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この夏はハゲ祭りだ!!!-ワイルド・スピードICE BREAKを観て、スーパーコンボに備えよう!!!-

今回のかきあつめのテーマは「アイス」。アイスといえば、ワイルド・スピードICE BREAKに違いない。

ちょうど8月2日(金)からワイルド・スピードシリーズ最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ(原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』も公開される良い時期である。最新作を観るにあたって、ワイルド・スピードシリーズを知らない人でも問題ないように、世界観をざっくりと解説していこうと思う。

【シリーズ未経験者へ】過去作を追っていなくたって大丈夫!!!

まず最初に、ワイルド・スピードと聞いて「ワイルド・スピード? あー、あのハゲばっか出ている車の映画だよね?」程度しか知らない読者も多いのではないだろうか。僕はあえて言おう。「それで正解だ」と。

ワイルド・スピードシリーズとは、ストリート・レーシングをテーマとした2001年から続いているカーアクション映画のシリーズであり、最新作は映画化9本目の作品である。

シリーズモノの映画は、新作が展開されるにつきストーリーに奥行きが生まれる強みがある一方、ファンの固定化(新規顧客が入ってきづらい)が起きてしまう弱点がある。

そのような導入を躊躇っている彼らに僕は言いたい。「大丈夫だって!どうせそんなに頭をつかうような映画じゃないんだから!!マッチョのハゲがカーアクションを派手にブチかます最高にノーテンキな映画だから!気軽に映画館に行こう!!!」と。

とはいえ、全くの予備知識がないと不安だと思う。読者の余裕度にあわせて、基礎知識を紹介していこう。

【最悪これでOK!!】 ワイルド・スピードは戦隊モノだ!

5分後には最新作を観なくてはいけない。そんな急を要している読者は下の2枚の登場人物紹介図を読んでおこう。もうこれでOKだ。

ワイルド・スピードシリーズはこれまで8本映画化されている。登場人物はどんどん増える一方だが、映画内で役で死んだり、オフの交通事故でマジで死んでたりで、最新作を観るにあたって押さえとく人数は実は少ない(震え)。

今回は前作『ワイルド・スピードICE BREAK』を元に、登場人物の相関図を作成した。キーワードは"戦隊モノ"だ。そう、実はワイルド・スピードは戦隊モノで説明できるのである。

シリーズの主人公はヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットであり、上の絵でいうアカレンジャーである。ドミニクの周りにはファミリーという4人の仲間がいるのだが、注目したいのはアオレンジャーのルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とブラックであるデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)だ。

なんと最新作はルーク・ホブスとデッカード・ショウが主軸のスピンオフ作品なのである。シリーズの人気キャラクターである2人と、新キャラの説明を下の図に示した。

最新作のメインとなるのはこの4人だ。シリーズを追っていれば分かるのだが、デッカード・ショウとルーク・ホブスは本当にカッコいい。新キャラの妹(ハッティ・ショウ)と敵(ブリクストン)は「こんなのがいるんだなぁ」程度でOKだ。

この他にも、デッカード・ショウには弟と母親がいて、ショウ一家はかのハンター漫画ゾルディック家みたに怪しい家族だったりとか、ホブスはドミニクファミリーでない(もともとドミニクはチンピラなのでホブスとは敵対していた)とか、いろいろあるが、とりあえずは問題ない。

そう!ここまで読んでくれた読者はもう大丈夫だ!! 最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のトレーラーを見て、その足で劇場鑑賞しよう!!

【もう少し知りたい人は】まとめ動画で世界観を理解しよう!!

最新作を観るにあたって、最低限の知識はつけた。だがもう少し世界観を知りたいと思う人には、まとめ動画をオススメしよう。

まず紹介するのは、6作目である『ワイルド・スピード EURO MISSION』公開時のあらすじ動画だ。5分ある動画だが、1~5作目までの500分を分かりやすく紹介していて、世界観を知りたい人には効率的だ。

次に紹介したいのは最新作で主演するデッカード・ショウが初めて敵で出てきた7作目の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のトレーラーだ。これを見れば彼の怖さと強さが理解できるだろう。

よし!やったね!!ここまで読んだ君はもうワイルド・スピード初段だ!! さぁ今すぐ最新作の劇場予約をポチッとしようー!!!

【まだ余裕がある人は】前作「ワイルド・スピードICE BREAK」を見て”見どころ”を理解しよう!!

まだ余裕がある人は、前作である『ワイルド・スピードICE BREAK』を鑑賞することをオススメしよう。

もちろん可能であれば1作目から全て観てほしいところだが、過去8作品を観るとなると16時間近くかかることを考えると、今回の趣旨と変わってしまう。

であるならば、直近の作品でワイルド・スピードシリーズの楽しみ方を理解した後、映画館で実践するのも良いのではないかと考えた次第だ。一応キャラ説明も作ったので、参照してもらいたい。

というわけで前作をもとに”見どころ”を紹介していこう。

見どころ① 圧倒的なカーアクション

まずなんと言っても外せないのが、圧倒的なカーアクションだ。火を吹いても走るし、題名通りの氷上の逃走劇は見ものだ。高級車がいっぱい出てきて、すごい勢いでボロボロになっていくのも見ていてスカッとする。外車が好きな人だったら、確実に興奮できるだろう。

見どころ② ハゲマッチョたちの肉弾戦

この映画はハゲが多い。上の写真の7人中4人ハゲ、1人ボウズなのだからその多さは驚愕だ。(そして須らくマッチョだ。)

ワイルド・スピードシリーズの良いところは、このハゲマッチョたちがカーアクションだけでなく肉弾アクションもしてくれるところだ。そのメインの1人がホブスなのだが、ゴム弾を受けてもモノトモシナイくらいだ。さすがはゴリラ担当。

「痛えー!!」

もう1人の肉弾アクション担当であるショウの、赤ちゃんを抱きながらの肉弾アクションもヤバイ。赤ちゃんを死守するショウをみて、胸が熱くならない人はいないだろう。

見どころ③ ショウの急なツンデレ

そして最新作のためにも見逃せないのが、ショウのボブスに対する急なツンデレである。刑務所でたまたま隣り合わせとなったボブスとショウは、お互いにけなしあい、一触即発の状態になる。(今回の2人のイチャつきはどのシーンも微笑ましい!)

だが、成り行き上チームとなって戦うことになると、お互いの力量を認めるツンデレシーンが出てくるのである。ここもシーンとして出したいが、ネタバレ要素もあるので、是非映画をみて確認してほしい!!!

【最後に】最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を映画館で鑑賞しよう!!!

うおおおぉーー、おめでとう!!! ここまで読んでくれた君はもうワイルド・スピードファミリーだ!!! ようこそ!そしてありがとう!!!

僕が最後に伝えたいことは、「是非っ!最新作を映画館で鑑賞しよう!!」だ。

確かにワイルド・スピードはシリーズ全作を見たほうが楽しめるし、登場人物も多い。見どころも他にもいっぱいある。分かりやすくなるかなって思って書いたけど、ワイルド・スピードは戦隊モノではない。(ごめん!!!)

けど、もう、そんなこと関係ない!!

ワイルド・スピードは劇場で見たほうが絶対楽しめる!!

スーパーコンボを映画館で観ないなんて、もったいないー!!!

アベンジャーズが終わってしまった今、『アクションあり、ストーリーあり、筋肉あり(ハゲあり!)』の映画はワイルド・スピードしかないといえよう。

さぁ、この夏の思い出はハゲ2人で確定だ!!

映画館で会おうーーー!!!

記事:アカ ヨシロウ
編集:ホン サチ

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