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言葉の本質を理解しようとする姿勢が大切だよねという気づき


最近、本屋をブラブラしていると「ブランディングとは〜」「マーケティングとは〜」「デザインとは〜」のような切り口で始まるhow to系の本をよく見かける。how to系の本が増えることは『知識・技術』が共有されることなので良いことだなと思いつつも、『〜とは〜だ』のような言い回しが多く使われている要因は、皆が捉えている言葉の定義が曖昧になっているからだろうなと思った。言葉の定義が曖昧なところを経験者やプロが再定義し、『〜とは〜だ』の言い回しを用いて本を書いているケースが多い。

このことからの気づきとしては、言葉なんて記号みたいなものだから、本質をもっと理解し、自ら言葉を定義するぐらいの姿勢を持っておくことが重要だということ。おそらくプロフェッショナルの定義は人それぞれ違い、曖昧だが私は『人よりもその道の本質を理解し、自らの手でアウトプットできる』これがプロフェッショナルだと思う。例えば、デザイナーだとしたら、デザインの本質を理解したうえで作品を作ったり、問題解決の施策を打つなどだ。

「デザイナーって絵が描けないとなれなよね〜」とよく聞く。でもデザイナーって『課題を解決する人』のことをいうと思っているしグラフィックに限ったことではなく、アプリ開発、コミュニティデザイン、空間デザインなど業務領域は多岐にわたる。デザイナー=グラフィックとデザイナーの本質や本来やることを理解できないまま見過ごすことになる。このように本質を捉えず、私たち自身で言葉を定義しているケースはよくあることだ。

これらのことから、私たちはもっと本質を理解しようと思わないといけないし、言葉に対するメタ的な視点をもってみるのもいいかもしれない。



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