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保育者向け

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保育現場で、一緒に『明るい未来の話がしたい』先生に、ぜひ読んでもらいたいものをまとめました♬
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#私の仕事

私がもっと身に付けたい力

私がもっと身に付けたい力

過去私が勤めていた園の、年少の話です。
子どもの机は、4人用でした。

Aくんと、Bくんは向かい合わせに座ります。
Aくんは、うまくいかなかったり、気に入らないことがあると、「きーっ」となりやすい子。
Bくんは、ぼーっとしていることが、多い子。

ある日の給食の時間、
Aくんが、「もう、Bくんなんか嫌いだー!」と突然パニックになり、怒り出しました。
「どうした?どうした?」と聞いても、大パニックで

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【加配保育】離席についての着眼点

【加配保育】離席についての着眼点

【保育・子どもと関わる仕事】に携わっている方に向けての記事となります。
ご家庭に向けては書いておりませんので、ご承知おきください。

幼児の『椅子に座る時間』は、必要か必要ないかの理論はありますが、一旦それは置いておいておきます。

『椅子に座る』1つとっても、
『食事中』『遊んでいる時』『話を聞いている時』など、

どんな場面なのかで、『椅子に座る時間』の意味合いが変わってくると思うのです。

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【加配保育】指示語は、数を見る

【加配保育】指示語は、数を見る

【保育・子どもと関わる仕事】に携わっている方へ向けての記事となります。
ご家庭へ向けては書いておりませんので、ご承知おきください。

何度言っても伝わらないという、困り感がある子たちにとって、
様々な背景が予想されますが、その背景の1つに、

先生が出す【指示語の数】が課題になることがあります。

例えば、
「いまから、外に行くから、トイレ行って、
帽子かぶって、ここに集まってね。」

こんな指示

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昨日、たまたま本を読んだら、1個スキルup✨しちゃった話♬

昨日、たまたま本を読んだら、1個スキルup✨しちゃった話♬

昨日読んだ本↓

この本を読んでいて、
以前書いたこの記事↓が、理論があったんだー!.゚(*゚Д゚*)゚となった話です。

と、書き、その為に1人ひとりとコミュニケーション大事にしてるよ。という内容を書いたのですが、

これを心理学の言葉で『ラポールの形成』と言うそうです。

初めて聞く言葉ではないので、多分どこかで理論を学んだことはあるのでしょうが、覚えておらず、今回本を読んで、『あ、これだ』と

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アウトプット力を上げてる話

アウトプット力を上げてる話

私は、35年くらい、自分の思いを伝えることも、何かを自分の言葉で説明することも、とても苦手でした(笑)←そぉ、つい最近まで(笑)

(でも、子どものエピソードを書く、おたよりは嫌いではなかったんです 笑 自分のことではないので。)

いまでも、得意だとは思っていません。

でも、ここ数年、何かの歯車が噛み合い始めたように、文章を書くようになりました。
noteを通じても、まさかこんなに言いたいこと

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知らぬ間に、時代にのまれていたことに、気付いた話

知らぬ間に、時代にのまれていたことに、気付いた話

最近の保育の研修に出ると、決まり文句のように出てくる言葉があります。
『専門性を高めましょう』
園における保育士の専門性は、本当に多岐に渡ります。

正直…
あれ…スーパーマンになる研修、受けてるんだっけ?🤪
とすら感じたこともあります(/。\)

一人でやろうと思うと、スーパーマンでないと無理ですが、
多分、みんなで同じ方向を向いて、みんなで協力してここを目指して進もうね。
という意味だと私は

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子どもの成長とは逆行する社会的背景

子どもの成長とは逆行する社会的背景

良いとか悪いとか、ダメだとか、そんな話をしたいわけではありません。
ただ、矛盾を知ることで、保育者として出来ることが増える話をしたいのです。

『矛盾を知る』私が新任だった20年前、私は子どもにお便りを配るとき、こんな話をしました。

『いまから配るお手紙はね、今度の遠足の話が載ってるの。ここにはね、持ってくるものも書いておきました。もし、渡すの忘れちゃったら、どうなると思う?』と聞くと、

『持

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【保育・教育】感情論ではなく、科学的根拠に基づけば、質が一気に上がる話

【保育・教育】感情論ではなく、科学的根拠に基づけば、質が一気に上がる話

私は科学的な根拠に基づいて保育をすると、度々記事にしてきました。今日は、その私が頼りにしている科学的な根拠の1つ応用行動分析学(ABA)を使った捉え方や対応を、ふわっと記事にしてみようと思います。
今日は、ちょっと長いです。

保育の現場では、様々な子どもの困った行動に出会います。

お友だちを叩いてしまったり、噛んでしまったり、暴言を浴びせてしまったり、絵本を本棚からひたすらひっくり返す子もいれ

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コミュ力・モンスター(((o(*゚∀゚*)o)))

コミュ力・モンスター(((o(*゚∀゚*)o)))

私は、実はかなりの人見知りです。
仕事スイッチを自分の中で押すことで、別人のように、仕事では、コミュニケーションをとっていくのです(笑)

積極的に子どもや保護者に話しかけます。
声のトーンも上がります(笑)
喋るスピードもゆっくりになります(笑)

こうしようと意識的にしていた訳ではないのですが、自然とこうなっていたようで、回りの人に言われて気付きました(笑)

保育の世界には、ベテランになれば

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保育実践『物理的な、立ち位置』の話

保育実践『物理的な、立ち位置』の話

今日は、子どもと1対1で関わるとき、その子に何を学んで欲しいかで、私は物理的な身体の向きを変えるという話です(笑)

かなりコアな話です(笑)

↑↑私が大事にしている、保育の基本スタイルはこれです👀
これの技術の1つを、今日は書いています🫢
よければ、お付き合いください♬

『立ち位置の話』

例えば、乳児の子どもと1対1になる場面。一時的なことが多いと思いますが、一日に何度もありますね。

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黒子になって、じーっと観察する話

黒子になって、じーっと観察する話

数日前に、保育の仕事のスゴイ!と思う所を載せてみたのですが、もう少し載せてみたくなりました(笑)の自己満足の話ですσ( ̄∇ ̄;)!

いろんな意味での【多様性】が、乱雑している保育業界。
もう、簡単には保育もさせてもらえなくて。

一人ひとりにあった課題や、一人ひとりにあった支援(援助)関わり方の、【その子のキーワード】を見つけて関わることが鍵になるなーっと、常日頃から感じています。

その辺の、

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