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#地方移住

大樹町のUな人 ー 播間章浩さん

こんにちは!町民ライター&大樹町移住コーディネーターの岡山ひろみです。 この度、「Uな人」というシリーズを始めます!「Uな人」とは、大樹町で生まれ、自らの意思で町を出たにもかかわらず大樹町に戻ってきた、いわゆる「Uターン」を選択した方々にインタビューする企画です。記念すべき第1回目は、播間章浩(はりま あきひろ)さんにインタビューしました! 播間さんは、1984年生まれ。高校生まで大樹町で過ごし、大学進学を機に札幌市に拠点を移します。2008年に司法書士試験に合格し、その

大樹町の移住コーディネーターになりました!

皆さんこんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 実は私、2022年4月から、大樹町の移住コーディネーターを務めることになりました。移住コーディネーターの主な役割は、移住を検討している方や、移住してきたばかりの方へのサポートです。どうぞ、よろしくお願いいたします! 移住者だから戸惑うアレコレ私が札幌から大樹町に引っ越してきたのは2年前。いま振り返ると、町民の方が驚くようなことに躓き、悩み、不安を抱えていました。 ▲こちらは、初めて「宇宙のまち大樹町note」に書いた、私

これで冬を乗り越えた!大樹町民のとっておき防寒具セレクション【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 道路の両脇にある雪山がどんどん小さくなり、大樹町の長かった寒い冬が終わろうとしています。 昨年、大樹町の冬は寒いという記事を書きましたが、特に1月・2月がとても寒いのです。気象庁のホームページで大樹町の平均気温を調べてみました。1991年から2020年の間の平均値は、1月の日最高気温がマイナス1.8度、日最低気温がマイナス16.8度。2月の日最高気温がマイナス1度で、日最低気温がマイナス16.8度。(余談ですが…過去45年間のう

小学生の地引網体験は、漁協青年部の熱い思いが込められている素敵な行事だった【岡山ひろみ】

みなさんこんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 大樹町は港もあり、牧場もあり、畑もある、一次産業が盛んな町です。漁業に関しては2つの漁港があり、サケやマス、ホッキ、シシャモ、ツブなどが水揚げされ、一年を通して立派な魚介類がスーパーマーケットに並んでいます。 そんな水産物はとっても身近ですが、漁をしているところを実際に見たことがある方は少ないのではないでしょうか?ましてや、漁を体験したことがある方は、きっともっと少ないですよね。大樹町では、小学4年生になると、大樹漁協青

萠和山で小学生が火おこし体験!STEPの体験学習を見学してみた【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 先週、「「生きる力」を育む。ーSTEP(南十勝長期宿泊体験交流協議会)って何?」という記事が公開されました。そのSTEPが、昨年12月18日に大樹町の萠和山山麓にあるインカルシペ白樺という宿泊施設の敷地内で実施した「火おこし・調理体験学習」をご紹介します! この日の気温は0度前後で冬にしては暖かく(※)天気は晴れ。少し風が強いのが気になりますが、絶好の体験学習日和です! ※大樹町の1月半ば〜2月半ばは最低気温がマイナス20度に

広尾町地域おこし協力隊募集!たった一人の企画書から始まった広尾町の挑戦に、あなたの個性をぶつけてみませんか?

2013年、町の各産業団体から集まった若者たちの集まりの中で、1人の酪農家の女性が「もっと酪農のことを楽しみながら知ってもらいたい」という想いを込めた企画書を提案しました。その企画書を見た若手漁師は衝撃を受け、賛同。協力者として動き回ることを決めました。企画書はその年に開催されたピロロフェスというイベントとして大成功。イベントはさらに進化をし、生産者自ら企画する一次産業観光プログラムの企画実行団体ピロロツーリズム推進協議会として動き出し、地域住民だけでなく100人以上の町外か

「仕事」ではなく「暮らし」を大事にしたい。大企業から中札内村を選んだ夫婦に不安はなかったのか?【#道東ではたらく】

豊かな自然に囲まれた札内川園地キャンプ場の指定管理者として運営をしている株式会社AOILO。前編では、札内川園地キャンプ場の紹介やそこでのお仕事についてお話を伺いました。 後編では、中札内村で2020年12月に設立したばかりの会社、株式会社AOILOの2人が、なぜ地域おこし協力隊として神奈川県横浜市からやってきたのか?なぜ中札内村だったのか?など、2人のパーソナルな部分と、中札内村の暮らしについて、詳しくお聞きします。 20年後も想像ができてしまう道に、ワクワクできなかっ

日高山脈の麓、十勝のキャンプ場運営スタッフを募集!豊かな自然と隣り合わせで暮らしませんか?【#道東ではたらく】

こんにちは。ライターの岡山ひろみです。2020年5月に大樹町に移住し、故郷札幌市と行き来しながらライターをしています。 今回の「#道東ではたらく」第13弾は、中札内村で2020年12月に設立した株式会社AOILO(アオイロ)です。AOILOは代表取締役の梶山智大(かじやま ともひろ)さんと、梶山千裕(かじやま ちひろ)さんの夫婦2人で運営しています。2人は、2018年に中札内村地域おこし協力隊として神奈川県横浜市からやってきました。 現在、AOILOでは、「アウトドア事業

なんてことのない、冬の楽しみ【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 前回は、『大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】』にて除雪の洗礼を受けた話を書きました。しかし後日、大量の雪が降り(1日で75cm積もったようです)、「あれは序章に過ぎなかった…」と思ったのでした。 大樹に限らず、北海道の冬は長いです。1年のうち5ヶ月間くらいは「寒い〜〜〜」と言っている気がします。大樹に引っ越してからは、生まれて初めて−20度を下回る世界を経験しました。 よく−20度にもなると鼻毛が凍ると聞きますが、実

大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】

1月7日、この日は眠気よりも使命感と謎の高揚で、私はいつもより30分早く目が覚めた。まだ太陽の気配なくひんやりとしている中、長靴と手袋を履き(北海道では手袋のことを「はめる」「する」ではなく「はく」という)大きなスコップを片手に外へ出た。そう、除雪である。 この冬、十勝は異常気象ともいわれるほど初雪が遅く、未だに積雪も少ないようだ。近所のスキー場は雪が足りないせいで未だにオープンできていない。札幌で生まれ育った私も驚くほど雪がなく、大樹に限っていえば、今シーズン初めて積もる

『意識が高くない移住』でも、良いと思う。【岡山ひろみ】

皆様はじめまして!2020年5月に、札幌から大樹町に移住してきた、岡山ひろみと申します。ず〜〜〜〜〜っと「おかぴー」と呼ばれているので、みなさんぜひ見かけたらおかぴーと呼んでください。 そんな私は、夫と猫2匹と暮らしています。今回は自己紹介も兼ねて、私がどんな仕事をしていて、どんなところに住んでいるのか、なぜ大樹町に来たのか、ということを書いてみようと思います。 景色に一目惚れして「都会で暮らさない」ことをリアルに考えた2019年1月。11年の東京生活でボロボロになり、2