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NiSi 偏光フィルター Ti Enhanced CPL – 風景・人物撮影に最適な鮮やかなPLフィルター

NiSiの「Ti Enhanced CPL」は、風景撮影や人物撮影に適した発色の鮮やかな円偏光(CPL)フィルターです。偏光機能によって被写体表面の余分な反射やグレアを抑え、より明瞭な像を得ることができます。


Ti Enhanced CPLの特徴

1. 余分な反射を抑えてクリアな写真を実現

このフィルターを使用することで、太陽光を偏光し、大気中のカスミを除去。風景撮影では青空や雲のディテールを鮮明に、人物撮影では肌の光沢やガラス・水面の反射を抑えた自然な表現が可能になります。

2. 航空機グレードのチタン合金フレームを採用

フィルター本体には、航空機業界で使用されるチタン合金製のフレームを採用。チタンの密度は4.54g/cm³で、スチールの約半分の密度ながら、アルミの2倍の強度を持ちます。これにより、高温・低温環境下でも優れたパフォーマンスを発揮し、サビへの耐性や耐熱性も備えています。

3. 内部反射を抑えるマットブラック加工

フレームの内側には電気メッキによるマットブラック加工が施されており、光の反射を防ぐことでコントラストの低下やフレアの発生を最小限に抑えます。


ランドスケープCPLとの違い

Ti Enhanced CPLとランドスケープCPLは同じフィルター効果を持っています。ランドスケープCPLは角型フィルターホルダー専用として開発されたものですが、Ti Enhanced CPLは一般的なレンズねじ込み式の円形フィルターとして販売されています。ガラス素材やコーティングなどは同じ仕様で、どちらを使用しても同等の偏光効果が得られます。


PLとCPL(サーキュラーPL)の違い

CPL(サーキュラーPL)は、通常のPLに1/4λ位相差板を組み合わせたものです。一眼レフカメラでは、レンズを通過した光がハーフミラーで分岐され、AFや測光に使われます。通常のPLを使用すると、このハーフミラーの機能に干渉し、AFや測光が正常に動作しなくなることがあります。CPLは直線偏光を円偏光に変換することで、この干渉を防ぎ、カメラのオートフォーカスや露出計を正常に動作させることができます。反射を除去する効果はどちらも同じですが、一眼レフやミラーレスカメラで使用する場合はCPLの方が適しています。


PLフィルターの耐用年数

PLフィルターの耐久性は、使用頻度や保管環境によって異なりますが、通常は5年以上問題なく使用できます。PLフィルターは偏光膜によって光の偏光を制御していますが、この偏光膜は紫外線や熱によって劣化することがあります。直射日光や高温環境を避けて保管することで、フィルターの寿命を延ばすことができます。


まとめ

NiSiのTi Enhanced CPLは、風景や人物撮影に最適な高品質偏光フィルターです。余分な反射を抑え、色彩の鮮やかさを引き立てるだけでなく、航空機グレードのチタンフレームによる耐久性と軽量性も兼ね備えています。長期間安定した性能を求めるなら、ぜひこのフィルターを活用してください。

このCPLフィルターで見栄えが大きく変わり、あなたの個性にまた1つ新たな要素が加わることでしょう。

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