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頭皮環境を整えることができる!炭酸シャンプーのメリット・デメリット

最近話題になっている「炭酸シャンプー」。どのようなものかご存じでしょうか? 「炭酸シャンプーがあるというのは知っているけど、どんなものなのか知らない」「頭がしゅわしゅわするのかな?」というふうに、炭酸シャンプーがどのようなものかを知らない人も多いと思います。
今回は、頭皮環境を整えることができる炭酸シャンプーとはどのようなものか、その概要やメリット・デメリットなどを紹介します。

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炭酸シャンプーとは

炭酸シャンプーとは、その名のとおり、炭酸を使ったシャンプーです。
炭酸には二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は体内に取り込まれることで血中の二酸化炭素濃度を高めることができます。酸素濃度が薄くなるため、人間の血管は酸素を取り込もうと大きく広がり、血流が促進されるのです。

炭酸シャンプーというと「炭酸水みたいにしゅわしゅわする」ものを想像するかもしれませんが、炭酸シャンプーはしゅわしゅわしませんので、その点だけはお気を付けください。

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炭酸シャンプーの効果

炭酸シャンプーには、どのような効果があるのでしょうか。
炭酸シャンプーが持っている効果について見ていきましょう。

・血行促進
上でも少し触れましたが、炭酸シャンプーには頭皮の二酸化炭素濃度を高める効果があります。二酸化炭素が増えることで、脳が「より多くの酸素を取り込まなくてはいけない」と勘違いすることで、血管が広がり、血流がよくなるのです。
頭皮の血流がよくなることで薄毛予防にもつながりやすくなると言えるでしょう。また、炭酸シャンプーをする際には頭皮マッサージを行うことで、血流促進効果をより高めることができますよ。

・皮脂汚れを落としやすくなる
炭酸の泡は、頭皮や髪の毛についた汚れを吸着させやすいと言われています。毛穴に詰まった汚れも浮かばせやすく、より頭皮の皮脂汚れを落としやすくなります。
毛穴に汚れが詰まっていると頭皮環境が悪くなり、さまざまな頭皮トラブルを引き起こしてしまうので注意が必要です。炭酸シャンプーを使うことで頭皮環境を整えやすく、抜け毛や薄毛などを予防できるともいわれています。

・髪の毛のphを整える
髪の毛は、肌と同じ弱酸性です。そして、炭酸シャンプーも弱酸性です。
一般的なシャンプーは酸性、もしくはアルカリ性で、パーマ液やカラー剤は強い酸性。つまり、それらのものを毎日、または頻繁に使っていると、髪の毛のphが乱れてしまうということです。
肌と髪の毛と同じ弱酸性である炭酸シャンプーを使うことで、髪の毛や頭皮のphを整えることができ、頭皮環境をより健全なものにキープすることができるようになるのです。

炭酸シャンプーを使うなら知っておきたいデメリット

炭酸シャンプーを使うのであれば、そのデメリットについてもしっかり把握しておく必要があります。
炭酸シャンプーのデメリットについて見ていきましょう。

・乾燥しやすくなる
炭酸シャンプーには高い洗浄力があります。皮脂が大量に分泌されるという方には嬉しい効果ですが、乾燥肌の人の場合、頭皮に必要な分の皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌をより加速させるリスクがあります。頭皮が乾燥すると、頭皮がより皮脂を分泌させようとし皮脂の分泌量が増えるなどの悪循環に入ってしまうかもしれません。

・髪の毛そのものへのケア効果は薄い
炭酸シャンプーはあくまで頭皮ケアに重点を置いたアイテムです。そのため髪の毛そのものに栄養を与えるなどということはありません。髪の毛にダメージが蓄積しているような方にとっては、髪の毛がぱさぱさになるなどのデメリットがあります。炭酸シャンプーをしたあとはトリートメントなどで髪の毛そのもののケアを忘れないようにしましょう。

・適量を見定めにくい
炭酸シャンプーは液体ではなく、泡の状態で出てくるものがほとんどです。泡で出てくるとことで、適量がどの程度か判断が難しくなり、ついつい大量に使ってしまうことなどがあるでしょう。
炭酸シャンプー使う際は、用法容量を確認し、適量を正しく使えるように心がけるようにしてくださいね。

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炭酸シャンプーには頭皮環境を整えるという嬉しい効果があります。しかし、それと同時に知っておきたいデメリットもあるものですので、しっかり押さえておきましょう。
薄毛や抜け毛に悩んでいるという方は、自分の頭皮環境を確認したうえで、炭酸シャンプーの利用を検討してみてくださいね。


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