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How to live 2023.04

最近の人生の記録の計画を記します。

今の私のステータス
・時給1200円の派遣社員(平日フルタイム)1年1ヶ月
・個人事業主(主にグラフィックデザイン、たまに飲食出店)


■いまの価値観

最初にカフェ明星の構想を思い描いた当時と今では、自分の価値観も変わってきたと思う。
まずは現在の私の価値観はこちら。

「パートナーとの生活を大事にしながら、自己表現(※)の欲求も満たしていくことが理想的な生き方」
 ※手段はある程度問わない

■大前提として

人生で同時に大事にできるものって、超頑張っても2つ(…も無いかも)って最近すごく思う。

ここでの“大事にする“っていうのはただの気持ちの問題ではなく、人生の有限資源である「お金」と「時間」をしっかりかけて向き合えること、という意味。

最初にZINEを書いたときの“大事にしてたもの“は単純に、「自分の夢=カフェ開店につながる全てのこと」だったな。

一方で、今の私が人生で大事にしたいもの1位は、パートナーとの暮らしをより良くすること。
より良くしていった先の理想的な状態とは、私も彼もお互いが生きやすく、それぞれの目標の実現ができる環境。
それをするためには、お互いの人生のすり合わせが必要(ここ重要)。

■宙ぶらりんの人生

主たる収入というか、ライスワークというか、なりわいというか。
私はそれを、“個人経営の飲食店“にしたいのか?
この問いは、ゲストハウス「なり」での間借りカフェ営業を閉店させた2020年10月からずっとずっとぐるぐる考えている。
そして今は、「したい」「したくない」どっちの理由もある。

(「したい」わたしの脳内
人生でここまで葛藤するくらいにやりたいことがあるってそれだけで財産。
他のことやりたくないならやるべき。
すでに大事なお客さんたちもいるし、できる!
いつ死ぬかわからない。やらないで死んだら私は後悔するんじゃないか?)

(「したくない」わたしの脳内
今の自分の資金とアイディアだけでは、オープンはできたとしても、ちゃんと“続けて“いけるお店ってきびしい。飲食業で、個人事業で、雪降る新潟の土地で。
今までは楽しければ人生を捧げてもいい、貧乏でも構わないって思ってたけど今は少し違う。
あと、ネットの口コミというものが本当に無理。それに耐えなきゃいけないんだよな。)

でも、マジでずっとずっとずっと考えすぎて人生のプランがA、B、C、Dプランくらいまである。
それぞれ「今後しばらくの人生で何を大事にするか」で分岐している。

私は何をも諦めきれてなくて、何も決断できてないという状況を1年くらい続けてきた。

でもどこかに重きをおかないと、ずっと宙ぶらりんで中途半端で・・・。
こんな状態では、そもそもA〜Dプランのどれをも、成せない。それは結構つらい。

だから自分になんとか言い聞かせて今はまず、ある一つの方向性に向かってみることにした。

以下、その方向性に向かうことになったから、私がカフェ明星に対するスタンスを変えてみたよという話になります。

■「飲食出店」の立ち位置

いまはカレーなどを販売する間借りでの“飲食出店“を、暖かい時期に月に1度くらいしている。
カフェ明星の活動の中では、一番わかりやすく"カフェ"らしい事。

今まではこの活動について「将来お店をやるための種まき」「知名度を上げるチャンス」「お店を作るための収入源」と考えていた。

しかし最近では、これを「自分へのご褒美」だと捉え直した。

「会社員だけど休日は音楽やってます」みたいな感じに近い。

この“飲食出店“の活動は、自分が一番生きてる喜びを感じる。
カフェ明星の名前で出店しコンセプトを提示して、食べ物を提供して、過ごしてもらう空間を整える。
そうしてこちらが投げたボールに対して、レスポンスが目の前で返ってくる。
「美味しかったよ」「居心地良かった」「刺激を受けた」という反応をもらえたり、長い期間で徐々にお客さんとの関係性が構築されたり。

はっきり言って、カフェ明星は個人の承認欲求から生まれた店だ。
とある観点ではこれを良くないと判断する人もいると思うけど、良し悪しは置いておいて、まずはそうだと事実を伝えさせて欲しい。

「カフェ」という媒体を通して社会に向けて自己表現して、いいねって承認してほしいという私の根本的な承認欲求が、一番ダイレクトに目の前で実感できるのがたまらない。
そして私が明日も生き生きと人生を続けていける。

ご褒美。
でも、ご褒美感覚でできるのは、経済的に余裕があってこそ!
というのがポイントである。

■みんなに語った夢が実現できない自分との付き合い方

個人事業でサバイブするのは本当にかっこいい生き方だと思う。
いくらでもやりようがあるし、収入も青天井だし、絶対に会社員より面白い。
心から憧れている店主もいっぱいいる。

でも、
・リスクを背負って挑戦する
・はじめに語った夢をブレずにやり通す
・いい波、勢いに乗って開店させる
逆にこれらができないと、かっこ悪い生き方のかな?

かっこいい/悪いとか、そもそも誰からの目線を気にしているのかという話だけど…
今の私にとっては、かっこよく生きることよりも、私の一番大事にしたいことを実現させることのほうが重要だと思っている。

私が数年後に開店させたいと語っていたので、1〜3年後の感覚でカフェ明星の店舗開店を楽しみにしてくれている人もたくさんいる。
その人たちの顔が浮かんで非常に申し訳ないと思うし、できなくて悔しいのは事実だし、心苦しいけど…。
私の身体は一つで、私の人生は一回なので、仕方ない。ごめんなさい。

じゃあ、どうなったらカフェ(飲食店)を本業にできるって思うのか?というと、めーっちゃお金持ちになることです。
それか、ものすごーく安い家賃の物件に出会う。
どちらもすぐには叶わない。

ちょっと前に"実験"と称して行った、「カフェを週3でやって、そのお店をするためにバイトとデザインで稼ぎを作る」というやり方。
楽しいんだけど普通に体力も気力も足りないし、生きるだけで精一杯という感じだった。
↓当時のnote

(実験してよかった。)

これが自分でお店持ってローンを払い続けることになるなら、なおさらヤバい。

■カフェ明星はおわらない

結論としては、カフェ明星の近年中の店舗オープンは一旦諦めるプランを選んだ。
ただし、私はカフェ明星の屋号は絶対に捨てない。
実はさっきからしつこく書いている「カフェ(飲食)」の(飲食)がポイントで、飲食店としてのカフェ明星は!こうなりました、という話です。

カフェ明星はずっと育てていく。

これからも月一くらいの飲食出店とグラフィックデザイン、ZINEを作ることがカフェ明星の主な活動になるかもしれないけど、それでもカフェって言い張っていく。

■やってみたいことがある

話を戻すと、では自分の中の自己表現の欲求オバケとはどう付き合っていくか?

とある人にこんなことを言われた。
「あなたは、(大学の時に見つけた一つの夢である)カフェしかまだ知らない」
「あなたの能力を発揮するステージは、カフェだけじゃ勿体無い」

いや待ってよ、「カフェ」って言いつつもラジオやグラフィックデザインもやってるよ、そもそもこの含みを持たせられる前提で「カフェ」って名乗ってるのであって、結構すでに色々やってない?アタシ…
そう反論したくなったけど、その人曰く、私の持っているスキルを使ってまだまだこの現代の社会でこそできることがある。とのこと。

褒められた気がして悪い気はしない。

それについて自分なりにしばらく真剣に考えてみたところ、今かなり挑戦したくなっている。
なぜならそれは自己表現の一つの方法でもあるから。
つまり、自己表現の欲求をカフェ以外の形で発散させる手段。

でもそれは準備が必要で、芽が出るまでに時間がかかる。
ビッグドリーム的だけど、うまくいけば数年後にお金もついてくるかな。

それの下積みをしながら何か仕事をするなら就職かなと思った。
そこで仕事としてカフェ(飲食店)をやっちゃったら、やはりカフェに全身全霊100%捧げたくなるから。

…ぼかして書いてるとなんかすごく怪しいことに聞こえるけど、詐欺とかネットワークビジネスとかじゃないので安心してください。まだ言いたくないだけ!

■正社員の内定もらった

派遣社員から正社員への転職活動を始めて1ヶ月。
やっと1社内定をもらえた。7月からそこで働く。
全然受からなかったらもうヤケになろうと企んでいたけど、受かっちゃったのでそっちのプランに切り替えた。
ちゃんと誠実に、しばらく働く予定。

・転職活動の感想がたくさんあるので記事を別にします
・一方で、派遣社員として働くことについて振り返ったので記事を別にします

■最後に

個人的には色々な変革なんだけど、他者から見る私の働き方の構造は、全然ここ1年と変わらない。
↓これ
[主たる収入:平日フルタイム会社員]+[サブ収入:デザイン・間借り飲食出店]

変わったのは、
・「会社員」の中身を派遣社員から正社員へ
・「会社員」として稼ぐ目的
・「飲食出店」に対する心の中のスタンス

どうなんだろう、3年半ぶりの正社員。
めちゃ忙しくて副業できないとかあるのかな。
まだわからないけど、でもとにかく楽しく生きる。

うーん色々書いたけど、最後の最後に怖いことを言います。
私にとっては重大な事実。

"自分の考えた空間でカフェをやりたい"欲求がまだクリアーできていない。

この地雷が処理できていないので、会社員をやっている中でいつか突然爆発するかもしれない。キャ〜

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