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ウクライナ軍の陣地線突破は袋のネズミ

ウクライナ軍のマリャル国防次官は9月1日、ウクライナ軍がロシア軍の第1防衛線を複数の地点で突破したと発表しました。ただ、これはウクライナ軍の攻勢戦力を消耗させる為の誘致導入作戦です。意図的に警戒陣地を下げ、ウクライナ軍を罠に誘い出すという手口です。今回は大胆に下がり、何としてもウクライナ軍の予備兵力をさらに消耗させようというロシア軍の作戦でした。だいたい、陣地線はまだ4線もあります。なのにすでにウクライナ軍の予備戦力は尽きています。しかも、ロシア軍は前進してきたウクライナ軍の後方に無数の地雷を撒いてしまいました。これでは突撃あるのみです。後退できませんからね。こういうのを袋のネズミと言うんです。それを虎ノ門ニュースみたいなエセ保守メディア関係者は、まるでウクライナ軍が反抗に転じているみたいな勢いで吹きまくります。
それはそうと、
人道支援のため開戦来前線で活動しきてきたポーランドのボランティアは最近、ウクライナ軍は3か月かけても攻勢が進まずやっと最初の陣地帯の対戦車壕を数名の歩兵が超えたが、西側装備はマッチのように燃え人的損害は甚大で、ウクライナ軍の士気が低下している、クピヤンスクは露軍に奪取されるだろうと述べています。衛星画像分析でもまさにその通りとなっています。

ロシア軍が9月2日頃から全面攻勢に出ています。ウクライナ軍は6月初めから攻勢を続けましたがロボティネで最初の露軍陣地線の対戦車壕を数名の歩兵が超えただけで戦死者は累計約50万人になりました。手足がもぎれたり目が見えなかったり、耳が聞こえないとった重傷者は30万人にも及びます。ロシア軍攻勢はいよいよ本格化しウクライナ軍国防相は更迭されました。ウクライナ軍は崩壊間近です。

ロシア軍はオデッサを抑えるまで停戦はしません。港を抑え、ウクライナが二度とロシアに反抗できないようにするつもりです。中途半場な状況で停戦すると、その間にアメリカはNATOと共にウクライナ西部に火力を少しずつ持ってきて、またロシアを滅亡させようと企むことがわかっているからです。

とにかく、ウクライナ兵の数名が複数ある陣地の一部を突破したことなど、どうでも良いお話です。ロシア軍が圧倒的有利な状況にあるという事実は変わりません。
エセ保守メディアに騙されないようにしてくださいね。

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赤坂亜紀乃
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