書類作成を、強みにする話
幼稚園、保育園、こども園…などなど保育の世界では、
信じられない数の書類と、にらめっこすることが、仕事なんじゃないか…と、時々白目をむきたくなってる…むいてる…( ゜д゜)ポカーン
若い先生に、
書類作成が、若いとき程、苦では無くなった私が、ちょいとアドバイスを送った話σ(*´∀`*)
やることは、1つ。
『反省』を『ポジティブに書く』意識をすること。
『○○を継続したことで、更に○○したい。という姿が出てきた。今後も継続していく。』
『○○を環境構成に入れることで、○○をすることが出来た。今後の参考にする。』
という感じ。
やっている人はやっているけど、やってる人は、私の知る限り、意外と少ない。
『反省』と聞くと、出来なかったことに目が行きがちだけれど、
1日保育が滞りなく終わったということは、保育が1日出来たということ。
まず、出来たことを見つける。
意図的だったとしても、偶然だったとしても、自分が関わったことで変化があったこと(継続できたこと)を書いていく。
次から、意図的に確実に出来るようになるために。
出来たことに毎日、目をむけていると、
普段の保育中も、上手くいったことを自分の目が探すようになります。
人は、同じ景色を見ていても、『私』と『あなた』では、見え方が全く違ったりします。
人は、様々な景色の中で、自分が見たいもの(意識したもの)しか見ないのです。
見えたもので、受け止め方が変わります。
「また、ケンカしてる」と思うのか、
「ちゃんと、自分の意見を主張できたね」
と思うのか。
受け止め方で、声のかけ方が変わります。
「何で、すぐケンカするの」と言うのか、
「ちゃんと、どうしたいか言えたんだね。でもね、手で伝えるんじゃなくて、口で言えると良かったかな。」と言うのか。
せっかく…こんなにある書類。どうせ書くなら、書類作成を通して、
見たいもの(意識したいもの)を、意図的に変えるのです。
もちろん、うまく行かなかったことも記入します。でも、出来なかった。では終わりません。
『○○をねらいに、○○をしたが、○○となり、ねらいとズレてしまった。今後の課題にする。』という具合。
こんな書き方を意識していると、ねらいの作成だって、個別支援計画だって、要録だって、スラスラ出てきます。
だって、もう反省の中で課題になることも記入しちゃってる( ´∀` )b
PDCAサイクルが出来ちゃってるんだな~
(この角度からの話は、またいつか)
これには、オマケもあって、
懇談会や、日常の保護者対応の時にも、
スラスラっと、明るい未来の見えそうな言葉が出やすくなりますよ。( *´艸`)
たかが、反省。されど、反省。
信じられないかもしれないけれど、この反省が使えるようになると、いろんなことが、急激に成長する。
自分が取得するべき力が、自然と分かるから。
努力の方向性は、大事。