「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #04
こんにちは!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎
ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
≪TVの映像編集≫ についてを綴ります。
前回のはなしはコチラから↓
※はじめに
わたしがTVの映像編集をしていたのは
数年前の出来事です。
現在は働き方改革によって
労働環境が改善されている職場もあります。
また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。
*正式な内定をもらうため、受けた研修のはなし~その2~
TVの映像編集は、主に
・エディター・・・・色味調整や、テロップを入れる。映像の責任者
・アシスタント・・・テロップを作るなどの補佐
の2人で進めていきます。
エディターは社歴10年以上の男性
アシスタントは、この年に入社したばかりの女性でした。
よろしくお願いします、と挨拶すると
お2人とも穏やかに返してくれて。
ホッとしたのを覚えています。
始業は朝10時。
「おはようございまーす」
少し遅れて、番組のディレクターさんが荷物を抱えてやって来ました。
研修で見学させてもらいます、と伝えると
「あ、はーい。よろしくお願いしまーす」
うーんフランクだなぁと思いました(笑)
\ちなみに/
編集作業は、番組のディレクター(ADのこともありますが基本はD)
に従って進めていきます。
わたしがいた会社には制作部がなかったため
制作会社のスタッフさん(=お客様)が素材を持ち込み、それを編集するという流れでした。
わたしは、すみっこに用意してもらったパイプ椅子に座り、
パイプ椅子に座って、ちょっと動くとギシッと鳴るパイプ椅子に座り、研修が始まりました。
*初めて感じた不安
ディレクターもエディターも顔なじみで、
特にエディターのレギュラー番組でもあるので
普段通りスムーズに進んでいきました。
ご飯を食べたり、待機の時間――素材待ちとかプロデューサーの返答待ちとか。いつか詳しく書きますが、結構ある――があったりしながら、
スムーズに進んでいき、翌日の9時頃に研修は終わりました。
エディターから帰っていいよ、と言われたわたしは
研修レポートを預け、事務所に挨拶もお礼も言わず帰りました。(おい)
箱(=編集室)には、防音のため窓がありません。
会社から外に出たわたしは、
24時間ぶりに見た太陽にホッとし、同時に愕然としたのです。
「これを、続けるのか…」
研修時間、23時間でした。
つづく
*おまけ
【パイプ椅子に1日座ってみたチャレンジ!】
お尻と足が痛くなって変な歩き方になるのでお勧めしません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
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あかさん🍎
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