じいちゃん、俺ゲイでごめんね
「いつ東京から戻ってくるんや」って言われてドキッとした。
帰省中にじいちゃんと話してて言われたけど、「多分戻らん」って伝えた。
ちょっと悲しそうにしてた。
じいちゃん的に家族みんなが近くでいて欲しいのかなと思うけど、
「東京で楽しく元気にやってるで」って伝えた。
家族にゲイであることをカミングアウトしていないのでなんとも言えないけど、両親は僕の”結婚”に関しては何も言ってこなくなっていた。
ただ、じいちゃんは僕の”結婚”に期待しているみたい。
「いい人おるんか?」
「嫁さんはまだか?」
「家建てるならこっち帰ってくるんか?」
自分のセクシャリティのことをきちんと伝えたいけど、受け入れてもらえるのか、、、
じいちゃんはショックを受けないか、、、
いろんなことを考えながら短い夏休みを実家で過ごしていた。
30歳になって周りの友達は結婚して子育てを頑張っている。
家族にも友人にも変な心配されないように精一杯「人生を楽しんでいる独身貴族」を演じているつもり。
焦りがないと言えば嘘になるけど、明確な解決策もないから現状維持。
でも、このまま誤魔化し続けるのも限界あるよなぁ。
今は東京での生活がしっくり来ているので戻るつもりはなけど、
もっとたくさん会いに帰ろうってめちゃくちゃ思った。
じいちゃんも今年で92歳。
毎日パチンコに行ってるみたいだから元気すぎる笑。
「涼しいし暇つぶしになるからええんやぁ〜」って言ってた笑。
確かに家でじっとしてるよりかは良いかも。
これからも元気でいてほしい。
今回の帰省は最近お迎えしたトイプードルの「むぎ」も一緒に連れて帰った。
じいちゃん犬好きだからまたむぎ連れて帰ろう。
家族の中でも特にじいちゃんがむぎにベタ惚れだった。
次は年末かなぁ〜
明確なタイムリミットがあるわけじゃないけど、
会いたい人にはちゃんと会っておくのも大事ですね。
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