FFmpegの最新ビルドをローカルに入れる【Windows】

前置き

引数の関係で最新バージョンが使いたい場合があります。今までは都度ダウンロードしていたのですが、毎回「どこのビルドのやつ使ってたっけ？」となりうんざりしていました。そろそろダブルクリックで解決したいなーと思い、batで作成したらうまく行ったのでその備忘録。

一般的なWindowsの話をします。
chocolateyを導入すれば「choco upgrade ffmpeg -y」で解決しますし、Macユーザーは「brew upgrade ffmpeg」で解決しますのでお試しください。

FFmpegの種類について

毎回ここを忘れて調べるので載せます。因みにこの記事では「BtbN」「GPL」「exe内ライブラリ」版で説明します。

BtbNとgyan.dev

最新であれば「BtbN」安定版であれば「gyan.dev」からダウンロードすると良いかと思います。

GPLとLGPL

ライセンスの違いによって分けられています。個人利用ならGPLで良いかと思います。

Sharedの有無

ライブラリがexeに包括されているかどうかの違いになります。コマンド利用だけであればSharedが記述されてないファイル名のもので良いかと思います。

bat

@echo off
cd /d %~dp0

echo downdoad latest ffmpeg ----------
curl -OL https://github.com/BtbN/FFmpeg-Builds/releases/download/latest/ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip
call powershell -command "Expand-Archive -force ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip"
del /q ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip
move ffmpeg-master-latest-win64-gpl\ffmpeg-master-latest-win64-gpl\bin\* %CD%
rmdir /s /q ffmpeg-master-latest-win64-gpl

pause

上記のコードはバッチファイルと同じ場所に「ffmpeg.exe」「ffplay.exe」「ffprobe.exe」を出力します。

あとがき

最近になってWindowsで「curl」が利用できることを知りました。だんだんとOSの差がなくなってきているのが嬉しいですね🐱