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チャンドラ模様:インド式月の暦
インド占星術の一部には、パンチャンガという月の暦があります。
パンチャンガは2つの言葉からできていて、パンチャ=5 アンガ=部分です。つまり5つの要素で成り立つ暦ですね。パンチャガの基本の要素には月の位置があって、月がどこにいるかによってその日の性質のベースが決まります。そして、その性質などから、その日どういう活動をするのが向いているのかなどを導き出すわけです。日本でいうと、カレンダーの大安吉日のようなものですね。
ただ、大安吉日は結構シンプルなので、良い日を選ぶのに苦労しませんが、パンチャンガは結構複雑で、使いこなすにはかなり技が必要です。私も使いこなせているわけでは全くなくて、ここぞ!という時に色々調べて日取りを決めたりしている程度です。
そんなちょっと複雑なパンチャンガの要素の中で、誰でもすぐに活用できそうなものが1つあります。
それが、曜日。
曜日にはそれぞれ関係する惑星があります。といいますか、そもそも曜日の名前が惑星がから来ているのです。
曜日のはじまりは、日曜から。現代の感覚だと月曜からのように思ってしまいますが、最初は日曜日。
日曜日:Sunday Sun=太陽
月曜日:Monday Moon=月
火曜日:Tuesday Mars=火星
水曜日:Wednesday Mercury=水星
木曜日:Thursday Jupiter=木星
金曜日:Friday Venus=金星
土曜日:Saturday Saturn=土星
このうち、火曜日と土曜日はあまりよくない曜日とされています。この日はお祝い事を避けたり、新しいことを始めたり、重要な決定には向かないようです。
良い曜日は、良い順に、木曜日・金曜日・月曜日・水曜日。日曜日はその時々によってよかったり悪かったりするようです。
よい曜日のなかでも各曜日に向いていることがあります。いくつかあげておきますね。
木曜日:新しい学習を始める、瞑想、宗教的なこと、大事なものを買うこと
金曜日:ロマンス、家をきれいにする、喜びを与えてくれること、友達と集まること
月曜日:おめでたいこと、新しいものを買うこと、創造性を発揮するようなこと
水曜日:学習、治療・ヒーリング、新しい事業を始める、出版・メディアに関すること
日曜日は、自己を見つめる日、自然に触れる日にするとよいそうですよ。
吉日を選ぶというのは、こだわりだすときりがありません。何かを始めるとき、吉凶を気にしすぎて、かえってよいタイミングを逃すこともあるでしょう。
ですので、吉日選びも、よっぽど大きな行事でないかぎり、楽しみながら日々の生活のアクセントとして取り入れるぐらいの付き合い方がよいのではと思います。そういう意味では、曜日の性質は気楽に取り入れられてお勧めです。
そもそも各曜日に惑星がくっついていますので、一週間を各曜日の惑星のパワーを感じながら過ごしてみるなんていう楽しみ方もあるかと思います。
ぜひ気軽に楽しんでみてください。