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保育者向け

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保育現場で、一緒に『明るい未来の話がしたい』先生に、ぜひ読んでもらいたいものをまとめました♬
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#教員

「走っちゃダメ」は、あいまい言葉な話

「走っちゃダメ」は、あいまい言葉な話

以前、指示語は数を見る話をしました。

一度にたくさんの指示があるよりは、一つの指示に対して、ワンアクション。の方が伝わりやすいこともあるよ。という話でした。

実際にやってみて、効果があった方がいらっしゃるといいな。と思いつつ、
今日は、指示語はあいまいではなく、的確に。という話をします。

指示語には、子どもに伝わりやすい言葉と、伝わりにくい言葉があります。
「ちょっと待って」「ちゃんと見てね

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【加配保育】変わりにやるのではない話

【加配保育】変わりにやるのではない話

クラスみんなにお便りを配ろうとしている場面で、「カバンからお便りをしまう袋を出して。」と全体に声をかけたとき、
『カバンが、まだうまく開けられない』
と、困っている様子の子がいたとします。

そんなとき、全体にスピードを合わせる為に、
保育者が、さっとカバンを開けてあげるということもあるでしょう。

ただ、私は緊急性がない限り、できるだけ子どもに任せる。ことをしたいと思うのです。

「床に置いてか

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【加配保育】離席についての着眼点

【加配保育】離席についての着眼点

【保育・子どもと関わる仕事】に携わっている方に向けての記事となります。
ご家庭に向けては書いておりませんので、ご承知おきください。

幼児の『椅子に座る時間』は、必要か必要ないかの理論はありますが、一旦それは置いておいておきます。

『椅子に座る』1つとっても、
『食事中』『遊んでいる時』『話を聞いている時』など、

どんな場面なのかで、『椅子に座る時間』の意味合いが変わってくると思うのです。

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【加配保育】指示語は、数を見る

【加配保育】指示語は、数を見る

【保育・子どもと関わる仕事】に携わっている方へ向けての記事となります。
ご家庭へ向けては書いておりませんので、ご承知おきください。

何度言っても伝わらないという、困り感がある子たちにとって、
様々な背景が予想されますが、その背景の1つに、

先生が出す【指示語の数】が課題になることがあります。

例えば、
「いまから、外に行くから、トイレ行って、
帽子かぶって、ここに集まってね。」

こんな指示

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【保育・教育】感情論ではなく、科学的根拠に基づけば、質が一気に上がる話

【保育・教育】感情論ではなく、科学的根拠に基づけば、質が一気に上がる話

私は科学的な根拠に基づいて保育をすると、度々記事にしてきました。今日は、その私が頼りにしている科学的な根拠の1つ応用行動分析学(ABA)を使った捉え方や対応を、ふわっと記事にしてみようと思います。
今日は、ちょっと長いです。

保育の現場では、様々な子どもの困った行動に出会います。

お友だちを叩いてしまったり、噛んでしまったり、暴言を浴びせてしまったり、絵本を本棚からひたすらひっくり返す子もいれ

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書類作成を、強みにする話

書類作成を、強みにする話

幼稚園、保育園、こども園…などなど保育の世界では、
信じられない数の書類と、にらめっこすることが、仕事なんじゃないか…と、時々白目をむきたくなってる…むいてる…( ゜д゜)ポカーン
若い先生に、
書類作成が、若いとき程、苦では無くなった私が、ちょいとアドバイスを送った話σ(*´∀`*)

やることは、1つ。
『反省』を『ポジティブに書く』意識をすること。

『○○を継続したことで、更に○○したい

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