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保育者向け

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保育現場で、一緒に『明るい未来の話がしたい』先生に、ぜひ読んでもらいたいものをまとめました♬
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#教育

『聞いてね~』と言うより聞いてもらえる方法

『聞いてね~』と言うより聞いてもらえる方法

多くの子どもたちの目の前に立ち、話をする場面。
『大事なこと話すから、聞いててね』と思えば思うほど、大きな声になってしまうのは、人間の性ですね。

実は、もっと効果的なテクニックはあります。
それは、まさかの
『小声』で話すこと( -∀・)

みーんなビックリするんですけどね。
『聞いててね~』『見ててね~』と言うより、何十倍も効果があります。

私は、保育しながら、空気感や雰囲気を作るとよく書い

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『あれは、ワガママだよね?』と聞かれた話

『あれは、ワガママだよね?』と聞かれた話

ある園で働いていた時、
乳児さんの時から通っている、幼児さん。

色々分かる年齢になったからか、
『ママがいい』『ママが来るまで、今日は部屋(保育室)いかない』
『遊ばない!ぅわー!』と、時々、火が着いたように長時間泣き叫ぶ子がいました。

普段は、友だちと同じタイミングで生活しているのですが、時々スイッチが入ると、絶対に動きません。

声をかければ、逆効果で、更に大声で叫び、長引きます。

普段

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保育実践『物理的な、立ち位置』の話

保育実践『物理的な、立ち位置』の話

今日は、子どもと1対1で関わるとき、その子に何を学んで欲しいかで、私は物理的な身体の向きを変えるという話です(笑)

かなりコアな話です(笑)

↑↑私が大事にしている、保育の基本スタイルはこれです👀
これの技術の1つを、今日は書いています🫢
よければ、お付き合いください♬

『立ち位置の話』

例えば、乳児の子どもと1対1になる場面。一時的なことが多いと思いますが、一日に何度もありますね。

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『趣味を【保育】にしちゃダメだよ』と言われた話

『趣味を【保育】にしちゃダメだよ』と言われた話

若い時に、ある研修で言われた言葉です。

『趣味を保育にしちゃダメだよ。』

若いときは、保育が頭から離れず、保育準備をしたり、教材を作ったり、、、
起きてから寝るまで。なんなら、夢の中まで…仕事のことが、頭の中をしめていました(笑)

保育って、とても奥深いし、知れば知るほど興味深くなるものです。
知らないことだらけだし、早く1人前にもなりたいし。必死でした。

『切り離す』が、よく分からず、こ

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あらゆる研修で紹介されていた本の話

あらゆる研修で紹介されていた本の話

私は、
保育士資格・幼稚園教諭免許・発達障害コミュニケーション中級指導者の資格を持っています。

さて、幼稚園教諭免許は、更新制度があり、その時の研修の中で、ある本を紹介されました。

その本は、その頃勉強していた、発達障害コミュニケーション中級指導者の前、初級指導者のの講義の中でも、何度か取り上げられいた本だったので、気になっていたのです。

しかし、専門的で、当時の私にはなかなか進まず、読むの

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ぐんぐん伸びる凸と、隠れていく凹

ぐんぐん伸びる凸と、隠れていく凹

おいかけっこや、ボール遊びなど、外で走り回ることが大好きで、毎日身体をたくさん動かして楽しんでいる子がいました。
乳児ではなく、幼児さんです。

ある時、他学年が園庭を使うので、走り回ることが一時的に出来なくなり、
『ちょっと、先生と砂場で遊ぼうか』と誘ってみました。

『うん♬』と、砂場に来た彼は、スコップを砂の上で左右に振り始め、友だちが作る山を、笑顔で壊し始めました。 ゚ ゚ ( Д  )

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集団指示『ちゃんと座って』は逆効果な話

集団指示『ちゃんと座って』は逆効果な話

私は、noteに度々『科学的な知識を乗せて保育する』というようなことを書いてきました。

今日はその辺の話をしてみようかと思います。今日は、長いです(;゜∀゜)

私は『発達障害コミュニケーション中級指導者』という、民間資格を持っています。
日本医療福祉教育コミュニケーション協会の資格です。
学校の先生や、保育士という、子どもの前に立つ仕事をしている人には、この勉強をすると、目から鱗なことがたくさ

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【私見です】潜在保育士を、連れ戻す方法

【私見です】潜在保育士を、連れ戻す方法

日本の保育士は、国家資格です。
日本の幼稚園教諭は、教員免許です。

それでもパート時給は、最低賃金とほぼ同様です。

保育士や、学校の先生もそうかもしれません。一般企業と明らかに違うところは、クラスを持てば、3月までは、移動希望的な物はありません。

なんとか3月までは働き続けないと。と大体思い、苦しくなってしまっても、かなり無理して続けようとする人が多いと感じるのです。
少なくとも私自身がそう

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【保育・人材育成】人材育成できる人を育てる

【保育・人材育成】人材育成できる人を育てる

「若い先生が、子どもを注目させれない~」っていう、ある呟きを見て、
『あ。そうか。私、新任の先生に【上手く注目してもらうためのテクニック的なもの】は、ほとんど伝えてなかったわ。』と気付いたのは、新任の先生が2年目に入ったとき👀‼

若い先生を育てる側も、若い先生側も、子どもを惹き付けるテクニックや、手順などに目が行きがちですが、
そこに注力の大半を注ぐと、人材育成はうまくいかない。と私は思ってい

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