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お肉が入っていないカレーをつくった話

カフェ明星のInstagramにて、過去のスパイスカレーを作った経緯について投稿しました。
ちょっとした長さになったので記録として、そのままnoteにも。

「野菜と発酵のスパイスカレー」

2/17.18.20の、初登場&限定カレーでした!
歯ごたえを残した野菜とスパイス、そして発酵食品で作ったカレーです。乳製品は入ってます。

こちらを作ってみようと思った経緯は少し特別でして…以下、長くなります!

🥕🧅🍅🥬

2/20に開催した「Hello!Barista vol.3」では、ゲストバリスタのなつみさんとコラボ。 @nnnn_cafe

大盛況の当日はもちろんのこと、事前にふたりで行った打ち合わせからして熱量があり、すばらしいものでした。

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↑打ち合わせでもラテを飲む図


その打ち合わせの最後。
なつみさんに、何か言いたいことありますか?と聞いた時、「わたし、今回のイベントは"チャレンジ"です。だからあかるいさんも、なにか"チャレンジ"なメニューにしてください!」と言われました。

☕︎

その言葉を聞いて、すぐに浮かんだのがずっと"チャレンジ"してみたかった、とあるカレー。
それが今回の、肉や魚を使わない、野菜とスパイスだけで作るカレーでした。

ここ数年で、わたしはベジタリアンやヴィーガンの方のお料理を食べる機会が何度かあり、その度に、料理の美味しさに感動するとともに、色々考えました。

普段、わたしはお肉お魚大〜好き!なコドモ舌なので、例えばカレー屋さんでベジとマトンが選べるなら、絶対マトンー!!✊みたいなセレクトをしていました。
(ほぼ同じ金額ならお肉食べて満足感を得たい!みたいな、ケチ根性もちょっと入ってます。)

でも、お野菜の美味しい料理を食べてふと気づきました。
肉・魚も、カレーの味を構成する味の要素の"一部"だという発想が欠けていたかも?しれない? (うまく言葉にできない)

つまり、肉が入っているときの完璧さがあり、肉が入っていないときの完璧さもある。

「肉が入っていないから不完全」では、決して、無いんだ!という。

なんだか、いままで脇役として考えていた野菜のひとつひとつの味にちゃんと着目できていただろうか?と立ち止まって考えてしまいました。

そして、「野菜のみで完璧」なカレーかっこいいな、わたしも作ってみたい。そういうスパイスの調合も考えてみたい!という憧れが生まれました。

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だから、今回の「野菜と発酵のスパイスカレー」では、ベジタリアンやヴィーガン的視点で生まれたカレーではありません。

でも結果的に、そういった料理への個人的な感動と気づき、そして憧れから生まれた"チャレンジ"でした。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
カレー作りはやはり楽しいです。

4月からはすこしリニューアルした「スパイスカレー」を出していきますので、また食べに来てくださいね!

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