咀嚼した干し肉を口移しで与えれるか
☆☆ これは筆者と奥さんとの会話である ☆☆
(筆者) ~ いきなりだけど、ジブリ作品である映画『もののけ姫』のワンシーンで、サンがアシタカに干し肉を食べさせるシーンがあるのを覚えているかな
(奥さん)「うん、覚えているよ。アシタカが撃たれて、それを助けようとするシーンだよね。」
~ 初めてあのシーンを観たのは僕が小学校の頃だったけど、衝撃的だったよね。奥さん、あれを一生のうち一回くらいはやってみたいものだとは思わないかい?
「え゛っ? どいういうこと?」
~ やー、もちろん積極的にやりたいということではないけど。ほら、咀嚼ができないくらい体力がないときとかは、選択肢としてアリかなと
「え゛っ、やだやだやだ、私はやらないからね。」
~ ぇえ? どうして? 咀嚼ができないような状況のときだよ?
「ぃやいやいや、まずは救急車呼んでよ。」
~ やぁ、そりゃあそうだけど。。それでもイザってときがあるじゃないですかぁ
「絶対イヤ! 咀嚼した干し肉なんて考えただけでゲロでちゃう。」
~ やぁ、まぁ確かに干し肉は匂いも強そうだし嫌だよね。うーん、どうなんだろう。
おにぎりとかも咀嚼したら印象悪いから、『朝バナナ』みたいなもとよりゼリー状のもののであれば大丈夫かな
「嫌! だから口移しが嫌だって言っているでしょ。絶対しない!」
~ いや、けど、本当に ”いま死ぬ” みたいな状況だったらそんなこと言ったって仕方がないじゃん。朦朧としてるから分かんないよ
「だからー、それでも嫌なの。流動物が口に入ってきたらオエッってなって死んじゃうから。それだったら尊厳死させて。」
~ ええ〜。そうなのー。けど僕がドウシヨウモナイ状況になったら、頼むからやってちょうだいね。死んじゃうから。
「嫌っ! そんときは死んで!!」
☆ ☆ ☆
というわけで、筆者はその時がきたら口移しをされずに死ぬらしい。うーむ、なんとも悲しいものである。
そこで、ここまで読んでくれたそこのあなた。あなたにお願いがある。
僕がそんな状況になっていたら、申し訳ないが人助けだと思って口移しをしてやってくれないだろうか。
僕が死にそうなときでいい。死にそうで「他に手段がないなー」と思ったら、ひとおもいにやってほしい。
大丈夫。ゲロがつまって死ぬことだけは、控えるようするから