NATOが東欧に36万人の軍隊 ウクライナ情勢 最新
★8/9、「セルゲイ・ショイグ」ロシア国防相が、
NATOは東欧に36万人の軍隊を集結。(ポーランド、ベラルーシ)
8000台の装甲戦闘車両。
6000の大砲。
650機の戦闘機。
ポーランドは西ウクライナ占領の準備をしている。
と発表した。
ウクライナ軍はすでに壊滅状態です。自軍の力では西部に向かってくるロシア軍部隊を止めることなどできません。それなのに降伏もさせてもらえない。このまま西ウクライナ全部をロシア軍がいったん占領するのでしょうか?それとも、ポーランド軍が西ウクライナに合意の上で入ってくるのか、どうなるのでしょうか?
★第三次世界大戦の引き金を引くのはポーランドなのか?
ポーランド軍がウクライナに入ってくれば、米国・NATOvsロシアの代理戦争が直接戦争に移行する可能性が高いです。第三次世界大戦になります。
しかも、二大核保有国間の核戦争にです。
8/10、ポーランドの大統領。「アンジェイ・ドゥダ」はウクライナの反攻は成功しないと認めている。その上で、ウクライナ西部の安全を確保するため、ポーランドとウクライナの連合軍を計画中だと述べた。(ワシントンポストの記事)
8/10のワシントンポスト記事。 記者が「ドゥダ」大統領に質問した。
「何故、保守派はウクライナを支援すべきなのか?」
「今なら、ロシア帝国主義は安く食い止めることが出来る。しかし、今、ロシアの侵略に歯止めをかけなければ、非常に高い代償を払うことになる。」と大統領は答えた。
「ポーランド人は600年にわたり、ロシアが近隣諸国を服従させてきたことを経験した。18世紀、ロシアはポーランド分割に関与、123年間ポーランドを地図から消した。その後、ナチスドイツとソ連がポーランドを奪い合い1945年から44年間、ソ連の支配下に」
「今、プーチンはロシア帝国復活を夢見て、ウクライナに侵攻した。ロシアのあるところに民主主義はない。今、ウクライナでロシアを止めるべきだ。そうすれば、第一次大戦や第二次大戦のように、アメリカ兵がヨーロッパで血を流し、命を落とさないで済む」
ざっとこんな感じです。この答えを聞いたら、わかる人はすぐわかりますよね。歪んだ歴史認識の持ち主だということと、ネオコンが他国を侵略するときの言い訳みたいな台詞を言っているということにです。歴史上の戦争について考えるとき、国際金融資本の関与を抜きにして語ることなど出来ませんからね。これはこれで仕方ないとして、次にポーランドの議会選挙について話ます。
ポーランドの政治事情
現在の与党は「法と正義」で大統領は「アンジェイ・ドゥダ」。右派で親NATO、ウクライナ支援に熱心な政党です。ネオコンの犬なんじゃないかな・・・と考えています。
そしてもう1つ、
最近になって人気が急上昇している政党があります。
それが「同盟」Confederationです。 極右、反EU、反NATO、反ウクライナ で
世論調査では13%ありました。 ポーランドで3番目の人気政党です。ただ、実際には支持者はもっとあると言われています。10月議会選挙次第では政権を取る可能性が大きいそうです。ネオコンやDSの存在を意識している政党です。
★10月の選挙しだいでは「法と正義」が与党でなくなるため、ウクライナ支援は出来なくなる。そのため、今のドゥダ政権は焦っています。世界が懸念しているのはここなんです。ロシアを必要以上に刺激してしまえば、世界大戦に突入し、核戦争も起こりえるからです。ネオコンに背中を突かれて鉄砲玉をやるかもしれません。
★ 続いて、ロシアの前大統領で安全保障理事会副議長のメドベージュさんが数日前に語った内容です。それは、ウクライナをロシアとポーランドで分割する案についてのお話でした。
「ポーランドの指導者たちは、すでにウクライナの指導者と連邦について話し合っている。ウクライナを分割して、我々は残った地域を手に入れる。」だそうだ。これは初耳でした。
★つまり、ポーランドがウクライナ西部を占領し、東部地域はロシア占領地域になるということだ。確かに私もこれが現実的な案だと思います。ポーランドが出しゃばってウクライナに入れば間違いなく第三次世界大戦に突入します。そして核戦争になる可能性が高いです。ポーランド・ウクライナ連邦は名ばかりで実質的にはポーランドにウクライナが組み込まれるというものです。あんな腐敗政権の下で生きるのならポーランド政権の国民になったほうが幸せなはずです。ただ、
これが多くの人々にとっては一番良いのですが、ネオコンにとっては屈辱でしかありません。ドゥダ大統領を利用して10月の選挙前に何かを仕掛けてくるのではないでしょうか?
★最悪のシナリオ (ネオコンの筋書き)
ポーランドがウクライナに入り、ロシアがポーランド軍を攻撃。
ポーランドがロシアに対して宣戦布告。
NATOが条約第5条を発動。
NATOが戦術核を使用。
第三次世界大戦。
※ ネオコンの影響下にあるポーランドは特別にウクライナを支援してきた。
1/12にはレオパルド戦車派遣をNATO同盟国に要請。
3/16には、ワシントンポストが、ポーランドがウクライナに戦闘機を供 与する最初のNATO加盟国になると発表していた。