FX脱初心者さん講座 その2
こんにちわ(・ω・)💖
はい、でわ以前に書いたFX脱初心者さん講座の続きを書いていこうと思います
ここ最近ちょこちょこ記事を投稿してますけど、noteも書き始めるとたのしいですね(*^-^*)
しばらく書かない期間が開くと、ふたたび書き始めるのがおっくうになりますけども、、、
で、以前『FX脱初心者さん講座 その1』の記事のほうに、私がFXをはじめてから通った道をカンタンに書きました
おさらいすると
1.テクニカルの勉強をはじめる
2.テクニカルが想像以上に機能しないことに気づく
3.その中でまだ、まともそうなテクニカルを選んでトレードするけども、どうにもならない
という流れ
今回は、この沼、この迷いの森からどう脱却すればいいのかというお話です
■この話をするのはすこーし勇気がいります
こんなことを言うと嫌われるかもですけど、(⚠ホントに嫌いになってはダメですよ!)
これは、ドル円の4時間足チャート📈
4本値で過去のレートの推移を表したグラフです
この過去のレートの推移をただ記録しただけのものを見て
将来のレートがどうなるのかが分かるなんて理屈は
100%では無いにしろ、それなりの確率で上昇するのか、下降するのかが分かるなんて理屈は
おかしい
どー考えても、おかしい
勉強を、トレードを続けていてわたしはそう思いました💔
(あくまでわたしの場合は、ね)
■テクニカル分析とは
FXでお金儲けを夢見ていろんな情報をみると、やっぱりテクニカル分析、チャート分析の情報が圧倒的に多くて、テクニカルを使ってトレードを始めるのはごくごく自然なのかなーと思います
テクニカル分析の基本的な概念
それは
「投資家の判断は投資行動、すなわち売買に反映されているので価格の推移、出来高の推移を調べれば将来の価格が推測できるのではないか」
というもの
乱暴に言っちゃうと、チャートを分析して将来どうなるのか予測しましょうよというもの
これを真っ向から否定する理論が、かの有名な
ランダムウォーク理論、そして効率的市場仮説
それ等に代表される『現代ファイナンス理論』
テクニカル分析のみならず、ファンダメンタルズ分析でも市場平均を上回れないとする理論
要は、「勝てませんよー」と言ってます
(さらにテクニカルはファンダメンタルズより説得力がないため、貶められることに😭)
効率的市場仮説が正しいのか、間違ってるのかは分からないですが
相場は完全にでは無いにしろ、基本ランダム、無秩序なんだと思います
そうであるならば
FXでなかなか勝てないという理由が
テクニカルがなかなか機能しないという理由が
しっくりきます
(わたしの場合は、ですw)
一般のトレーダーさんの中にも、「テクニカルはオカルトにすぎない」「テクニカルに利益を上げられる科学的エビデンスは何ひとつない」という考えの元に、トレードしてる人もそれなりにいるな~という印象です
「テクニカルは投資の素人でも意見が持てるようにするための業界販促ツールにすぎない」なんて見解を持つ人もいます😱
テクニカルのみでトレードしてると、なかなかその人たちの存在、考えに気づかないですけどね
こんなことを言うと、「なにー!あかつき~、お、おのれテクニカル否定派だったのかーーー」なんて言われそうw
そんなことはなくて、私は自称ごりごりのテクニカル派だと思ってます
ただ、
一通りテクニカルを勉強し終えたら、ファンダメンタルズも時間をかけて勉強して欲しいというのが本音です💞
よく、あれこれ手法を変えるのはイケない、みたいなことを言ってる人がいますが、始めて間もない人が一つの事だけに特化するのは、狭い世界に閉じ込もるようなものだと私は思います
それで結果が出せているならまだしも、出せていないなら尚更だと思います
一貫性の無さなんてこと考えずに、いろんな時間軸、手法、考えを試すことが大事(決めつけw)
もっと言えばFXじゃなくてもいいです
株でも先物でも
さらにもっと言えばトレードじゃなくてもいいです
別の仕事でも、なにか他の分野の活動でも
自分は何が一番結果が出せるのか?自分は何と相性がいいのか?を、経験上ほんのりとでも分かったうえで、そこから特化して自分のトレードスタイルを時間をかけて作ってほしいなーって思ってます
われわれの強さにもたせかけたはしごがベストのはしごである 引用元 トレーダーの精神分析 ブレッドNスティンバーガー
■チャートの価値は
じゃあ、テクニカル分析、チャート分析に価値は無いの❓❓
と言われると全くそんなことはないです
全然そんなことはないです
「チャートを使って予測する」という部分はひとまず無しにして、それ以外でチャートでなにができるのかまとめておきます
① バックテスト、過去検証ができる
チャートの一番おおきな価値はこれだと思います
わたしがFXを始めてから通った道のりの続き、、、
トレードを続けていくと、たまに勝てる月もあったりします
大きく勝てる月もあったりします
資金を10倍にしたなんてこともあります(*‘ω‘ *)
そんな時いつも思ってたこと、それは
「およっ!すこし上手になったかな?」ということじゃなくて
まったく逆の感情
「このままじゃ勝てない」という思い
「たまたま運良く勝ったにすぎない」という思い
相場の状況、環境って毎回違ってて、その都度その都度いろんなテクニカルや考えを変化させて勝てても来月どうなるのかなんてわからない
言葉にするとこんな感じ
わたしがしたいのは継続して勝ち続けること
一瞬だけの勝ち、利益はいらない
継続して勝つためになにが必要なのか?ずっと考えてて、
たどりついた答えというのは
利益を上げられるひとつの投資モデル、ビジネスモデルを構築する
というもの
自分の投資モデルは○○で、平均すると勝率は31~35%
ポンドル限定で1回のリスクは18~22p
リターンは60~65p
なので1回トレードすれば約6.5~7.5p利益がでる
月のトレード回数は7~10回程度
過去のチャートを使って利益の出る投資モデルを構築して、それが統計上どのぐらい利益を生み出せるのか数字で把握しておく
というものです
しかしです、
利益が出せる投資モデルなんてそんなカンタンには作れないです
そんな甘くないです
それは先に話した内容でわかってくれると思います
しかも今はHFT、アルゴが跋扈しててテクニカルのほとんどが死んでしまったなんて話もあるぐらいです
なので、ここで留まる期間が相当長くなります
2年、
3年、、、
ヘタすると5年😥
それまで自分の使ってた手法が実は利益を上げられないものだと気づく
温めていたアイデアを形にしたけど利益が上げられないと気づく
SNSに転がってた勝てると謳ってた手法がウソだと気づく
いかにもな理屈をしたテクニカルが利益が出ないと気づく
ここに注ぐ労力と時間がかなりのものになります
ここに足を踏み入れる方は、ぜひ出家してくださいww
ものすごく大変だと思います、でも不可能ではないです
『上手な人から教えてもらおうなんて甘ったれてるんじゃないわよ!
自分で築き上げなさいよ!最後の一線は自力で越えなさいよ!!』
ということですww
②エントリー、決済のタイミングに使える
テクニカルなし、チャートもなしで、
レートが表示されたものだけ、ファンダ要因だけでエントリー、決済できるのでしょうか?
損切りポイント、利食いポイントを決められるでしょうか?
わたしには思いつかないです😴
経済指標スキャならもしかしたら可能かもしれないですが、、、
③チャートは正確な価格の歴史がわかる
ちょっとチャートをペタっと(/・ω・)/📈
(画像クリックで拡大できますよー🍒)
これは2016年前後のドル円日足チャート
おもしろいからこのチャートを例に持ってきました
2016年に何があったかわかる人はすぐわかると思います
そうですね、トランプ大統領の誕生です
ちなみに、私はまだこの時FXやってなかったと思います
記憶にないもんw
まー、それはともかく2015年の年末から2016年の中頃にかけてすごい下落トレンド( 一一)
8か月で23~24円下落してます
一時100円割ってますね
それで、トランプ大統領が誕生した日(ヒラリーさんが敗北宣言をした日)が黄色の矢印のところ
すごい下ヒゲ作って底打ちして、上昇トレンドに転換してる
1か月ちょっとで17円50銭上昇😲
酷評されてたんですけどね、トランプちゃん
「トランプが大統領になればアメリカは終わりだ」なんて
本来バッドニュースのはずのトランプ大統領誕生が、下落トレンドを底打ちさせて上昇トレンドに転換させるなんて
おもしろいです
とまあ、チャートは価格の歴史も知ることが出来るし、トレンドを生み出したファンダメンタルズ要因も特定することが出来ます
過去をさかのぼってトレンドを生み出したファンダ要因にどんなものがあるのかを調べてみるのもいいかも
なにか共通した傾向や特徴がみつかれば、、、
(今思いついたアイデアですw!)
■まとめ
ここまでお読みいただいてありがとうございます🥰
ぱっぱっぱっと思ったことを書いたので、あまり参考にならなかったかもしれませんが楽しんで読んでもらえたなら、なによりです(#^^#)
でわ最後に、
前回の番外編で紹介した本
『知られざるマーケットの魔術師』
最後に著者のシュワッガーさんのインタビューが載ってたんですけど、ピンっと来たものがあったので紹介して終わります
じゃあ、またね(@⌒ー⌒@)ノ
Q.コンピューターが発達した現在、トレードにおけるテクニカル分析は怪しいグルが操る水晶玉と同じでしょうか?(テクニカルはもはやオカルトなのか?という意味)
A.ピーターブラント(テクニカル分析で成功した個人トレーダー)はかつては機能していたチャートパターンの多くがもはや信頼できないと認めた最初のトレーダーでしょう。それだけでなく、チャートに予測力がないことを彼は強調しています。 チャートは市場がどの方向に向かうかを予測するためではなく、非対称的なトレード機会(損する確率よりも利益を出す確率がはるかに高く、損失額よりも利益額がはるかに大きいポイント)を特定するためのツールを提供するものです。 魔法はチャートよりもリスク管理の戦略にあるのです。
次回につづく💖
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