自作キーボード設計者のデスク周りを紹介
はじめに
自作キーボード界隈で投稿されたデスクツアーの記事を読みました。
自作キーボードだけでなく、さまざまなアイテムが紹介されており、とても興味深かったです。特に、各デスクに見られる個性や工夫がとても面白いと感じました。
そこで、特別なものは使っていませんが、お礼の気持ちを込めて、私も普段使用しているアイテムをまとめて紹介しようと思います。
私が影響を受けた自作キーボード界隈のデスクツアー記事はこちら↓↓
デスク:WAAKstanding Pro
LINAKの脚が採用された電動昇降デスクです。
天板サイズはオーダーで1600mm × 800mmにしたため、一般的なデスクよりも広く、プライベートだけでなく仕事でも快適に作業が行えます。また、天板の裏にはねじ穴があり、PREDUCTSのMesh Cable Holderなどが無加工で取り付け可能なのも嬉しいポイントです。
とても良いデスクなのですが、デスク裏にモジュールを追加し、パソコンやガジェット、ケーブルなどの整理が可能なPREDUCTSのデスクに魅力を感じており、買い替えを検討しています。
チェア:Embody Chair
背面のデザインが美しいオフィスチェアです。
生産中止になったクッション性と通気性のある「バランス生地」を使用したモデルを、タイミング良く購入することができました。
Embody Chairは後傾姿勢を前提に設計されており、常にリラックスした姿勢で作業が行えるため、長時間座っていても疲れにくくなっています。また、背面がくびれているので、座ったままでも腕が回しやすく、ストレッチも行うことが出来ます。
Embody Chairが私の体に合うことを確認した上で購入したため、使用を始めてから腰痛がなくなりました。オフィスチェアは、自分の体に合ったものを選ぶことが最も重要です。関東にお住まいでオフィスチェアの購入を検討している方は、WORKAHOLICのコンシェルジュサービスを利用し、様々なチェアを試座してみることをおすすめします(押し売りはありません)。
モニター①:Studio Display
Appleの27インチ5Kモニターです。
PPIが218と高く、画面が見やすいため長時間使用しても疲れにくいモニターです。主にFusion 360やIllustrator用としてメインに使用しています。ですので、デスクには斜めに向かうことが多いです。
このモニターに搭載されているカメラやマイク、スピーカーは、Zoomなどのオンラインミーティングでの使用には十分な性能を持っています。そのため、追加でカメラなどを購入する必要がなく、デスクの上をすっきりさせることが出来ます。
しかし、Thunderbolt 3ポートが1つ、USB-Cポートが3つしかないため、拡張性には限りがあり、残念なことにリフレッシュレートは60Hzしかありません。
モニター②:49インチウルトラワイドモニター
YOGAESの49インチウルトラワイドモニターです。
中国発送の怪しげなモニターですが、Nano IPS、解像度5120 × 1440、PBP機能、USB-C接続時の充電機能(Wは不明)など、性能は中々です。
画面が少し湾曲していますので、線が曲がって見えるため、Fusion 360やIllustratorでの作業には向いていません。しかし、画面が広く多くのアプリを開いておけるため、資料作成や整理、情報収集には最適で、サブモニターとして使用しています。
動画編集を行わない場合、49インチは横に広すぎるため、40インチや45インチ程度のウルトラワイドモニターでも十分だと感じました。
モニター③:4Kモバイルモニター
Intehillの13.4インチ4Kモバイルモニターです。
私の好きなグレア仕様で、IGZOパネルが使用されていたため購入しました。解像度は3840 × 2400で、通常のモニターよりも縦の情報量が多いのが特徴です。USB-Cケーブル1本で接続でき、主にミュージックアプリやながら見の動画再生に使用しています。
最初は資料作成に使用しようと思っていたのですが、13インチでは流石に小さすぎ、49インチのウルトラワイドモニターを購入したため、手放そうかと考えています。
モニターアーム①:Flo Monitor Arm
デザインが美しいモニターアームです。
デザインに惹かれ購入しましたが、使用してみると期待以上の物でした。アームの動きは滑らかで、モニターは固定したい位置できちんと止めることができます。デザインだけでなく、モニターアームとしての性能も高いです。
モニター本体に専用パーツを取り付け、上から差し込む形でモニターアームに装着するため、取り外しも簡単です。
関東にお住まいであれば、ハーマンミラーストア 丸の内で実物が見れますので、是非、実際に見て頂ければと思います。
モニターアーム②:無名のモニターアーム
WORLDLIFTのモニターアームです。
49インチのウルトラワイドモニターに耐えられ、ホワイトのモデルが選べるお安いモニターアームがこれしかなかったので購入しました。本当はFlo X Monitor Armが欲しいのですが、モニターよりお高い。
最低限の仕事はしてくれているのですが、デザインに不満があり、すでに取り替えたいです。理想のデスクを作るにはお金がかかります。
パソコン:Mac Studio
シンプルで美しいデザインのMacです。
Fusion 360、Illustrator、Blender、KiCadなどを同時に開き、音楽や動画を流しながらでもスムーズに作業を行うことができ、一切の重さを感じません。これには本当に助かっています。
もしかすると、Mac miniでも同様の作業が可能かもしれませんが、モニターを2台までしか接続できないため、作業効率を考えモニターが5台まで使用できるMac Studioを選びました。おかげで常に余裕を持って作業ができています。
充電器:Base One Max
NOMADの充電器です。
iPhone、Apple Watch、AirPods Proの同時充電が可能で、Apple Watchの急速充電にも対応しています。見た目は軽そうですが、重さは755gもあるため、MagSafeでしっかり固定されたiPhoneを持ち上げてもずれる心配がありません。
ただし、iPhoneを置く位置のシリコンが1年ほどでボロボロになってきたため、耐久性それほど高くないようです。現在、買い替えを検討しています。
キーボード①:Akasha
私が作成したオリジナルキーボードです。
独自に考案したLotus配列を採用しています。蓮の花を横から見た時のようにキーが並んでいるのが特徴です。
このデザインは、撫で打ちをする方に特に合うようで、実際に使用した方からは「1度打ち始めるとテンポよく入力でき、打つのが楽しい」と好評です。
プライベートと仕事でメインとして使用しています。
キーボード②:Magic Keyboard
Appleのキーボードです。
多くの数字を入力する際や音楽の操作、指紋認証を利用するためサブとして使用しています。
基本的にはデスクの隅の方に置かれている少し可哀想な子です。現在新しく作成しているキーボードが完成したら、手放すかもしれません。
トラックパッド:Magic Trackpad
Appleのトラックパッドです。
長年Magic Trackpadを使用しているため、マウスよりもこちらの方が操作がしやすくプライベートでメインとして使用しています。
ただし、使用するアプリによってはマウスの方が適している場合もあります。例えば、IllustratorではMagic Trackpadを、Fusion 360ではマウスというように、使い分けています。
マウス:MX MASTER3s
LOGICOOLのマウスです。
主に仕事で使用しています。サイドホイールは画面の切り替え、サイドボタンは進む・戻る操作、ホイール下のボタンはCommand+Cを割り当てています。
このマウスにはジェスチャー機能も備わっていますが、ジェスチャーを使用するためのボタンが固く、ジェスチャー機能が使いずらいのが残念なところです。また、マウスの表面はゴムのような質感ですが、数週間で表面が荒れてきましたので、耐久性について少し心配しています。
スピーカー:Beosound Explore
Bang & Olufsenのポータブルスピーカーです。
サイズが小さいのが気になりましたが、Macの隣においても違和感のないデザインが気になり視聴してみると、このサイズのスピーカーから出ているとは思えいほどの迫力とバランスの良い音に驚き購入しました。ポータブルだからと音を諦める時代はいつの間にか終わっていたのですね。
低価格帯のスピーカーは低音が強すぎる気がしているのですが、こちらのスピーカーは低音が控えめです。ですので、低音をお求めの方には合わないかもしれません。
2台あるとステレオで使用できるため、追加購入を考えています。
USB充電器:Nexode 200W
UGREENのUSB充電器です。
完全に仕事用で、会社から支給されているパソコンやスマフォ、ダブレットなどを充電するのに使用しています。ほぼUSB-Cで統一していますが、稀にUSB-Aを使用することもあるため、非常に助かっています。コイル鳴きはなく、しっかりと充電できるためオススメです。
デスク裏に取り付けるためのモジュールは、自作したものになります。
さいごに
私は設計者側なので、積みキーや大量のキーキャップを持っているわけではありません。また、細かいパーツはNotionで厳密に管理しているため、大量の在庫を抱えているわけでもありません。そんな背景もあり、自作キーボードとはあまり関係のないデスクツアーになってしまいました。
私の現在のデスクは、特に特徴のない普通のデスクですが、今後はこだわりの詰まったオシャレなデスクにしていきたいと考えています。次回があれば、もっと魅力的なデスクを紹介できればと思っています。
自作キーボードを愛する方々のデスクツアー記事がもっと増えることを願っています🙏
この記事はAkashaを使用して書きました。
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