
【遊びを終える】気持ちを切り替える言葉がけのヒント
「ごはん食べるよ、片付けて」「まだ~(涙)」
「もう、おしまい」「もっと!やだ!」
こんな会話1日に何回すりゃいいんだ…(TДT)もう、声かけるの怖いよ…(TДT)
なんて、よくありません?(笑)
気持ちの切り替えには、ポイントやコツがあったりします。
万人に通じる訳ではありませんが、うまくいく確率が上がるとは思いますよ(*^^*)
1.事前に次の楽しみを伝える。
「今日のご飯は、○○(好物)だよ~」「公園で、滑り台しよ~」「お風呂で船で遊びたいな~」などなど、次の楽しみを伝えるのです。
ポイントは楽しみであることです。
まだ目に見えるものが、人生の全ての発達段階である子どもたちにとって、先読みは難しいのです。見通しを伝えてもらうと、気持ち切り替えの大きなきっかけになります。
「食べたい!」「行きたい!」となったら、
「よし、じゃあさっさと、このおもちゃ片付けちゃおう!」と、誘えばいいのです。
「片付けないと、遊べないよ」と言うよりも、「わーい、唐揚げ♬唐揚げ♬」と言いながら大人も一緒に片付けてしまえば、スムーズです。(片付けの最後の1個はお子さんに。)
詳しくはこちら↓
2.選択してもらう
「【3つだけお片付け】がいい?【5個もお片付け】がいい?どっちがいい?」など、ちょっとした差をつけて、選んでもらうのです。
どちらを選んでもやらなきゃいけないことには、変わりないのですが、園児の間くらいまでは、
選べることが嬉しくて、意外と素直に選んでくれます。!!(゜ロ゜ノ)ノ
小学生くらいになると、「どっち選んでも、やらなきゃいかんじゃないかー!」と気付いて怒ってしまいます。
そうなる前に、習慣化するのに適したありがたい脳の状態だと思い、上手に選んでもらってみてくださいね。決してバカにするような態度をとってはダメですよ。2度とのってくれない所か、大人を信頼しなくなります。
3.自分で終わりを決めてもらう
「そろそろご飯にしたいんだけど、どこで終わるかな?」と相談してみる。
「あと何回やったらおしまいにできる?」
「時計の針がいくつになったら、おしまいにする?」
と、自分で終わりを決めてもらう。
そのとき、何故終わりにするのか「○○するから」と理由も必ず一緒に伝えてあげてくださいね。
自分で決めた時には、急かしたり、否定したりせず、見守ってあげると、今後自分で決定することを守ろうとしやすくなります。
もし子どもが「あと10回!」と答えて、『それは…長すぎる…』と感じた場合は、
「ご飯冷めちゃうから、もう少し短くしてくれると助かるんだけれど」と、交渉し、
また自己決定を、子どもに委ねることを継続するといった、めちゃめちゃ高度なことが出来たら、めちゃめちゃスゴいです(*´▽`)
ちなみに私は…保育では出来ても、多分…我が子には…きっと…あんまり出来ていなかったと思います。。( >Д<;)必死すぎてほぼ記憶なし。
いまは時間がかかっても、発達として長い目でみた時に、とても近道になっていますよ。と母としてではなく、保育士として、情報をお伝えしておきます ( ゜ε゚;)
ここまでは、難しいかもしれませんが、
うまくいったり、行かなかったりしながら、気付いたらうまくいっていることが増えているものです。
うまくいっても、いかなくても、一喜一憂せず、「今はそんな時間だった~」と、捉えてみてくださいね。
どなたかの、参考になれていれば、嬉しいです。( ´・∀・)
↑こちらの過去記事も参考にどうぞ(^-^)/