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ウグイスカグラの舞

ウグイスカグラ(鶯神楽)は、鶯(ウグイス)がその実を食べる様子が、神楽(カグラ)を舞っているようだ、と命名された低木である。と、言うことは、その名を現す撮影をするとすると、ウグイスと一緒に撮影しないと表現しきれない厄介な被写体である。と言っても、その花は独特の形状に魅せられるので、単体の被写体として楽しめる。

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早春のウグイスカグラ

早咲きなのか、気候変動なのか、この時期にこれを撮影すると思っていなかったので、変わった花だなぁ、と呑気にやり過ごすところだった。つまり、ウグイスカグラと思わずに、撮影したのだ。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/1000s ISO:100
2021/02/22

美味しそうな花

アズキグミ、とも呼ばれていることもあるのだが、それは実のことである。しかし、この花の方がグミっぽくて美味しそうだ。実は、ピントが後ろの花弁に合ってしまった一枚。でも、美味しそうだから掲載することに。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f5.6 1/200s ISO:100
2021/02/22

雨に濡れる花

前回の撮影で、帰ってからウグイスカグラと気づき、再び訪れるも、雨上がり。まぁ、これはこれで良い。水滴とともにマクロ撮影。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/320s ISO:100
2021/02/24

ウグイスは来ない

本当にウグイスは来るのだろうか?待てど暮らせどチャンスは訪れなかった。定番のウグイス写真は撮影できたのだが。仕方がないので、後ろの房をウグイスに見立てて、逆光で花弁の透かし撮影。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/6400s ISO:100
2021/03/16

ウグイスカグラの実

命名には諸説あるそうで、ウグイスがこの木の茂みで隠れる様を見て名付けられたとも。撮影しやすい場所に実がなっていないので、隠れるというよりは、実を食べるために入り込むのかもしれない。食べられるそうだが、その勇気はなかった。さて、次はウグイスと…。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/250s ISO:100
2021/04/24

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