デザインを越境せよ - #CXONight ~デザイナーをリデザインする編~
CXONightのイベントレポートの2記事目になります。1記事目の「若手社長デザイナートーク編」はこちらから。
ReDesignerとは
ReDesignerはデザイナーと企業をつなぐサービスです。
デザイン組織の現状
いきなりですが14%というこの数字が示すものが何か分かりますか?答えはフォーチュン100のうち、企業がデザインエグゼクティブを設置している割合です。これがユニコーン企業だと21%にのぼります。
デザイナーの守備範囲
「デザイナーのトップに必要なものは何か」という問いに対して、「アントレプレナーシップとリーダーシップ」と答えた人がいます。どこまで自分で手を動かして、どこまで組織に任せるのかという線引きは必要です。
デザイン組織というのは育成が難しいし、その中にいるデザイナーという点に関しても、その役割が「ビジュアルの美しさ」にばかり注目されてしまうなど、「役割の錯誤」が発生しています。
ReDesignerの立ち位置
これらの問題を解決するのがReDesignerになります。Goodpatchがデザイナーと企業の間に入り、適切なマッチングをしていくエージェントモデルの形式をとります。エージェントモデルをとっている理由はいくつかあります。1つはデザイナーと企業の間にグッドパッチが入って翻訳者になって、ミスマッチを防ぐためです。今やデザイナーの定義は広く、認識にずれが生じるおそれがあるのでデザインの専門家が入りその間を取り持ちます。2つめはデザイナーが知りたい情報を集めるため、3つめはデザイナーのキャリアの壁打ちをするためになります。
ReDesignerの取り組み
オリジナルの求人票をデザイン
デザイナー転職に特化したオリジナルの求人票があることで、デザイナーの立ち位置やチーム体制がわかりやすくなります。
デザインを理解したエージェントによる面談
組織デザインに行きたいのか、デザインのスペシャリストになりたいのかなどを専門家がヒアリングします。
デザイナーに特化したオンラインアンケート
質問に答える中で自分の指向性や実績を理解することができます。
ReDesignerのゴール
デザイナーの転職回数を上げることがゴールではありません。デザイナーの価値を社会的に向上させること、企業とデザイナーが適切にマッチしてパフォーマンスを最大限出せるようにすることが大事だと思っています。
おまけ:関連資料
---
これにて「デザイナーをリデザインする編」の記事は終わりになります。次は「メディア編集とデザイン編」になります。