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SNSでキャラをどう作る?“見せる”よりも“見せない”がカギ

こんにちは!アキラ( @akiraaaaa_man )です。

「 SNSでは自分らしさを出そう 」とよく言われていますよね。
でも、ただありのままを全部見せればいいわけではありません。

たとえば、どんなに親しい友人でも、自分の全てをさらけ出すわけではありませんよね?
SNSでも同じで、見せる部分を選ぶことが、発信の成功に繋がります。

むしろ、キャラクターをどのように見せてどの部分を隠すか。
その設計こそが、フォロワーに刺さるSNS運用の成功ポイントになります。

1月11日、11日連続で継続中の " 5時からライブ " でお話しした内容を文章でさらに詳しくお話しします。

毎朝5時からインスタライブ配信やってます!

というわけで!
この記事ではキャラクター作りで意識すべき「 見せる部分 」と「 見せない部分 」の選び方、そして効果的なギャップの使い方についてお話しします。


1. キャラクターは“見せる部分”を選び取ることが大事

大半の方はアカウントで「 何を見せるか 」はじっくり考えるんですが、「 何を見せないか 」を軽視しているように感じます。

SNSでは、発信者として「 どんなキャラクターでいるか 」が問われます。

でも、人にはいろんな一面がありますよね。
普段の自分、仕事の自分、趣味の自分…

例えば、家では家族を笑わせるムードメーカーでも、職場では真面目でクールな自分を演じていること、ありませんか?
どちらも自分なんですが、その場に合った『 見せる自分 』を選んでいるわけで。

それをすべてSNSで見せようとすると、かえってぼやけてしまい「 この人は何がしたいんだろう? 」と思われがちです。
だからこそ、SNSではコンテンツやコンセプトに合った「 見せる部分 」を選び抜くことが大事かと。

選び方としては、次のような質問を自分に投げかけてみるといいでしょう:

  • 自分のどの面が、フォロワーに最も響きやすいだろうか?

  • その一面は、自分の発信テーマやコンセプトに合っているか?

  • 見せたくない面は何か?それを隠すことでキャラの統一感が出せるか?
    このように自分を整理することで、発信の軸が明確になります。

ただし、これは「 自分を偽る 」という意味ではありません
むしろ、普段の自分から大きく乖離しない範囲でキャラクターを設計することがポイントです。

いかがでしょう?普段の自分とSNS上の自分、どこか大きく違うところはないでしょうか?

たとえば僕の場合、SNS運用の投稿では厳しさを見せて、雑多な投稿ではちょっとふざけたり、フォローしている方へのコメントでは、思わずクスッと笑ってもらえるようなコメントを残したりという一面をうまく組み合わせることで「 親近感がありながら信頼できる 」印象を持ってもらうようにしています。

キツめの言葉ばかりが並んでいるととっつきにくさが出ちゃいますので、たまには「 え?この人こんな一面もあるんだ! 」という意外でプラスの印象を与える別の顔を見せるといいです。

学生の時に、ヤンキーがちょっとした優しさを見せるだけで、女子のハートを掴むような『 ギャップ萌え 』作戦です。

真面目に、時に厳しく、SNS運用やビジネスの話をする人が、たまにユーモラスな投稿をする。
逆に冗談まじりの投稿を見た人にも、まじめにビジネスの話をしてもいいギャップが生まれるんじゃないかなぁと。

メインのキャラと隠れたキャラ、二面性をじょうずに使ってみてください。

インスタライブの中でも話したんですが、野球のピッチャーが直球ばかり投げてたら相手は次のボールも予測しやすいです。でも、たまに変化球を投げるから「 おぉっ! 」となるようなイメージです。
どっちが決め球になるかは相手次第ですねw

2. 万人ウケを狙わない理由

SNS初心者がやりがちなのが、「 万人に好かれるキャラクター 」を目指してしまうことです。

でもこれは実はリスクが高いんですよ。
万人ウケを狙うと第一印象がピークになりがちで、そこから少しでも期待を裏切る行動をすると減点方式で評価が下がってしまうんです。

たとえば、最初から『 何でもできるスーパーマン 』を演じてしまうと、少し弱みを見せただけで『 思ったより普通の人だな 』と思われてしまうことがあります。

僕が提案したいのは、尖った部分を最初に見せること

自分の得意分野や深掘りしたいテーマに絞って発信することで、「 この人はここに詳しいんだ 」と信頼してもらいやすくなります。
そして、あとから意外性のある、「 プラスのギャップ 」を見せることで、フォロワーとの関係をさらに深めることができます。

たとえば僕の場合、SNS運用に関する厳しい現実を語る一方で、思ったより親しみやすいユーモアを交える。そんなギャップが「 思ったより話しやすい人なんだ 」とプラス評価につながることもあるんです。

万人ウケは関わりが広く浅くなりやすく、八方美人のように見えます。
それにうわべの会話で深い話までなりにくくて、相手も心を開かないんですね。

顔を知ってるだけの知人に深刻な相談はしないでしょ?相手が親身になって関わってくれているなら相談を持ち掛けることはあってもね。

また、逆に「 まったく誰にもウケない 」キャラもダメです。
例えば、愚痴ばかり言う人、アンチコメントばかりする人、自分のことばかり話す人とかどうでしょう?

話していてもおもしろくないですよね。

万人にウケる人、誰にもウケない人のどちらも狙わないほうがいいです。

3. 僕が実践してきたキャラクター設計(ほぼ失敗談)

僕自身、これまでのSNS運用の中で試行錯誤を繰り返してきました。
Twitterは10年以上やっていますが、最初の頃はビジネス運用というかブログの更新情報をただ発信するだけで、なかなかブログのアクセスも伸びず、もちろん共感も得られませんでした。

その後、取り組んだのは「 広く浅く 」フォロワーを増やしていく方法です。キャラ設定をしたのはこの時くらいからでした。

ビジネス系の話もしていましたが、ユーモラスな投稿が大半で、さほど結果は出ずでした。
そりゃそうですよね、ビジネス系の情報の発信が少なかったので。

広く浅く、誰とでも仲良く、みたいなキャラは僕の本来のキャラとはかなりのズレもあり、発信することも、キャラを演じることもしんどくなってアカウントは削除しました。

ふざけたキャラをメインで発信していた頃には、フォロワーが増えたけど、根付いたブランディングを変えて、真面目に切り替えるタイミングが難しかったですね。

だから途中でやり直すことはせずにアカウントを削除したんです。

「 これではダメだ! 」と、新しいアカウントで発信のバランスを変え、プロフィール周りも整備してしっかり情報を提供し、「 厳しさ 」と「 柔らかさ 」をバランスよく組み合わせることで、次第にフォロワーの反応が変わってきたんです。

コメントや雑多な投稿では、ちょっとふざけたキャラ、ビジネスマインドや違和感のある運用方法について厳しく言及するキャラ、真面目に運用やビジョンなどを語るキャラを程よい加減で中和させている感じです。

この中和型のキャラ設定のヒントはヒーローマンガの主人公のキャラクターから得ました。

キン肉マン、ドラゴンボールの孫悟空、ワンピースのルフィなど、みんなアツい部分とちょっとふざけた部分と仲間に対しても厳しくいう部分と持ち備えてるじゃないですか。

これだ!と思って、今もこのバランスを調整しながらやっています。

たとえば、失敗談や苦い経験を共有する時には、少し砕けた言葉遣いや笑いを交える。それによって、単に厳しいだけではなく「 この人なら話を聞いてみたい 」と思ってもらえるようになりました。

発信の組み合わせとバランスは、だいたいビジネス情報6割、その他4割程度に変えました。

すると、集客も毎月コンスタントにできるようになり、相談のお問合せからの契約もそこそこいただけるようになったんです。

現在は、これまでにTwitterでうまくいったキャラ設定の経験を、Threadsに活かしつつ、新たな試みも足しつつ運用しています。
しかし、フォロワーの絶対数が少ないうちは反応は鈍く(発信内容にも原因はあります)、やっぱり深くて濃い人間関係を作って行くための情報を発信していくには、それなりの母数が必要だと痛感しています。

ただの数集めではなく、発信に興味を持ってくださる読者を増やすこと。
これはどんなジャンルのビジネス系アカウントにも必要です。

みなさんも、自分の中のいろんな一面を整理して、「 SNSで見せたい部分 」を選び取ることから始めてみてください。

それだけで、あなたの発信が明確になり、フォロワーに刺さりやすくなります。

4. キャラクター設計の成功ポイント3つ

最後に、キャラクター設計を成功させるための3つのポイントをお伝えします。

  1. 見せる部分と見せない部分を選ぶ
    自分のすべてを見せる必要はありません。発信するテーマや目的に合った部分を選び、他の部分はあえて隠すことでキャラクターに深みが出ます。

  2. プラスのギャップを隠し持つ
    最初にすべてを見せるのではなく、後から「 こんな一面もあるんだ 」と思わせる要素を仕込んでおくことで、加点方式で評価が上がります。

  3. 無理をしない範囲でキャラを作る
    SNS運用を長く続けるには、無理をしないことが大切です。普段の自分から大きく外れすぎたキャラクターは疲れてしまうので、自然体でいられる範囲で工夫しましょう。

まとめ

SNS運用でキャラクターを作ることは、「 自己ブランディング 」の第一歩です。ただし、ありのままの自分をすべて見せる必要はありません。

自分の中のどの部分を見せて、どの部分を隠すのか。それを意識することで、SNSでの存在感がぐっと引き立ちます。

まずは、自分のキャラクターを明確にするために次のアクションを試してみましょう。

  1. 見せたい一面を3つ紙に書き出してみる。

  2. その一面が、発信するテーマやフォロワーに合っているか考える。

  3. 隠しておきたい一面を選び、それをギャップとして後からどう活かすか計画する。
    小さなステップからでも、キャラクター設計を始めることでSNS運用が大きく変わります。

あなたのSNSアカウントでは、どんなキャラクターが見えているでしょうか?修正するなら、あなたならどんなキャラを作りたいですか?

ぜひ今回の記事を参考に、自分らしいキャラクター設計を考えてみてください!

こちらのプロフィール設計に関する記事もあわせてお読みください。
キャラ設定とプロフィール文は関連性がとても高いので。


では、またー!
最後までお読みいただきありがとうございます。

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