自作キーボード:天キー Vol.7 に参加した話
はじめに
「天下一キーボードわいわい会 Vol.7」が、11月4日に開催されました。
通称「天キー」として親しまれ、年に2回、自作キーボードを愛する人々が集結し、交流と展示を楽しむイベントです。
ファームウェアの作成が進まず、モチベーションも低下しているため、進捗が出せておらず申し訳なく思っていますが、今回もAkashaを持参して参加しましたので、その感想をお伝えしたいと思います。
会場と準備
今回の会場も住友不動産六本木グランドタワーで、DMMのオフィスをお借りしての開催でした。南北線だと六本木一丁目駅で降り、西口改札を通ってまっすぐ進めば入り口に着きます。駅直結は良いですね。
会場には多くのデスクが並んでいて、そこにキーボードを展示していく形になるのですが、早めに行かないと置く場所がなくなるので、キーボードの展示をする方は早めに会場に入った方が良いかもしれません。
参加してみて
全体的に自作キーボードのレベルが高くなっています。
3Dプリンターの普及やJLC3DPで安く作ってもらえるためか、ケースは当たり前で、トラックボール、ジェイスティック、トラックパッド、ロータリーエンコーダーなど、キー以外の機能が搭載されているキーボードが目立ちました。
私にはマネできないので、凄いとしか言いようがありません…凄いです。
また、見た目だけではなく、実際に設計者の方にこだわりポイントを伺い、初めて分かる凄さもありますので、天キーなどのイベントでは勇気を出して設計者の方に話を伺ってみることをオススメします。
キーボードに夢中で写真を撮るのを忘れてしまうので、少ないですが…
天キーで嬉しかったこと
Willow配列の生みの親、Hanachiさんにお会いすることができました
私事で申し訳ないのですが
Lotus配列はWillow配列のカーブを逆にした物なので、悪い言い方をするとパクリと言われたらそれで終わりでした。ですので、XでHanachiさんにLotus配列のキーボードを作っても良いかお伺いをしてみたところ、快諾して頂けたためAkashaというキーボードを作ることが出来たという経緯があります。
しかし、Xで快諾して頂けたといってもそれは顔の見えないネット上でのこと、私の心の中では申し訳なさとモヤモヤが残っていたのですが、実際にお会いしてお話しさせて頂くことで、そのモヤモヤが晴れました。ありがとうございます。
Akashaを常用してます
なんとAkashaをメインのキーボードとして?いる方がいらっしゃいました。
最初に聞いた時は驚きのあまり耳を疑いましたが、これは嬉しいですね。
本当に飛び跳ねそうでした。
Lotus配列を採用したキーボードを作っています
Lotus配列が採用されたキーボードは、私が作成しているAkasha系列と堕落猫さんが作成されたNoraneko42L、あとは海外の方が作成されたNoraneko42Lにトラックボールを付けた物がありますが、これに新しくLotus配列のキーボードが加わりそうです。自分が考案した配列を採用して頂ける、これも嬉しいですね。
Akashaの基板を発注予定がありますので、是非オリジナルも触って頂きたい。
天キーで受けた質問
Q.ピストバイクばかり乗っていて、キーボードの設計はされないのですか?
A.ファームウェアがエラーで作れなくてモチベーションが下がっていましたが、新しい物を付け加えなければ使い回しができることに気が付きましたので、粛々と設計して行きたいと思います。
Q.Murasakiさんは最近ピストバイクばかりですよね!
A.痩せるために購入したのですが、すっかりハマってしまいました。
さいごに
今回の天キーも最高でした。
色々なキーボードを見て触り、設計者の方にお話を伺いましたが、キーボードは文字を打つ道具なので、それ以外のことは専用の道具に任せようという考えになりました。
多分、そう考えるようになったのはCorneliusを見てからだと思います。最初に見た時はこんな綺麗なキーボードがあるんだと思いました。こんなシンプルで貫禄のあるキーボードを作って行きたいですね。
また、素敵なピラミットとデスクマットも頂きました。ありがとうございます。
この記事はAkashaを使用して書きました。