「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #07
おはようございます!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎
ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
≪TVの映像編集≫ についてを綴ります。
前回のはなしはコチラから
※はじめに
わたしがTVの映像編集をしていたのは数年前です。
現在は労働環境が改善されている職場もあります。
また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。
*研修のはなし~その1~
研修の期間は2~3ヵ月。
平日勤務、10時~18時、完全土日休み
という待遇でした。
・テロップソフトの扱い方(座学)
・映像についての座学
・仕事の見学、アシスタントのアシスタント(略してアシアシ)
を、グループごとに1週間のルーティンで回ります。
座学が終わったグループは、ひたすら
先輩アシスタントを観察して仕事を覚えていきます。
先輩1人につき1人ずつの見学になるので、
アシアシのときはグループ感はありません。
(ややこしい説明ですが、伝わるでしょうか💦)
わたしのグループは座学のあとに見学する流れでした。
知識を身につけてから(と言ってもすぐには覚えきれない)
実地で学ぶ、というのは理解しやすかったです。
また、グループ研修を通して同期とも仲良くなれました。
「今日ついた番組は、こういう感じだった」
「この先輩はこんな人だった」
などの情報交換もして
仕事や社内のことを少しずつ知っていったのです。
*研修中に聞かれた衝撃的なこと
あれは5月に入ったばかりのこと。
その日は、入社2年目の男性アシスタントにつきました。
初対面だったので挨拶を交わします。
穏やかでとてもいい先輩だったのですが
とても疲れている様子で、こう聞かれました。
「入って1ヵ月くらいだっけ? じゃあ、もう辞めたくなったでしょ?」
え。
びっくりして一瞬時が止まりましたが、
「そんなことないですよ!」と返しました。
そっかあ~、と笑った先輩をみて
ドキっとしました(恋ではない)
先輩は2年目、つまりこの仕事を1年やった上で
聞いてきたってことは
この業界で続けていくのって、そんなに大変なの…?
(その通り)
ちょっとした冗談かもしれませんが
きっと半分は本気で聞いたであろう声色。
入社1ヵ月で聞かれた衝撃的なこととして、
いまでも忘れられません。
*「テロップ作ってみる?」
ゴールデンウイーク(1年目だけあった!!)も終わり
少しだけ会社に慣れて来たころ。
この日は2年目の女性アシスタントについたのですが、
学生のときの内定研修でお世話になった先輩でした。
偶然にも番組も同じ。(エディターは違った)
懐かしいなあ~なんて思っていると
「いま時間あるし…テロップ作ってみる?」
との提案!
それまでは練習で作っただけで、
実際に放送されるテロップは初めて。
目立たないサイドテロップ(※)だったけど
なんだかとても時間がかかったけど
本当にそのまま放送されました。
そのときの嬉しい気持ちは、ずっと覚えています。
つづく
*おまけ
初めてテロップを作った番組、リアタイしました。
うわ~~ってじわじわ感動。
録画もしたのですが
間違えて録画されてると思った家族に消されました😂
ちなみに…
内定研修のはなしを同期に聞いたら
「夜中2時くらいに終わって、先輩と話して始発で帰ったよ!」
という人もいましたよ。
むしろ丸1日かかった人はいないぽい…?oh
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
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明日の連載はお休みで、明後日に更新します。
代わりに『編集の仕事内容』について投稿する予定です。
あかさん🍎
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