アメリカ、人道的休戦を拒否
NY国連総会で人道的休戦を求める決議が可決(拘束力なし)
10月27日、NYの国連総会でガザの人道的休戦を求める決議が可決されました。それに対し、イスラエルとイスラエルのバックにいるアメリカは人道的休戦を拒否しています。
そして、イスラエル軍は空爆直後に地上侵攻を拡大すると発表しました。すでにガザ地区は、ほぼ全面的に停電になり、この状態が続けば破滅的人道危機を招くと国連は警告しています。
さらにイスラエル指導部は、ガザ侵攻前(地上戦)にハマスの広大な地下トンネル網内に神経ガスを送り込む作戦だそうです。そうなれば人質は見殺しということになります。ネタニヤフと側近の狂人が考えたようですが、今のイスラエル政府は軍と諜報部が反ネタニヤフになっているようなので実行に移されるかどうかはわかりません。(トンネルの長さは500キロ~600キロ)
※先日、ネタニヤフが地上侵攻作戦のスケジュールを決定したそうです。
10月27日時点のイスラエルとパレスチナの被害者数
イスラエル 10月7日~ 1405名が死亡 5431名が負傷
パレスチナ
ガザ地区 10月7日~ 7326名が死亡 8967名が負傷
ウェストバンク 10月7日~ 108名が死亡 1900名が負傷
ガザ地区の7326名のうち、3038名は子供でした。
★最近のイスラエル世論調査で、ネタにエフ政権の支持率は29%でした。
実際にはもっと低いようです。いいとこ取りの調査でこれですからね。
国民は、この狂ったシオニスト政権(似非シオニストで本物のシオニストではない)が大嫌いなようです。
アメリカ下院議長が決定
アメリカ下院議長が決定しました。
Mike Johnson(マイク・ジョンソン)さんです。
この方は、トランプ支持者なのでひとまず安心しました。
イスラエル国内の動き
イスラエルにはモサドの他に「シン・ベッド」という諜報機関があります。
その長官が10月16日、10月7日のハマスによる攻撃を阻止出来なかったことについて国民に謝罪しました。
なんかイスラエル政府の内部が、混乱しているようです。
どっかのニュースで読んだのですが、ネタニヤフの司法政策によってIDL(イスラエル防衛軍)が崩壊寸前だとか・・。イスラエルの諜報機関(モサド、シン・ベッドなど)と軍部が一緒になってネタニヤフに警告していました。
イスラエル指導部と軍と諜報機関がうまく噛み合ってないみたいです。
また、首相の報道官と、政府の報道官が別の情報を流したりもしていました。首相の報道官が流した情報を、政府の報道官が否定するということが度々起きていました。こういう状況なので、ハマスの攻撃を本当に防げなかった可能性もありそうです。
10月7日の奇襲攻撃について
10月7日の攻撃は、ハマスの軍事部門「アル・カッサム旅団」だけがやったと思われてきました。ところが、襲撃成功の知らせがアッという間にガザ全域に拡まり、ガザ地区の住民らが自発的にグループを結成し、破壊されたフェンスを越えイスラエル側に侵入してきたことがわかりました。
住民のほぼ全員が家族・親戚・友人をイスラエル軍によって殺されているため、日頃の恨みを晴らそうとしたためか、その反応は早かったようです。
どさくさに紛れて、片っ端からイスラエル人を撃ち殺したのだと思います。
ハマス側の主張は、アル・カッサム旅団の目的は、イスラエルとの捕虜交換に利用する目的のために数人のイスラエル兵を捕らえることだけだった・・・そうです。
また、260名の若い命が犠牲になった徹夜のダンスパーティーへの攻撃は偶然だったようで、当初の計画にはなかったとのことでした。
襲撃の目的(考えられる目的の1つ)
<10月24日AP通信。>によれば、
ネタニヤフはハマスに資金提供していたといいます。
なんでも、イスラエルとハマスの戦争では、カタールが重要な仲介役になっているとのことでした。カタールにはハマスのリーダーがオフィスを構えていますからね。ネタニヤフは資金をカタールのハマスリーダーに送り、そこからガザ地区のハマスに流していたみたいです。
ネタニヤフの目的は、強力なハマスが存在すれば、ワシントンの一部の人々が長年求めてきた「2国家間解決」が不可能になるだろうと考えているからだそうです。確かにテロ組織と認定されている残虐なハマスがガザ地区に存在すれば、パレスチナを国家として承認する国は少ないと思います。この2国家間解決はトランプさんがやろうとしていましたが、当時もネタニヤフが妨害していました。
イスラエル国民のまともな人たちは、「パレスチナのアッパス議長とパレスチナの国家化を犠牲にしてテロ集団をパートナーとして扱う首相の方針によって、その傷を癒やすのに何年もかかってしまうだろう・・」と考えています。
ハマスとイスラエルは、大規模な人質解放を密かに協議中
ハマスはエジプトとカタールの外交交渉によって人質2人を解放しました。人質の2人の女性は、健康上の理由から解放されたと言われていますが、実はそうではなくて国連の物資がガザに届いたからのようです。
100万人が飢えと乾きに苦しむ難民がガザ地区南部にいます。そこに国連の救援トラックがエジプトから初めて到着したのですから、それに対する恩赦的なものだと思います。たぶん・・・・?
大きな視点ではやはりDSが裏で絵を描いているのでしょうか?
まだまだ、はっきりとは背景が見えてきません。
宗教的な見方をすれば、旧約聖書とか新約聖書とかに書いてある通りに事を運ばせたい何者かが裏で糸を引いているのか?それとも軍産複合体が単にお金儲けをしたいのか?他にもたくさんのケースが考えられます。ユダヤもイスラエルもパレスチナもDSも一枚岩ではないので何が何だか難しくて頭の中がショートしちゃいそうです。
今夜もパッとしない記事になってしまいました。ありきたりのお話ばかりで申し訳ありません。パレスチナとイスラエルの歴史は面白いのですが、お話が長くなりそうですので今回は止めておきます。最後までつき合っていただき有り難うございました。
このような私をサポートしてくれるなんて、とっても嬉しいです!