仕事で疲れた後でもテンションゲロ上げできる「CAPTAIN FUNK」を知っているか
今回のかきあつめのテーマは「はじめて買ったCD」だ。
筆者の家庭は、親父が休日になると部屋でローリング・ストーンズを流すような家だったので、おそらくCDは多い方の家庭だっただろう。4人兄弟の末っ子であり、年の離れた兄の部屋には物心がつく頃にはCDがあった。なので、小学生の頃は小遣いをすべてマンガに注ぎ込んでいた筆者にとって、CDは買うものでなく家族から借りるものであり、初めて買ったのは中学生になってからだったと思う。
そんな筆者がはじめて「買ってでも欲しい」と思ったCDは、CAPTAIN FUNKのリミックスCDである『STYLE stage 8 MIX BY CAPTAIN FUNK』である。
(画像:amazonより)
実はこのCD、もともとは兄貴が持っているCDなのだが、好きすぎて「自分用」にとうとう買ってしまったほどの代物だ。この記事を書くに当たり聞き直したが、がっつり兄弟の影響を受けていると感じた。中学生が初めて買うCDとしてはカッコ良すぎる。74分緩急なしのリミックスで体力的に今だとゲロ吐きそうになるCDだが、昔から大切にしているものの一つだ。
作曲家のCAPTAIN FUNKは当時流行った日本人DJの一人で、1曲めの『twist & shout』という曲は知っている人も多いのではないだろうか。
うーん、今聞いてもかっこいいなぁ。この曲の強制的に元気にするパワーには、個人的に幾度となく救われている。本CDは高校生になってもお気にいりであり続け、受験期では特にお世話になった。このアップテンポのリズムに合わせて、「うおおおおー!」と勉強をしていたのを覚えている。
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昔から筆者は「歌詞が聞き取れない・読み取れない・意味がわからない」ことに悩んできた。いや、悩んではいないか。まぁそんな理由でJ-POPを嫌煙していた。J-POPと比較して洋楽は歌詞を気にしないのが楽なのがいい。特にダンスクラブミュージックはノリノリで頭が空っぽになれるから好きだ。本CDにも含まれている「Bustin' Loose」なんて曲は、アップテンポで最高にクールだ。
うーん。思い返すと、今の奥さんと暮らすまでは寝るときも音楽をかけて生活をしていたぐらい、筆者の生活には音楽が身近だった。
卵が先か鶏が先かはわからないが、もしかすると筆者のこの脳天気な性格はダンスクラブミュージックを聞きまくっていたことによるんじゃないか。もしそうだとすると、自身の性格はCAPTAIN FUNKに作られたものと言えるのかもしれない。
確かに勉強でも仕事でも、いざ「頑張ろう」と思ったときにはこのCDがあったから頑張れたし、今の性分はここから作られたとも言える気がしてきた。
さあどうだろう。仕事で疲れたときや、どうしても自分を奮い立たせないといけないときに、あなたもCAPTAIN FUNKでアゲてみてはいかがだろうか。
記事:アカ ヨシロウ
編集:べみん
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