最強の500系エラー画面について考えてみた
iOSDC Japan 2021のday1で、「スマホアプリにおいて、最強の500系エラー画面とはどんなものだろうか」ということをテーマにしてLTをしてきました。
LT資料
裏話
500系エラー画面の話については上記のLT資料を見てもらうとして、この資料を作るにあたっての裏話をさせてください。
■エラー画面収集方法
TweetDeckで「鯖落ち OR @[存在しないTwitterID]」タブを常設してたまに見てました(自動化したかったけど後述する状況もあって手動で収集してた…)。存在しないTwitterIDを付けているのは、ユーザ名に「鯖落ち」と入っている人を除くためです。
そこそこ使われているアプリが落ちると一気に流れが早くなるので、該当のアプリを立ち上げてスクショを撮ってました。ダウンロードしてないアプリだったら、インストールするところからやってました。
これを約半年続けてました。その間に集まったサンプルは約50アプリです。
■保管方法
パソコンでも見られて、容量をあまり気にしなくても良くて、となるとやっぱりGoogleフォトですね。Googleフォトだとフォルダ分けもできるし、セクション分けっぽいものもできるので見やすく整理できます。
■苦労したこと
いろいろとあります。
・アプリ名が書かれていない
「鯖落ちじゃん」とだけ書かれているツイートはわりとありました。
・スマホアプリ以外のサービスも(もちろん)鯖落ちする
「〇〇鯖落ち」というツイートを見てインストールしてみようかと思ったら実はSwitchのソフトだったりWebサイトだったりして、今回の要件に合わないパターンもありました。
・気づいたときには復旧している
鯖落ちが騒がれていた時にすぐアプリを起動してスクショを撮れればいいんですが、そんな都合の良いことばかりでもなく…。
・鯖落ちではないのに鯖落ちと勘違いしている
鯖落ちとツイートしてる人はいるものの他に鯖落ちと言っている人はおらず、かつ自分の手元でも再現できないこともありました。
・罵倒が心に痛い
「早く直せよクソ」のような暴言を吐いているツイートもあり、他社サービスながら胸が痛かったこともありました。
最後に
いろんなアプリ見たわりには「まあそうだよね」という分析と結論になってしまった…。まあ500系エラー画面も気を抜かないで作るといいぞってことと、普段からスクショを集めておくといいぞってことが伝わればいいかなと思います。これが何かのきっかけになれば。