新年〇〇はじめ
AKT広報部のさとうです。
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
AKTは本日1/5より営業開始となります!
本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
まずはじめに、能登半島地震の被害を受けられた皆様、また羽田空港の火災事故に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。新年早々に心が痛む出来事が続きますが、よき一年になるよう願っております。
被災地の復旧復興に連日勤しむ皆さまには頭が上がりません。
私の友人にも実家が全壊した方や現地で復興にあたっている方、生活を立て直そうとしている方などが何人かおります。
このような年明けにエンタメ系の記事を書くべきか迷いましたが、『新年○○はじめ』と題しまして、以下プライベート記事を展開することにいたしました。
(気乗りしない方はそっとウィンドウを閉じてください)
▼ 広報部さとうはこんな人
アートはじめ
新年1発目のアート鑑賞に選んだのは、上野にある国立西洋美術館で1/28まで開催されている『キュビスム展』。
さすがにたくさんの人でごった返してましたが、2時間ほどたっぷり時間をかけて、音声ガイド+山田五郎氏の解説を織り交ぜながらじっくり楽しみました。
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パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスム。自らを「ザイルで繋がれた2人」と表現していたこの2人によって、その後多くの追随者を生むことになる、その『一連の出来事』について時系列とともに分かりやすく展示されていました。
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時代に翻弄されながらも、ひとつの実験的試みが、2人の爆発的な熱量と面白がる姿勢により圧倒的な求心力を生み『美の革命』となっていくその過程に、なんというか時代を超えて勇気づけられるような体験でした。
ビリヤニはじめ
新年1発目のビリヤニは、ジョニーのビリヤニ。
「年末年始は何処もお店やっていないだろう」と、12月に通販で冷凍ビリヤニを大量購入していたので、年越しそば、お節、お雑煮、海鮮などにビリヤニをはさむ異常な生活をしておりました。
今回を機に冷凍庫を買い足したのは内緒です。
(もう中毒者の発想です…)
映画はじめ
新年1本目の映画は、ドイツのヴィム・ヴェンダース監督がはじめて日本で全編を撮影した作品で、俳優の役所広司さんがカンヌ国際映画祭 最優秀男優賞を受賞した作品『PERFECT DAYS』。
トイレの清掃員である主人公の日常を淡々と描いた作品なのですが、日本人の美意識(清貧やミニマリズムや一期一会など)を丁寧に描きつつ、オルタナティブな世界線(価値観)で生きる人をとり上げています。
全編通じてセリフが非常に少なく、同じような日常が淡々と描かれているので、ハマらない人の方が多そうだなーという印象でしたが、この時代に評価されている派手で分かりやすい作品(我々が消費する側であり続ける作品)とは一線を画しており、個人的にはまた観たい素敵な作品と出逢えました。
ヴィム・ヴェンダース監督のインタビュー動画も非常に興味深かった。
お酒はじめ
新年1本目のお酒は、上野のアメ横でした。
昼から飲んでいるであろう吞兵衛を掻き分け、夕方から4軒+1のはしご酒。
やけに寒い夜でしたが、ザリガニを貪ったり入店待ちの時間まで有意義に外飲みしたり存分に楽しみました。
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戦争に天災に事故に、年始早々からなんとも言えない気持ちが続きますが、いい一年になることを願うばかりです。
(あと景気も良くなれ)
おわりに
皆さんはどのような年末年始を過ごされましたでしょうか。
2024年、皆さんにとって良い年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いします。