記憶に残る日々を
あっという間に、もう11月になってしまった。
大変だった私のコロナ禍就活は、なんとか終わった。9月10日、メンタル崩壊寸前に降ってきた合格連絡は、自分が想像していた「内定の喜び」なんかより全然あっけなかった。でもこの日はなんかドラマの世界みたいな1日だったな、ジェットコースターみたいな日だった…もうすでに懐かしい。この私の就職活動については、記録として何かに残しておきたい気持ちもあるのでまた今度書こうと思う。
そんなことより、もう2020年が終わりに近づいているということに私は驚いているのだ。2020年、私は一体何をしていたのだろう…というおかしな虚無感に襲われている。いや、実際は何もしてこなかったわけではなく、ものすごく大変だったのだけれど。大変だったからこそ、体感として何もしてない感じがする、というお話なのである。
人間って、苦しいことや辛いことほどすぐ忘れる。
ような気がしている。これは私の経験から得られたものなので、ただ単に私の体質なのかもしれないけど、本当に辛かった時のことほど記憶がない。むしろ、同時期の楽しかった思い出しか覚えていない。辛かった、苦しかった、という漠然とした感情は覚えているけれど、どんなことがどのくらい辛かったのかとか具体的にはもう思い出せない。本当、人間って生きやすいようにできてるんだなぁ、なんて可笑しくなってしまう。
2020年、何してたんだろう?なんて思うくらいなんだから、私のこの1年は相当辛かったんだろうな。コロナの影響で人とも会えず外出もせずで楽しい思い出もあんまりないしね…。(それは本当に悲しい)
あと2ヶ月もないけど、2020年の記憶を少しでも笑っている記憶にできたらいいな。
記憶に残る日々を過ごせますように。
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