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SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art:F1.2の極上ボケと圧倒的描写力を堪能するレンズ

1. このレンズの概要

SIGMAが誇るArtシリーズの中でも特に注目を集める大口径単焦点レンズ、SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art。その最大の特徴は、F1.2という驚異的な明るさと、それに伴う美しいボケ感、そして妥協のない描写性能にあります。


2. F1.2のボケ感:アートの世界を切り取る

F1.2の開放F値が生み出すボケ感は、他のレンズでは味わえない独特のものです。このレンズを使えば、背景が溶けるようにぼけ、主題を際立たせることができます。

特にポートレート撮影では、被写体の表情を柔らかく引き立てる背景処理が可能。35mmという焦点距離が広角の利便性と自然なパース感を両立し、ポートレートから風景、スナップまで多彩な用途で活躍します。


3. GMレンズに劣らない描写力

SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Artは、ソニーのGMレンズに匹敵、あるいはそれ以上と言われる描写力を備えています。

  • 解像感が非常に高く、中心から周辺までシャープ。

  • 色収差や歪みの制御も非常に優れており、風景撮影でも圧倒的なディテールを再現。

私が使用しているソニーα7RVのような高画素機でも、その描写力は衰えることなく、細部までしっかりと解像します。このレンズが「GMキラー」とも言われる理由は、この驚異的な性能にあるのです。


4. 私とSIGMA 35mm F1.2 DG DN | Artの出会い

このレンズを使い始めたのは、2020年頃。当時、LUMIX S1Hに装着して使用していました。LUMIX S1Hは動画撮影に特化したカメラですが、同じ時期に世界的なコロナ禍が始まり、動画撮影の機会が大幅に減少しました。

そのような状況下で、私はこのカメラとレンズの組み合わせでこっそりポートレート撮影を楽しんでいました。F1.2の明るさとLUMIX S1Hの描写力が相まって、美しいボケ感と高解像度のポートレートを撮ることができ、このレンズのポテンシャルに改めて驚かされました。

LUMIXのS1Hは動画撮影に特化したカメラですが、このレンズとの組み合わせによって、静止画でも圧倒的な描写力を発揮しました。それ以来、SIGMA 35mm F1.2は私にとって信頼できる相棒となりました。


5. ソニーEマウントでさらに進化

現在はソニーのEマウントにこのレンズを装着して使用しています。α7RVのような高画素機との相性は抜群で、ポートレートから風景まで、その解像力とボケ感をフルに活かした撮影が楽しめます。

特に、F1.2での開放撮影時の美しいボケと、F2.8以降の驚くほどのシャープさが気に入っています。高画素機をお使いの方には、このレンズの素晴らしさをぜひ体感していただきたいです。


6. 重量と価格についての正直なところ

(1) とても重いけれど…

SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Artは重量が約1.1kgと非常に重いレンズです。長時間の撮影では腕に負担がかかりますが、その重さは性能への妥協のなさを物語っています。このレンズが提供する画質を考えれば、その重量は納得のいくものです。

(2) 高騰する価格

発売当時、このレンズの価格は比較的手の届きやすいものでした。しかし近年の需要増加や供給の変化から、価格が高騰しています。それでも、この性能を考えれば価格に見合う価値があります。


7. まとめ:SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Artの魅力

SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Artは、その重量や価格を超越するほどの性能を持つレンズです。F1.2の極上ボケ感、GMレンズに匹敵する解像力、そして高画素機でもしっかりと対応する描写力は、このレンズを使う理由として十分です。

私自身、このレンズとともにさまざまなカメラを使いながら、その性能を存分に楽しんできました。LUMIX S1Hとの組み合わせでポートレート撮影を試みた2020年から、現在のソニーEマウントでの使用に至るまで、このレンズは私にとって欠かせない存在です。

2024年12月31日の現在でも、SIGMA 35mm F1.2は他の最新レンズと比較してもトップクラスの描写力を誇り、特に高画素機においてその性能が際立っています。最高の35mmレンズを求めている方にとって、必ず満足できる一本と言えるでしょう。

高画素機をお使いの方、あるいは最高の35mmレンズを探している方には、ぜひ一度このレンズを試してみてほしいです。その性能に心から驚き、満足すること間違いありません。

(この記事には、アフィリエイトを含みます。)

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