「人と同じ仕事はイヤ!」わたしが選んだTVの映像編集という職業のはなし #11
おはようございます!
フリーランスの映像クリエイター、あかさんと申します🍎
ここでは
実際にわたしが8年間いたテレビ業界から
≪TVの映像編集≫ についてを綴ります。
前回のはなしはコチラから
※はじめに
わたしがTVの映像編集をしていたのは数年前です。
現在は、労働環境が改善されている職場もあります。
また秘密保持の観点から、番組名を出すことはありません。
ご了承ください。
*研修の2ヵ月間で得たもの
結論から申しますと
この2ヵ月間、別の部署で研修できたのは
プラスになることが多かったです。
大きくまとめると
①人脈が広がったこと
②デジタイズ、吐き出し作業が完璧になったこと
の2つです。
まず、人脈とはデジタイズ課の先輩方。
男性3人・女性3人で
ほぼ全員、編集課から異動してきています。
編集の仕事も知っているし、長く会社にもいるので
色々な話をしてくれました。
また、この課の上司は
社内のシステムをまとめる立場でもあるので
機械の動作がおかしいとき、分からないときに
大変お世話になりました。
夜中や明け方に何度も電話してしまって
お騒がせした、苦い記憶…😭
(これについてはまた後日)
わたしが編集課にいたままだったら
あまり接点はなかったでしょう。
仕事の空き時間にちょっと立ち寄って
おしゃべりするくらいの関係性になれました。
2つ目は技術的なことですね。
デジタイズについては
前回の記事で説明いたしました。
「吐き出し」とは
テープにダビングすることです。
当時、局の納品にはHDcamテープを使っていました。
つまり編集は
かならず最後に、テープへ吐き出す作業があります。
(動画ファイルでの納品は、ごく稀)
吐き出すための機材のセッティング・設定などは
編集アシが整えます。
これがスムーズにできると
エディターにも「この子、仕事できそうだな」
と思ってもらえるんですよ✌
というか
仕事が終わりに差し掛かったところで
失敗しようもんなら…😇
通常、1度の編集で
デジタイズや吐き出しをするのは1~3回。
何事も、回数・経験を重ねなければ上達しませんよね。
デジタイズ課で
何回も繰り返し作業できたので、自信もつきました。
*遠回りしてもいい、と伝えたい。
ということで
希望していなかった部署での、2ヵ月間の研修を終えました。
そもそもエディターを目指して入社したので、
1年目の貴重な2ヵ月間を使ってしまったわけです。
ですが
遠回りしたからこそ、得られたものはありました。
もし読んでくださっている方の中で
「希望の部署に入れなかった」
「第1志望の学校・会社がダメだった」
「こんなはずじゃなかった」
と思っている方がいたら
夢へ一直線に向かえなかったとしても
どうせなら今できることを精一杯やってみませんか?
絶対に無駄にはならないし
その反骨精神自体が
他の人にはない、あなたの強みになるはずです。
…と、ちょっとクサイことが言えるくらい
わたしの仕事人生には色々なことが起きました。(笑)
ゆっくり書いていきますので
今後もお付き合いいただければ、と思います。
つづく
*あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
楽しく読んでいただけているでしょうか?
わたしは、つらいことが起きたら
「ウワー! ボス戦きたー!!🙄」
と思うようにしています。
そして乗り越えられたら
話のネタにします。
というか、つらい期間中も
「コレは話のネタになる」と言い聞かせながら…(笑)
人にもよりますが
起きたことを整理して客観的に見ながら話せるし
わたしは結構スッキリするので。
…なぜこんなことを話しているのか
分からなくなってきたので終わります😂
次回の投稿は 明日17時頃です。
充実の研修を終えて編集課に戻ったわたし。
さっそく、帰還初日から壁にぶつかってしまい―?
あかさん🍎