ロシア軍の攻勢が始まる!
今年6月の米議会調査サービスの報告書によれば、米国が1991年以降、一方的な軍事侵攻を行なったのは215回、ロシアが行ったのはたったの5回でした。どっちが民主主義を破壊する侵略者なのか、この数字を見ればはっきりしますよね。
イルミナティー、フリーメーソン、の一部分であるDS、そしてDSの実行部隊である「ネオコン」が支配する「ワシントンD.C.」の腐敗は酷く、ずいぶん前から米国は対外戦争なしでは政府機能が回らない(維持出来ない)不健全な経済社会になっています。メディアは悪魔の宣伝機関と化し、政府の実態をひた隠し続けてきました。
そのネオコンがロシアを挑発して始めたウクライナ戦争の現状報告をします。ウクライナ軍のロボティネ南部陣地線攻撃は、4か月たっても実質的なロシア軍陣地の突破はできず、前面の警戒陣地帯に歩兵主体で浸透しただけです。ウクライナ軍の戦死者は約50万人に増えました。大失敗です。NATOのドローン攻撃も戦略的には無意味でただの挑発に過ぎません。
それはそうと、ロシア軍がオスキル川の残された橋梁を破壊しました。東部ドンバス北部クピヤンスクではロシア軍の攻勢が続きバフムト正面でも攻勢が強まっています。南部ではウクライナ軍の攻勢は停滞し、ロシア軍の輸送網の整備と軍の増強が行われています。本国では弾薬増産が進んでいます。泥濘期が迫り、ウクライナ軍の動きが止まるなか、ロシア軍の攻勢が、いよいよ本格的に始まりそうです。
9月28日付NYT紙が、戦争研究所のデータを分析したところ、ウクライナは今年1月1日以降に143平方マイルを確保していますが、一方のロシアは331平方マイルを確保しており、ロシアの方が制圧地域を増やしていたことが判明したそうです。ウクライナは犠牲が増えただけで領土も失っている事実をNYTも認めました。いよいよ、西側メディアも隠しきれなくなってきたような感じを受けます。
★9月19日、NY国連本部でゼレンスキーが、ポーランド政府に対して問題発言をしたようです。「欧州の友人がモスクワを手助け」と。ポーランドはハンガリー、スロヴァキアなどを率いて、ウクライナからの穀物輸入を禁止していました。それにゼレンスキーが怒ったようです。なお、ウクライナ政府は、ポーランド政府をWTOに提訴していました。それに対して、ポーランド政府はウクライナ大使を呼びつけ非難しました。
9月20日、ポーランドのモラヴィエツ首相はが、ウクライナ支援を打ち切ると発表しました。武器供与を止め、自国防衛に専念するそうです。首相はゼレンスキーに対して「二度とポーランド人を侮辱するな!」と吐き捨てました。
また、アンドレイ・ドゥダ大統領は、ゼレンスキーについて「溺れている人は非常に危険、貴方を深みに引きずり込むことができる。これがウクライナだ。」と述べています。
★EUは今年初め、農家保護のため、ブルガリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロヴァキアの5カ国に、ウクライナ産穀物輸入を9月15日まで禁止するという一時的な措置を取っていました。ここまでは良かったのですが、EUは9月15日から、この一時的な措置を延長することなく解除してしまったのです。状況が変わったわけでもないのにです。
この政策には当然、ポーランド、スロヴァキア、ハンガリーが反発し、この3国は独自に「16日以降も輸入禁止をする」と発表しました。 これに対して、欧州委員会はEU加盟国が個々に政策を決めることが出来ないと繰り返し主張しています。
このようにEUは分裂しそうな予感がします。それにNATOも一枚岩とは言えなくなっていますから、ヨーロッパは大きく揺れ動きそうですね。
★ロシアでは今秋も、13万人の若者(18歳~30歳)を徴兵するそうです。
平時と変わらない数なので、余裕であることがわかります。
ウクライナは子供とおじいちゃんまで徴兵(街で捕縛)していますからね。
どっちが優勢か、これを見ただけでもわかります。
★NATOの直接攻撃については、メディアは一切触れていません。
プーチンが冷静に対応しているため、大事にはまだなっていないようです。
米国下院議会ではウクライナ支援を打ち切る方向で決まりそうな感じがします。
そうなれば、ウクライナ東部の戦闘地域を、待ってましたとばかりにウクライナ軍を包囲し殲滅していくことでしょう。ロシア軍は、人的被害を極力避けるため、無理な攻撃を仕掛けませんでした。西側諸国が、いずれゼレンスキー政権の腐敗に嫌気がさす・・ことを読んでいたのでしょう。プーチンらしいです。