『肉』といったら、映画「おくりびと」でモックンが顔を埋める広末涼子の『腹肉』でしょう!!!
今回のかきあつめのテーマは「肉」。肉と聞いて、映画「おくりびと」の広末涼子の『腹肉』を思い出すのは私だけだろうか。モックンこと本木雅弘が泣き崩れながら広末涼子のナマ腹に顔を埋めるシーンには、「あぁ。いいかもしれないなぁ。」と思わせるものがあった。
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私は広末涼子が好きだ。といってもライトなファンであり、20年前のブームの頃はあまり興味がなかった。そんな彼女のことが初めて気になったのが2008年の映画「おくりびと」である。まぁといっても、好きなのは彼女というより、彼女の『腹肉』なのだが。
(画像:Pinterestより)
【あらすじ】
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(Yahoo!映画より)
まぁ感動的なヒューマンドラマである。キャストも絵もストーリーも良い映画なのだが、当時大学生だった僕の感想は「あぁ俺もモックンみたいに、広末涼子の腹に顔を埋めてみてぇなぁ」であった。
上の画像がそのシーンである。---納棺師として初めての現場で腐乱した死体を見た大悟は、その日の夕食で出た鳥の生肉をみて軽いパニックを起こす。心配して寄り添いにきた美香の手が触れた時、その「生」にしがみつくように大悟は抱き崩れた。---
バックで流れている音楽も感動的で、映画序盤の「生」と「死」を初めて描写する良いシーンなのだが、なんというか、フェチが強い。モックンのきれいな顔があれよあれよと情けない顔になり、その顔のまま広末涼子のナマ腹にあたるのだ。広末涼子の「こんなところで恥ずかしいよ!」というセリフも監督の趣味を感じる。
この映画を観た私は、それはもう、広末涼子の『腹肉』に憧れた。
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呆れた話だが、当時は大学生だったので女子とも飲む機会が多かったのもあり、私は飲み会がある度にこのシーンの話をした。「このシーンを再現するのが夢である」と言うことによって、情け深い女子が腹に埋もらせくれないだろうかと考えたのである。そしてその中には、今の奥さんとなる人も含まれていた。
奥さんとは交際以前からこの話を何度もしてたのもあり、彼女は「しょうがねぇなぁ」と腹を預けてくれ、約3年越しに夢を叶えることができた。初めて顔を埋めたとき、窒息直前まで腹肉を堪能したことを覚えている。奥さんとは結婚4年目を迎えたが、今でも私が仕事で疲れた日などには腹肉に顔を埋めさせてもらっている。
そんな私だが、最近は腹肉よりもっと良い部位があることに気がついた。それは『尻肉』である。尻肉は腹肉より厚みも弾力もあり、少々顔を強く押し付けても腹肉のように痛くならない利点もある。尻肉バンザイ。最近は仕事で夜が遅いので、帰ると奥さんが先に横になっている。帰宅した私は荷物だけ置いて、直行で奥さんのケツにダイブする日課を送っている。
あぁ、この良さをもっと多くの人に知って欲しいのだが、どうしたらよいのだろう。映画「おくりびと」が人々に『腹肉』の良さを伝えたように、こんどは『尻肉』の良さを伝えるなにかが作れないだろうか。
あぁ。モックンが広末涼子の尻肉に顔を埋める映画を、切に望む。
記事・編集 アカヨシロウ
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