子供を抱きしめる機会は多くない『悩めるママたちへ』
プルル〜白衣のポケットの中で携帯が鳴る。
外は激しい雨と雷⚡️☔️
慌てて人気のない場所でかけ直すとまだ小学校1年生に上がったばかりの娘が電話口で頼りない声で「ママ、、怖い」グッと涙が出そうになる。シングルマザーになって親子2人になり、嘘みたいだが、7歳の娘は小さなアパートで1人でいる。大人でも寂しくなる様な雨に怯える。
「しっかり鍵閉めた?ごはんたべた?テレビつけて寝ていいよ、ママずっと電話持ってるからね。ごめんね」すぐにも帰りたい気持ちを我慢して
仕事に戻る。看護師の夜勤は忙しい。
なんて親?信じらんない?可哀想。私もそうおもう。でも 21年前ほんとにあったお話です。
食べて行くために必死でした。どうしようも無かったです。でも娘は駄々をこねませんでした。私が夜勤の時 嘘みたいに1人で学校から帰り宿題をして明日の用意をし用意して置いた夕食を1人でチンしてたべる。1人でお風呂に入り、布団を敷き私に電話をして寝る。
翌朝「おはよ〜大丈夫?頑張って行っておいで」と電話を入れる 泣き言も一言も言わず
1人で支度して学校へいく。
今思えば、なんて事してたんだろうと後悔する。暮らし?生活?しょうがない?
言い訳だ、、、なんて聞き分けの良い子。
なんて手のかからない子なんて自慢したくらいバカ親でした。忙しい 疲れたを理由にしっかり抱きしめた記憶が無い、「うちの子泣かないんだ〜何も言わなくても勉強するんだ〜」
なんて親だ 今ならしばいている!
そうやって小学生から中学生へ中学生から高校生へいつからだろうなんだか1人で育っていったが如くスルスルと大きくなった。人一倍優しく気遣う人間になっていた。そんな娘を自慢ばかりしていた私は やっぱりバカ親だ、小さい時いつ抱きしめたろう?いつ話しかけていただろう 甘えてきていたのはいつ?覚えていない自分が恥ずかしい。育て上げたみたいな立派な事をほざいている自分に後悔しか無い。
もっと抱きしめていたかった。もっと何とかなったんじゃないの?それなのにいま、大学を出て就職して独立した娘がいいます。
「ママがママでよかった。大好きだよ」と
私は後悔でいっぱいである。子供の成長の中あまり意識していないだろうが、膝を下り心から抱きしめていたのか。何年もかかってやっと後悔する。何度も何度も抱きしめておけばよかった。抱きしめる機会は逃してしまったら過ぎてしまう、、、抱きしめる機会はそんなに多くありません。私の様に後悔しないでください。
子供は勝手に育ちません。我慢してるんです。
頑張ってるんです。ひたむきなんです。だから少しでもたくさん抱きしめてください。後悔しないように、、、機会は親が作るんです。
抱きしめられた記憶がたくさん残るようにしてあげてください。
#抱きしめる時間 #とは