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【保育】作業 人件費

保育に限らずかもしれないけれど、
人が動くということは、お金が発生するということを働いている人がみんな認識していると、園が潤滑にまわりだすと思うのです。

保育者は、本当に様々なものを作ります。
それが良いとか悪いとか、そんなことを言いたいのではありません。
材料費で考えると安くても、
例えば、5人の保育者が保育後2時間。約10日かけて作った。保育者を時給換算すると1人1,200円だ。
となれば【作業人件費120,000円】が材料費に上乗せになる。本当に安いのか?

と思うのです。

そこで、やっぱり作った方が安いよね。となるかもしれません。
そうでない場合、心の問題がまだあったりします。

例えばそこで、いままで手作りしていた、イベントで使う子どもへのプレゼントを買うという選択になったとします。

そこで浮いた作業時間100時間を、

  • 練習時間に当てて、イベントで先生たちから音楽のプレゼントしよう!

  • 園内研修の時間に当てて、日々の保育や、保育者の連携を深めよう!

  • 普段なかなか行き届かない所の環境整備に当てよう!

いくらでも、違う形で、その分を子どもたちへ還元できると思うのです。
そして、その還元の仕方を保護者に丁寧に説明すれば、モノがあふれかえっている現代社会で、必死に子育てされている保護者の方々。
モノではなく、体験や経験として子どもに還元されるならば、感謝してくださる方の方が圧倒的に多いと思うのです。

そして、手作り品でなくとも、
【紹介の仕方】【手渡し方】【雰囲気作り】。それらを上手に使い、私たちはプロとして、
モノにエピソードを載せ、最高の思い出をプレゼントすることは得意だと思うのです。



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