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Yahoo!BB with フレッツ光ネクストからOCN with フレッツ光クロスに切り替えた話

このたび、Yahoo!BB with フレッツ光ネクストからOCN with フレッツ光クロスに切り替えた経緯をご紹介します。ネット回線を見直す参考になれば幸いです。


切り替えの背景

私は長年Yahoo!BBでフレッツ光ネクストを利用していました。しかし10Gにできるという話を耳にし、フレッツ光クロスを調べているうちに、2024年11月1日申し込み分よりフレッツ光ネクスト利用時より安くなるという情報を得ました。回線スピードが10倍になって今より安いなんてやらない理由がなかったのです。
Yahoo!BBからOCNに変えたのは単純にYahoo!BBが光クロスに対応していなかったからです。


フレッツ光ネクストの特徴

  1. 速度と安定性
    フレッツ光ネクストは、1Gbpsの最大通信速度を提供します。これは、家庭や中小規模のビジネスに適した速度で、インターネットの通常利用やビデオ会議、ストリーミングにも十分対応できます。

  2. 対応エリア
    フレッツ光ネクストは、日本全国で広く展開されており、多くの地域で利用可能です。


フレッツ光クロスの特徴

  1. 速度と性能
    フレッツ光クロスは、最大10Gbpsという圧倒的な高速通信を提供します。この速度は、データ容量の大きい作業や複数デバイスの同時利用に最適です。

  2. 対応エリア
    フレッツ光クロスは、現在対応エリアが限定的で、主に都市部やその周辺で利用可能です。


切り替え準備など

  1. フレッツ光クロス工事予約
    11月1日に予約して12月11日の工事日となりましたので1ヶ月半くらいかかると思ったほうがよさそうです。このときに、Yahoo!BBは光クロスに対応していないのでプロバイダを切り替える必要があることを教えてもらいました。
    この流れでOCNと契約することになりました。

  2. 回線切り替え
    ヤフーBB!からOCNに切り替える際、ヤフーBB!に解約申請を行なってからOCNに切り替わるまで概ね3日くらいかかります。私は約50時間ほどで切り替わりました。しかも光クロスの工事が完了した後だと切り替わる前のヤフーBB!に接続できません。要するにネットが使えない時間が発生します。

  3. データ通信が行えるまで
    データ通信が行えるようになるとNTTのルータXG-100NEで「データ通信」ランプが青色に点灯します。これが開通の合図です。しかし、この合図がなくとも回線が繋がる裏技がありましたのでご紹介いたします。NECのホームルータを使っていると動作モードに「OCNバーチャルコネクト」というモードがあります。これのモードにしていてOCNと契約があるとデータ通信ランプが青く灯っていなくても繋がりました。
    XG-100NEにOCNのソフトウェアが流し込まれるまではこれで対応できると思います。ちなみにXG-100NEでデータ通信ランプが点灯するとこのモードではネットに繋がらなくなりますので、NECのルータはローカルルータモード、もしくはブリッジモードに戻してください。


オススメのルーター

これはもうWi-Fi6E対応の「NEC Wi-Fiホームルータ Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12」一択でしょう。メッシュWi-Fiが強力で家のなか、どこにいても繋がります。すごく広い家でも2台用意して中継もできます。


注意点など

フレッツ光クロスはほとんどのプロバイダでPPPoE接続に対応していません。
IPoE接続のみの提供となっているケースが多いです。
IPoE接続はプロバイダのネットワークに直接接続するため、ユーザー認証をせずにインターネットへ通信することができます。IPoE接続を行うには、IPoE接続に対応した光回線・プロバイダ・ルーターが必要です。環境によっては回線を変えるだけでなくネットワーク機器なども買い替えが必要です。


回線速度実測

測定環境

端末:MacBook Air M3のWi-Fi
ホームルータ:NEC Wi-Fiホームルータ Aterm WX11000T12 (ブリッジモード)
プロバイダ:OCN
回線:フレッツ光クロス
接続方式:OCNバーチャルコネクト

驚異的なスピードです。もとの回線スピードの5〜10倍くらいは出ているでしょうか。YouTubeなどの動画もさくさく読み込みますし、配信などでも遅延などは一切発生しないスペシャルな環境となりました。


おわりに

私は、Yahoo!BB with フレッツ光ネクストからOCN with フレッツ光クロスに切り替えたことで素晴らしい回線速度を手にいれることができました。同じように光回線を見直している方の参考になれば幸いです。

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