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ソニーEマウント用28mm単焦点レンズの選択肢
ソニーEマウントで28mm単焦点レンズを探している方には、用途や予算に応じた魅力的な選択肢があります。28mmは広すぎず狭すぎない画角で、スナップや風景、日常の撮影に最適です。この記事では、ズームレンズを除いた単焦点レンズに絞り、それぞれの特徴を解説します。
ソニー純正28mm単焦点レンズ
1. SONY FE 28mm F2
特徴
ソニー純正の小型軽量な単焦点レンズ。開放F2の明るさで、ボケ表現も可能。金属製のレンズマウントと防塵防滴設計で信頼性も高い。メリット
軽量(200g以下)で持ち運びやすい。
AFが高速で静か。
コストパフォーマンスが非常に高い。
デメリット
開放F2では周辺減光が目立つことがある(RAW現像で補正可能)。
おすすめ用途
日常使い、スナップ、旅行、ポートレート。価格帯
新品で約45,000円〜
中古で約30,000円〜
サードパーティ製28mm単焦点レンズ
2. SIGMA 28mm F1.4 DG HSM Art
特徴
SIGMA Artラインのレンズで、F1.4の明るさとプロフェッショナル向けの光学性能を兼ね備えています。解像力が高く、ボケも滑らか。メリット
逆光耐性が強く、フレアやゴーストが出にくい。
解像力が非常に高い。
金属製の堅牢な造り。
デメリット
重量が約865gとやや重い。
高価。
おすすめ用途
ポートレート、夜景、風景撮影。価格帯
新品で約140,000円〜
中古で約60,000円〜
3. Voigtländer NOKTON 28mm F1.5 Aspherical
(2025年1月23日発売)
特徴
VoigtländerのNOKTONシリーズらしい高い光学性能と、明るいF1.5の開放絞りを備えたマニュアルフォーカス専用レンズ。美しいボケ味とシャープな描写の両立が特徴で、クラシカルな操作感も楽しめます。メリット
F1.5の明るさで暗所撮影やボケ表現が得意。
金属製の高級感あるボディ。
EXIFデータ記録対応(Eマウント版)。
滑らかなフォーカスリングと絞りリングの操作性。
デメリット
AF非対応。
防塵防滴設計ではないため、過酷な環境には注意が必要。
約300gと軽量ながら、ズシリとした高級感を伴う重量感。
おすすめ用途
アート系撮影、ポートレート、夜景、風景。価格帯
約120,000円〜
28mm単焦点レンズを選ぶポイント
使用目的を明確に
日常使いや旅行なら軽量なSONY FE 28mm F2がおすすめ。
プロフェッショナルな撮影にはSIGMA 28mm F1.4。
アート志向の写真や独特な描写が欲しいならVoigtländer NOKTON。
予算に合わせて選ぶ
コスパ重視ならSONY FE 28mm F2。
高性能を求めるならSIGMA 28mm F1.4 ArtやVoigtländer NOKTON。
操作性を考慮
オートフォーカスが必要ならSONY FE 28mm F2。
マニュアルフォーカスで独特な操作感を楽しみたいならVoigtländer。
結論
28mm単焦点レンズは、その画角とコンパクトさから初心者からプロまで幅広い層におすすめできる焦点距離です。選ぶ際は、用途や予算、好みの操作性を考慮し、最適なレンズを選びましょう。いずれの選択肢も、28mmの自然な画角が写真表現を広げてくれることは間違いありません。
また他マウントレンズでマウントコンバーターを使う手もあります。
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