小春六花のキャラクター・設定誕生まで その②
前回の「小春六花のキャラクター・設定誕生まで その①」の続きです。
思い出したり、間違いに気づいたら追記・修正されるnoteです。予めご了承下さい。
小春六花は前回のnoteの通り、公式による二次創作設定を作ることにしたのですが、音声合成ソフトとしての公式設定、一次設定と言えるものが存在します。
【音声合成ソフトとしての公式設定】
名前の他は高校2年生、身長、誕生日の3つだけです。
それ以外は「自由に設定・創作してくださいね。公式二次創作は公式が勝手に言っているだけ。美味しいところだけ使ってもOK」という仕切りにさせて頂いております。
音声合成キャラクターとしての公式設定については、従来の音声合成ソフトキャラクターの主流でもある、設定が少なく自由度の高いキャラクター設計を好む方向けの設定であり、自由に創作してくださいというメッセージでもあります。
とはいえ、この3つも守る必要はありません。20歳過ぎてお酒が飲める六花が居ても良いのではと考えています。
・高校2年生という設定について
何故高校2年生にしたのか?という点についてなのですが、こちらは、後続のキャラクターを先輩と後輩にしたかったのが理由の1つです。
つまり小春六花は後輩属性も先輩属性も持っている訳です。
それから、高校1年生と3年生って、やはり3年生のほうが大人ですよね。
大人と子供の両面を持つ方がキャラクターにも合いそうですし、最初の主人公としては面白いのではないかなと思いました。
これは公式の設定ではなく、あくまで制作時のプロット上の話ですが、小春六花は普段元気いっぱいで明るいキャラクターであっても、実はふとした瞬間大人びた表情をしたり、事の本質をしっかり突いてきたりするタイプなのかなと考えていました。凄そうじゃないのに実は凄い人。
ひらめきで正解にたどり着くし、実は全くその素養を見せないけれども俯瞰して物事を見ている部分もあり、重要な事だけは考えても正解にたどり着く天才型。
花梨が秀才、六花が天才、千冬が努力型という違いが欲しかったのもあります。
どんな人生経験をしたらそうなるのか?を考える余地も生まれそうです。
徐々に経歴が明かされるの小説の主人公っぽいですよね。
・身長(160cm)の設定について
実は小春六花のCV担当、青山吉能さんの身長と一緒です。
これは青山吉能さんに小春六花/青山吉能としてステージに立って頂いた際、より強い実在感が生まれるのではと考えました。
不肖わたくし、世間知らずだった中学生くらいのときは失礼ながら「プレステやスーパーファミコンで遊ぶ人間は軟弱者」だと思いこんで居た黒歴史を持っております。
異世界おじさんくらいに超硬派SEGA派として育ち、今もサクラ大戦が人生の教典として存在している人間です。
ハードのゲーム人生は、SEGA最後のハード「Dreamcast」と「サクラ大戦4」で終えました。
このサクラ大戦に桐島カンナというヒロインの一人が登場します。
桐島さん、身長が197センチあるんですね。
演じているのは田中真弓さんというベテラン声優さんで、身長が150センチな訳です。
当時のサクラ大戦は舞台やライブに担当声優が出演するコンテンツだった訳ですが、舞台の上だと150センチの小さな田中真弓さんが197センチに見えたりするんですよね。本当に。
(他、ラピュタのパズーやワンピースのルフィ等担当されています)
逆に身長106センチのアイリスを160センチの西原久美子さんが(割愛)
実の所、CV担当者と身長が一致するという所はそこまで重要ではありません。
例え六花と青山さんの身長が違っていても、青山さんでしたら問題なく演じて頂けると思っていました。
でも青山さんの身長と合わせてみたら、六花は160センチくらいの少し身長の高い子という設定がしっくり来たんです。
制作時のプロット上、愛想があり可愛く、美人の一面も持つキャラクターとして、小さくは無く、大きくもない範囲で、少し高いよりなのではないかなと思いました。
それから、六花以外のキャラクターは背の高い美人、背の小さい可愛い子として出し、差別化したいと考えていました。
身長について以降は花梨・千冬回に譲ります。
・誕生日(5月16日)について
誕生日については何かこだわりがあるのではなく、まず六花・花梨・千冬で誕生日が重ならないようにしたいと考えていました。
同時期に重なってしまうと小さな弊社では回らないというのっぴきらない理由からです。
実は誕生日設定も小春六花のCV担当、青山吉能さんの誕生日+1日になっており、花梨・千冬もCV担当者の誕生日+1日になっています。
理由としては、CV担当声優と連続して誕生日になればおめでた続きでCV担当声優さんは勿論、皆さんにも覚えて頂けるかなというあれよこしまな気持ちです。
各キャラクターの名前に入っている季節の文字と、CV担当者の誕生日の季節も遠からずで、5月生まれというのもキャラクターのプロットと合致した為、じゃあそれで行こうと決めました。
次回は小春六花の公式二次創作設定の中身についてを予定しております。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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