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日本の財政について、考えてみました

みなさん、こんにちはー!ヾ(´∀`)ノ

日本の財政は、かなり前から
破綻するのではないかと言われてきました

今回は日本の財政について考えてみます

■財源はなにか

まず、財源はなにかを整理しましょう

財源は『税金』である
と思っている人が多いと思います

でも、本当にそうでしょうか

実際、日本政府は『国債』を発行することで
『財源を確保』しています

■税金の役割

税金が財源のためではないのであれば
いったい、なんのためなのでしょうか

それは『インフレ率』の調整や『所得の再分配』
経済全体を『調整』するためなのです

世の中にお金が『増える』
インフレ率が上がります
つまり『物価』が上がります

緩やかなインフレが理想ですが
極端に上がってしまうと
『ハイパーインフレ』になり
大変なことになってしまいます

ハイパーインフレを起こさないためには
世の中のお金を『調整する』必要があります

その調整役が『税金』ということなのです

ちなみに日本は20年以上デフレが続いている国です
日本以外にデフレが続いている先進国は他にありません

■増える国債発行残高

財源の説明のときにも書きましたが
財源の確保のために『国債』を発行しています

そのため日本の国債発行残高は『増えています』
ただし、日本だけではなく『世界全体』が同じ状況です

では国債が増え続けると日本は財政破綻するのでしょうか

※財政破綻とは『政府が債務不履行に陥ること』です
 原因の一つに『ハイパーインフレ』があります

国債とは借金と同じ意味ですので
借金が増えすぎるとお金を貸してもらえなくなって
財政破綻してしまうと多くの人は思うのでしょうか

私達『国民』の生活で考えた場合は
当然、借金が増えすぎたら『破綻』してしまいます

では、国の場合はどうなのでしょうか

■日本は財政破綻するのか

色々な考えがありますが、今の日本の状況であれば
私は日本は『財政破綻しない』と考えています

具体的にお話しすると

自国通貨建ての国債を発行している

ということです

なぜこの条件が重要かというと
政府に『通貨発行権』があることが
ポイントになります

つまり、自国通貨建ての国債であれば
政府が通貨発行権を使って『貨幣』を作ることで
返済することが可能なのです

実はこの考え方は

①日本の財務省
②日本の現財務大臣(麻生氏)
③アメリカの元FRB議長(アラン・グリーンスパン氏)
④当時のアメリカ大統領(ケネディ氏)と経済学者(トービン氏)

も述べられている話なんです

例として『①日本の財務省』の見解を見てみましょう

これは、世界の格付会社における
日本国債の『格付けが下がった』ことを受けて
『外国格付け会社宛意見書』で書かれた内容です

具体的には

日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。

です

詳しくは、以下のURLで確認できます
https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm

この考え方は『現代貨幣理論』でも論じられています

どれか一つの考え方だけが正しいのではなく
色々な考え方を組み合わせることで
目指すべき方向が見えてくる気がしています

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