ「・・・それに、気にするにしても遅すぎよ」
ハナト「わるい…」
ハナト「じゃあ行くか・・・」
エリカ「・・・うん」
二人はスロープを上り部屋へ戻る
「スぅーーーー」
ドアが開く

レイカ「あ!帰ってきた〜おかえりー!」
レイカ「あれ?エリカひとり?みんなは?」
エリカ「みんな居たよ、1階の施設で二人が先生を看病してくれてる」
ハナビ「…ハナトは?無事だった?」
エリカ「うん、先生転んで怪我しちゃったみたいで傷の手当てしてくれてる」
ハナビ「そっか・・・まああいつは甘すぎるのが玉にきずなんだけどね!
先生なんかほっとけば良かったのにーー」
アヤト「委員長はどうした?」
エリカ「ミサトは村松くんと残るって、私も残りたかったんだけどみんなに報告とほら、鍵戻しに来なきゃだったから」
アヤト「・・・そっか」
レイカ「なんでそんな辛気臭い顔してんの?あ、もしかしてイインチョーのこと…」
アヤト「そんなんじゃねーよ、なんでもない」
レイカ「・・・ふーーーーん」
レイカ「エリカが残りたがったなんてよっぽど楽しそうなとこだったんだね!行きたーーいなー」
エリカ「また明日ね!先生も今日はもう遅いから寝ろ〜〜ってフラフラしながら言ってたから」
レイカ「夜は大人の時間だぞーーーって???」
エリカ「うん、そんな感じよ」

突然ドアが「グぅーーーーー」っと開いた
ミツカ「皆さん満喫されてますかーー?料理ができたのでお持ちしました」
綺麗に列を成した仲居さんが大量の料理を運んでくる
ライガ「すっげぇこれ美味そうだな」
「パシッ」
アヤノ「まだダメちゃんと料理の説明して来れてるでしょ?」
ライガ「ちぇっなんだよ、女房気取りですかー?じゃあ我慢する代わりにその肉くれ!」
アヤノ「あ、ちょっと!」

エリカ「それでは皆さん、この彩華に生まれ努力し尽くしたことを祝して・・・」
エリカ「かんぱーーい!」
一同「かんぱーーーい!!!」

かくして彩葉(あやはな)高校三年卒業旅行の大宴会は始まり
それぞれが思い思いに楽しんだ
ふたりを除いて・・・
ミツカ「・・・」


時は経ち、男女別れた部屋で皆が寝静まった頃・・・
???「おいアヤト」
アヤト「んあぁぅ?・・・やっべぇ迂闊だった!カク!なんかあったのか!」
カク「シぃーーーーー‼︎声がでけぇよ…」
彼は染水華来(そめみずかく)水流鎌術(すいりゅうれんじゅつ)の使い手で、彼もまた六華戦進の末裔である
アヤト「・・・なんだ…!なにがあった…!?」
カク「…いやぁ目、醒めちまってよお土産でも見に行こうかなぁなんて思って、俺忘れっぽいし今見に行こうかなって」
アヤト「…んだよ、そんなことかよ…行ってもいいけど、でももう閉まってんじゃね?」
カク「…いや、宴会の時、女の人に聞いたけどやってるってよ」
アヤト「…まあじゃあ行くか・・・はぁ良かった俺はてっきり誰か攫われたかと…」
カク「…あんな話信じてんのかお前・・・俺のじいちゃんも言ってたけど
戦争はもう一千年も前に終わってるんだぞ?俺たちの出番なんかもう無いって」
アヤト「…俺たちって・・・俺は別になにもできやしないかもだけど…でもこいつらに何かあってからじゃ遅いし・・・」
カク「…こいつらってかレイカだろ・・・?」
アヤト「…ばか!別にそうじゃねぇよ…!」
カク「…もういいから早くいこーぜ」
アヤト「…んまえが言ったんだろうが・・・」

カクとアヤトは扉に向かい鍵を入れる
「スぅーーーー」と音もなくドアは開く
カク「なんかここら辺涼しいな」
二人は鍵をかけ、スロープを降り2階へ着く
「ズドぉン‼︎!!」「ズドぉン!!!!」
地響きと共に何かがこちらへ向かってくる

アヤト「・・・?あれはエリカ…それにあの女の人はフロントの」
ミツカ「松高彩華(まつたかあやか)この子が…彩華の名前を継ぐもの…
なんて華魂なの・・・膨大で…それでいて美しい。。。」
謎の鬼「華魂が見えなくともわかる、凄まじい力を秘めているな・・・
よし高凱運べ…お前達、明日も任せたぞ」
エリカ「はい・・・」

カク「悪いアヤトお前は戻ってあいつら呼んできてくれ」
アヤト「お前は…?」
カク「俺はアヤカ取り戻さなきゃならねぇ・・・」
カクはアヤトに鍵を渡す、そしてアヤトはスロープに飛び乗り3階へ向かう

謎の鬼「誰だ・・・」
カク「てめぇこそ誰だ!!!!」
「シュ!!」「ガキぃン!!」
謎の鬼「…!?」
カク「やっと姿現しやがったなぁ!声ばっかり薄気味悪りぃんだよ!」
カク「アヤカを返せ…!」
ケイゴウ「…私は姿を見せた敵には名乗ることにしている、誇れこれから貴様を打ちのめす我が名は景業(ケイゴウ)だ」
カク「知らねえよ!!!」
カク「水刀!!」
「キィィン!!!!」
鋭い衝撃波が響く…
カク「俺の斬撃…素手で受け止めやがった・・・」
ケイゴウ「腐った我が國を再び再興するために礎となってもらう」

アヤト「皆んな起きてくれ!!!」

戦いの火蓋が切って落とされた


「キシンへサイカ」 こだし先生の豆知識

先生「ねぇ高嶺さん元気出してよーー」
ミサト「・・・ぁくないですか?」
先生「え?なに?」
ミサト「ハヤクナイデスカー!?!?
  私ナレーションも頑張ってたのにぃー!?」
先生「わかるよ気持ちはわかる…痛いほどわかる・・・」
先生「でもコーナー進めないと…」
ミサト「・・・」
先生「えーーーそれでは今回は六華戦進(ろっかせんしん)について
説明します!」
先生「六華先進とはその昔、彩華の国と王鬼國との戦争がまだ始まってまもない頃、鬼と人の間には戦力的に大きな差があったんです」
ミサト「はーい先生質問」
先生「はい!高嶺さん何かな?」
ミサト「私達のご先祖様って昔はお肉食べてなかったって本当??」
先生「そうなんです!我々の先祖は穀物や野菜、根菜類しか食してなかったんだ
ただ六華戦進が一騎当千の活躍で戦を勝利へと収めてくれたおかげで鬼側と和睦して手を取り合い、我々は穀物のみならず、鬼側が調達してくれるお肉も食せるようになったというわけだ!」
ミサト「先生それダジャレじゃ…」

先生「では今回はここまで!
今回も読んでくれてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょうーCU」

染水華来ー外伝ーはこちらから

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