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XF23mmF1.4 R(旧型)の魅力──ふわふわ感が生み出すポートレートの魔法
Fujifilmユーザーの間で長年愛されてきたレンズ、XF23mmF1.4 R(旧型)。新型(XF23mmF1.4 R LM WR)が登場し、解像力やAF性能が向上したものの、「旧型ならではの味わい」を求める声は今も根強い。
特に、かわいい女の子のポートレートを撮るなら旧型のXF23mmF1.4 Rの開放のふわふわ感をぜひ味わってほしい。新型のシャープな描写も素晴らしいが、旧型には唯一無二の「やわらかさ」と「空気感」があるのだ。
旧型XF23mmF1.4 Rの魅力とは?
1. 開放F1.4で生まれる夢のようなボケ感
XF23mmF1.4 R(旧型)は、開放時に独特のにじみを伴うボケを生み出す。このにじみが、ポートレート撮影時に柔らかく幻想的な雰囲気を与える。髪の毛のエッジがほんのり滲み、光がやさしく拡散されることで、まるでフィルム写真のようなノスタルジックな表現が可能になる。
2. 立体感のある描写
デジタルらしいシャープな解像ではなく、旧型のXF23mmF1.4 Rは被写体をふんわりと包み込むような立体感を作り出す。特に逆光や自然光を活かしたポートレートでは、柔らかな光の回り込みが絶妙で、被写体の肌が滑らかに、そして美しく映る。
3. 計算された収差と味わいのある発色
最新のレンズは収差を徹底的に抑え、高解像度な描写を実現する傾向にある。しかし、旧型のXF23mmF1.4 Rは適度な収差を残すことで、温かみのある発色と個性的な表現を可能にしている。肌の色がナチュラルに再現されるため、ポートレート撮影ではとても魅力的な結果を生む。
4. クセになる操作感
レンズのサイズ感やマニュアルフォーカスのフィーリングも、旧型ならではの魅力。リングの適度なトルク感が心地よく、ピントを微調整しながら撮影する楽しさを味わえる。じっくりと構図を決め、写真を「撮る」という行為そのものを楽しみたい人にはピッタリだ。
なぜ「かわいい女の子のポートレート」に向いているのか?
かわいい女の子を撮るとき、求めるのは「完璧なシャープさ」ではなく、「やわらかさ」と「雰囲気」ではないだろうか?
旧型のXF23mmF1.4 Rは、その独特なふわふわ感によって、被写体をより魅力的に見せてくれる。特に、やわらかい光の中で撮ると、被写体がまるで夢の中にいるような雰囲気に包まれる。
また、35mm判換算で約35mmの焦点距離は、ポートレートだけでなく日常スナップでも活躍する絶妙な画角。自然な距離感で被写体と対話しながら撮れるのも、このレンズの大きな魅力だ。
旧型XF23mmF1.4 Rと新型の違い
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新型は解像力と機能性が大幅に向上し、プロユースにも十分応えられるレンズ。しかし、旧型の「ふわっとした雰囲気」は、新型では再現できない。
まとめ:旧型XF23mmF1.4 Rは「味わい」のある1本
もしあなたがシャープな解像感よりも、柔らかく味わい深い描写を求めるなら、旧型のXF23mmF1.4 Rを選んでほしい。特に、かわいい女の子のポートレートを撮るなら、開放F1.4のふわふわ感を活かして、唯一無二の空気感を生み出すことができる。
新型の性能は素晴らしいが、「写真は解像力だけじゃない」と思うなら、ぜひ旧型を試してみてほしい。このレンズが生み出す世界観は、きっとあなたを虜にするはずだ。
旧型はもう市場にあるだけで生産完了品となっているので、気になるのなら今すぐ購入するべきです。
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