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40代、UAE受けた記録(術前編)

※これは自分が子宮動脈塞栓術(UAE)を受けた個人的な記録です。
 参考程度にお読みください。

前回からの続き。

子宮全摘手術勧められて、何か他に打開策は無いかと模索する日々。
特に姉が協力的で「次回診察ついていくから」と応援快諾。
更に色々と調べてくれた。
とはいえ、子宮筋腫のみを摘出する腹腔鏡手術のお伺いすら「やるだけ無駄(要約)」でバッサリいかれたからなぁ……と思っていた数日後。

姉からメッセージ。
「別の方法見つけたで(要約)」→URL添付

ま?
マジで?

これがUAE(子宮動脈塞栓術)を知るきっかけとなりました。

詳しくはこちら。

当時見せてもらった記事は上記URLと県内の個人クリニック。
そこではカテーテル手術で子宮内の筋腫につながっている動脈へ塞栓物質を注入→動脈詰まる→子宮筋腫に栄養がいかなくなる→筋腫が枯れて縮む、といった内容の手術を施し、子宮を温存したまま筋腫を小さくできるとのこと。
この場合、通常の開腹手術よりもダメージが少なく短い期間で仕事に復帰もできるとか。

ええええ~~~そんな都合のいい手術あるんですか~~~~?
いやあるんだ~~~すっげ~~~(現実逃避からじわじわ意識が戻ってくる)
現実にあるんだ。
正直ちょっとどころでなく感動しました。
もう九割全摘だろうなと底の底まで凹んでいましたので。

……あっ、じゃあこれ受けたらいいのでは?と思ったその時。

「保険適用外」の五文字が。
そう、当時見たクリニックでは保険適用外の実費負担のみでした。(理由は次回)
金額も……まあまあ高額。ですよねー!そんな上手い話が!いやひとまずセカンドオピニオンしとく?となりかけたその時。

「他に出来る施設も調べたら?(by姉)」

ハッ、確かに。
という訳で調べましたよ。
「保険適応」かつ「県内」でやってるところないかなーと調べましたところ。

ありました。

今かかってる婦人科と同じ病院でなぁーーー!!!
マジかお前。いや本当にマジか。
灯台下暗しってレベルじゃない。
しかもここと前述のクリニック含めて県内では手で数えられるぐらいの施設しかやってない。
とんでもない偶然だ……と驚く一方で。
知らなかったんですけど!となりましたが、理由は簡単。

科が違ってた。
最初に受診したのは婦人科。
で、UAEは手術の仕様と流れから「放射線科」だったという。
おお、なんと……。
(後々、質疑応答して思ったのですが、婦人科としては全摘が最適解という話だったんだろうなと。その方が一度の手術で済む+無駄な費用がかからない+術後も生理に関わる悪い点が全てなくなる、それに加えて年齢的に43歳という微妙な年齢。現時点で、腹腔鏡による筋腫除去受けてもUAE受けても、閉経まで10年以上の時間が見込めるとするなら再発するリスクがまあまあ高い。(UAEだと10〜20%くらい再発するとか)どちらにせよ、二度目の手術はリスクが上がる。開腹ともなれば回復にかかる時間が増える等、それを考えたら…という感じでした。これは二回目の説明聞いて腑に落ちたのでここで明記しておこう。この閉経まで〜という時間の問題は何度も言われましたし、再発して再度過多月経になったら多分腹腔鏡だけじゃなくて多少の切腹イコール開腹だろうな……とは思うのですが、心情として全摘選べなかったんですよね……という)

ですが、知ってしまったなら連絡する他ない。
放射線科のURLからメール問い合わせがあり、早速メールを送ると「今度婦人科の受診で来られた時に、来てもらえたら説明しますよ(要約)」とのこと。婦人科からカルテも見せてもらうので、と連絡をいただき準備万端。

姉とは打ち合わせで「次回の説明と質問時に腹腔鏡手術が受けられなさそうな場合、UAEの話も聞いて、良さそうならこっち(UAE)受けるのも視野に入れていこうか」という話でまとまり、二人で向かいました。(続きます)


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