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積極的に消極的ライフ。

よく幼少の頃に母親から『電気をつけっぱなし』って怒られたことが有る。
それは大抵、私が人のいない部屋の電気を消さずに居間に来るからだ。
例えば、便所、風呂場、洗面所の照明装置の釦等、歓ていないのに点いている家庭用テレビジョン、家庭用冷蔵庫にしまわれていない調理用マヨネーズもだ。

私はこの怒られの常套句である「~っぱなし」という言葉には全銀河系のあらゆる幼少期の生物が嫌悪感を覚えると思うよ。
なぜかって、いわゆる『消極的』な言葉を幼き者に投げかけても、うまく伝わるどころか、反対に、言われたことをやろうとする気持ちが削がれてしまうからだ。

では、どうすればいいかな。

‘‘積極的な意味‘‘で、相手の行動を促してみてはいかがだろうか。
「電気がつけっぱなし」という言葉は、‘‘電気‘‘が主体となってそれを打ち消す形で「~っぱなしは良くない」という否定がされている。
この事象においては消極的なプロセスを経て、相手の行動を促す目的にたどり着く。ある意味、「耳が痛くなる」と日本の古来からの慣用句で言ったものと同様であるよ・くるよ師匠。

‘‘積極的な意味‘‘であると、まず『電気をつけっぱなし』という消極的な言葉は次のように言い換えられる。

「暗闇を創り上げようぞ」

電気つけっぱ→電気第がかかる→人がいないのに明るい部屋はいらない→だから暗くしたい→人がいない部屋は暗くしたい→暗闇を創りあげようぞ

という風に、電気をこまめに消してほしいお子さんには「暗闇を創り上げようぞ」というなんともゾわゾわする魔術的かつ積極的、魅力的な文言に変わる。

点けっぱのテレビなんかも「静寂を感じせう」と言い放ち、時は平安、諸行無常の響きよろしく、奥ゆかしく厳かな響きと姿を変えるであろう。

卓上にある御醬油や御塩や香辛料、又、化学調味料なんかが出しっぱなしの時は「元来の処へ帰らせ給う」と彼ら調味料`s(2000年結成。リーダーは酢)が帰属意識を持ち得ていることを高らかに宣誓。生まれたばかりの乳吞児もPanasonicの両開き冷蔵庫まで彼らを送り届けるだろう。

このようにして積極的プロセスを経て相手の行動を促すことは、消極的な人生を送っている我々空中男子ボーイandガールには、一種の『恋愛起爆装置(ラブダイナボクス)』に成り得る。

いや、成るに違いnight✨
(そう確信を持った夜のことを指す)。

例えば、愛の告白の瞬間。誰もが貴女を見てしまったら恋をしてしまう、学園のマドンナ・X原X子ちゃんが居たとする(X柳X祐でも可)。

君はクラスでも目立たない演劇部のクソどうしようもない昼休みになったとたん君の席は一軍の女子たちに取られ怯えるようにお弁当を持ち教室から逃げ出して学年の階ではなく1階の職員室の近くのほうのトイレのいちばん奥の個室に入りandroidのスマホで断線してるから片耳しか聞こえないイヤフォンで昨晩の深夜ラジヲを聴きながらむしゃむしゃ弁当食って鼻で呼吸してしまうと便所の強烈な匂いが感じられてしまうから口呼吸でいると何喰ってもなんの味もしなく、まぁこれこそ本当の弁所なんつってひとりでたのしく笑って泣いてでもこのままなんかいやで他人より秀でたなにかなんてないのは百も承知なのに底知れない自信と鏡に映ったユーモアを武器にして世界の終わりとの戦いに敗れてひとり傷つき多くを傷つけそんな夏を送っているとする。


私は今も空中男子を引きずりっぱなしである。
これを積極的に言い換えると「青春」である。



つづく。


                                     





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