Batisシリーズの全貌を解説!
はじめに
Carl Zeissが提供するBatisシリーズは、高性能かつ独自の描写力を持つミラーレス専用設計のレンズ群です。前回、Batis 2/40 CFで撮ったポートレートの話の記事を書きましたがに、シリーズに含まれる他の魅力的なレンズを紹介します。それぞれのレンズが持つ特徴と魅力を解説していきます。
Batis 2/40 CF
Batis 2/40 CFは、日常使いからポートレート、スナップまで幅広く対応するオールラウンドなレンズです。
焦点距離:40mm
最大絞り:F2
特徴:
CF(Close Focus)により24cmまで寄れる短い最短撮影距離。
高解像度センサーに対応したシャープな描写。
自然な視野感を持ち、スナップや風景にも適しています。
レンズ構成:ディスタゴン設計に基づく構成で、広角から標準域まで高い解像度を実現。
Batis 1.8/85
Batis 1.8/85は、ポートレートに特化した明るい中望遠レンズです。
焦点距離:85mm
最大絞り:F1.8
特徴:
大口径F1.8による美しいボケ味。
快適なAF性能で動きのあるポートレートにも対応。
軽量設計で手持ち撮影が楽。
Carl Zeissらしい逆光耐性に優れたコーティング。
レンズ構成:Sonnar設計で、ボケ味と解像感を両立。
Batis 2/25
Batis 2/25は、広角レンズとして風景や建築撮影に最適です。
焦点距離:25mm
最大絞り:F2
特徴:
広い視野角とF2の明るさで風景や夜景撮影に強い。
歪曲収差が非常に少なく、建築写真にも最適。
カラーの再現性が高く、自然な発色が得られます。
レンズ構成:ディスタゴン設計により、広角ながら高い解像力を発揮。
Batis 2.8/135
Batis 2.8/135は、望遠域での高い解像度と美しいボケ味を両立するレンズです。
焦点距離:135mm
最大絞り:F2.8
特徴:
遠景やポートレート撮影で圧縮効果を活かしたドラマチックな構図が可能。
軽量設計で携帯性に優れる。
逆光でもクリアな描写を実現するT*コーティング。
レンズ構成:Apo Sonnar設計で、色収差を徹底的に補正。非常にクリアでシャープな描写を実現。
Batis 2.8/18
Batis 2.8/18は、超広角レンズとして風景や建築、天体写真に最適なモデルです。
焦点距離:18mm
最大絞り:F2.8
特徴:
非常に広い視野角(99°)を実現。
コンパクトながら歪みが少なく高解像度。
夜景や天体撮影に強く、明るさと広さを両立。
レンズ構成:ディスタゴン設計に基づき、超広角ながら隅々までシャープな描写を実現。
まとめ
Batisシリーズは、それぞれのレンズが独自の特徴と用途を持つ優れた設計となっています。これらのレンズは、ポートレートから風景、建築、スナップまで幅広いジャンルで活躍できる万能なラインナップを提供します。
Batisシリーズは、性能だけでなく、ミラーレス特有のコンパクト性とCarl Zeissらしい描写力を兼ね備えたレンズ群です。ぜひ撮影スタイルに合わせて、あなたに最適なBatisレンズを選んでみてください!
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