ロボットドリームズ
時間がなくて、映画館では観られなかったが、家で観た。
写真の下からネタバレあり注意!
ロボットドリームズは、ニューヨークに住む犬(DOG)とロボットの出会いと別れを描いた映画だ。無声映画なので、台詞は一切なく、だからこそ登場人物たちの表情に注目して見ることになる。DOGとロボットが別れたシーンでは、私は映画の結末を予想し、その予想が外れてほしいと願った。しかし、残念ながら予想は当たってしまった。DOGはロボットとの別れの後、他の人々と交流しようとするが、うまくいかなかった。結局、新しいロボットを購入して友達になったものの、新しい関係に慣れるまでには時間がかかった。その過程は私自身の経験とも重なり、非常に共感できた。
物語の終盤、主人公たちが再び出会うことなく終わる瞬間はとても悲しかった。しかし、主人公たちは自分たちなりの新しい出会いを受け入れ、別れたロボットとの思い出の曲を聴きながら踊るシーンは、この映画のハイライトだと言える。
「出会いがあれば、別れもある」というのは避けられない現実だが、別れは必ずしも悲しいことではない。私たちは新しい関係を作りながら前に進んでいく。しかし、前の関係で分かち合った記憶を忘れずに生きていくことが大切だ。『ロボットドリームズ』は、別れが訪れたときに私たちはどうすべきかを教えてくれる映画である。
関係に疲れたときこの映画を観るのはどうだろうか。