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お金を稼ぐことは“目標”じゃない? いや、最初はそれでいい!
「ビジネスをするなら目指すのはお金じゃない!」
こう言われたこと、ありませんか?
確かに、お金のその先にあるビジョンや夢は大切です。僕もそれには賛成です。
SNSの発信でもよく見かける話題ですね。
「 お金は手段であって、目標ではない! 」みたいなポストを。
でも僕はこの意見には反対です。
ポスト見ていただけますか?僕のを。
おっと!唐突に反対意見だと言いっぱなしになるところでした。
僕はこれからビジネスを始める人にとって、「 売上目標を設定しないのはちょっと危険やで! 」と思うんです。
なぜなら、具体的な目標金額を定めることこそ、現実的で継続的な成果を生むための第一歩だと考えるからです。
特にビジネスを始めたばかりの人にとっては、「 半年後にどのくらい稼ぎたいのか 」という数字を明確にすることが、日々の行動や戦略を形作る基盤になります。
この記事では、「 お金を稼ぐこと 」を目標にしてもいい理由と、売上目標をどう具体化するかについてお話します。
なぜ「お金を稼ぐこと」を目標にしてもいいのか?
お金は生活していく上で必須なものですし、やりたいこと、なしえたいこと、ほしいものを得ようと思えば必ず必要になってきます。
「 お金なんかなくても幸せ 」という人もいるかもですが、あれは綺麗事でしかないと僕は思うんですね。
ビジネスを始めたばかりの人にとって、お金は成果の “ 見える化 ” です。
売上は、行動の結果を測る明確な指標となりますので。
例えば:
売上がゼロなら、マーケティングや顧客対応に何か課題があるかも?
売上が上がっているなら、その手法をブラッシュアップする価値がある
数字を基準にすることで、行動のPDCA(計画→実行→検証→改善)がスムーズに回るんです。
成果の見える化実践例:「半年後に月50万円」を目指すと、日々のタスクが明確になる
たとえば、半年後に月50万円の売上を目指すとします。
この場合、ざっくりと次のように分解できます。
半年後の月間目標:50万円
商品ごとの売上計画( 半年後に稼いでいる額を想定したメニューを考案 )
・単発相談:15,000円×5名=7.5万円
・月1回サポート:20000×5名=10万円
・週1回サポート:50000×4名=20万円
・ガチサポート:100000×2名=20万円
・その他商品:随時
こんな感じでスポット商品も含め50万円を超えるように目標を立てます。
そうすると、次はこの売上計画から、以下のような行動タスクが浮かび上がります。
ターゲット選定:初回相談を利用する層を具体化
コンセプトの見直しやプロフィールの修正など追加タスクの洗い出し日々のSNS投稿:1日30投稿で発信力を強化
コンセプトとプロフと一貫した発信とあなたの人間性が伝わる発信をミックスして「 価値提供×人間性 」の両面で認知度を上げ、ブランディング数字の進捗管理:売上やフォロワー増加を定期チェック
日々の行動の振り返りと課題の見える化
こうして目標が行動に落とし込まれると、やるべきことが明確になり、迷う時間が減りますよね。
ビジョンや未来イメージだけでここまで落とし込めるでしょうか?
僕は正直ここまでの計画は立てられません。
例えばダイエットをしてる人が、スリムになってスキニーデニムが似合う脚線美を手に入れたいというイメージだけでは痩せにくいのではないかと思うんです。
現実の体重や体脂肪と向き合い、数字の目標を設定し毎日記録することで数字として見える化ができるのと同じです。
その数字をクリアーしていきたいと意欲的にアクションを起こし、記録を見ながら毎日振り返ってまた翌日はどうするか決めて行動する。ここまでやってはじめて瘦せていくのではないでしょうか?
もちろん中にはストイックにひとりで取り組み、目標を達成する方もいると思いますが、人間は弱い生き物なんでなかなかそううまくはいかないでしょう。
数字を使って目標を行動に変える
ここまで、お金を稼ぐことを目標にしてもいい理由と、その具体的な効果についてお話しました。
では、次はどうやって「 その目標を達成するか 」の部分に踏み込んでみましょう。
ここからは、売上目標を実現するための戦略と、その後の “ お金の使い方 ” について詳しく解説します。
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